記事の目次
- 1.産後クライシスとは?最悪離婚を覚悟しなくちゃいけない?
- 2.【最悪離婚?】産後クライシスの原因とは?1
- 3.【最悪離婚?】産後クライシスの原因とは?2
- 4.【最悪離婚?】産後クライシスの原因とは?3
- 5.【最悪離婚?】産後クライシスの原因とは?4
- 6.【最悪離婚?】産後クライシスの原因とは?5
- 7.【最悪離婚?】産後クライシスの原因とは?6
- 8.【最悪離婚?】産後クライシスの原因とは?7
- 9.【後悔しないために】産後クライシスの離婚以外の解決法とは?1
- 10.【後悔しないために】産後クライシスの離婚以外の解決法とは?2
- 11.【後悔しないために】産後クライシスの離婚以外の解決法とは?3
- 12.【後悔しないために】産後クライシスの離婚以外の解決法とは?4
- 13.【後悔しないために】産後クライシスの離婚以外の解決法とは?5
- 14.【後悔しないために】産後クライシスの離婚以外の解決法とは?6
- 15.【後悔しないために】産後クライシスの離婚以外の解決法とは?7
- 16.産後クライシスになりやすい人とは?1
- 17.産後クライシスになりやすい人とは?2
- 18.産後クライシスになりやすい人とは?3
- 19.産後クライシスは夫婦の試練!いっしょに乗り越えましょう!
産後クライシスとは?最悪離婚を覚悟しなくちゃいけない?
近年、出産した多くの女性が、産後クライシスに陥ると言われています。産後クライシスとは、出産してから2年以内で、夫婦仲が急激に冷めていく現象のことを言います。
平成23年度の厚生労働省がシングルマザーに対して行った調査によると、子供が0~2歳の時に離婚を決意したというデータが30%ほどにも上るそうです。
平成24年にNHKで放映された「あさイチ」という番組で、産後クライシスという現象が提唱されたことも引き金になっています。
いつまでも続くわけでない産後クライシスで、セックスレス、夫婦間の会話がなくなる、挙句離婚なんて、できれば避けたいところですね。
今回、産後クライシスの原因や解決法、そして産後クライシスになりやすい人についてお話します。一生の後悔にならないように、産後クライシスとは何か、しっかり把握しておきましょう。
【最悪離婚?】産後クライシスの原因とは?1
【ママのホルモンバランスの乱れ】
産後クライシスの原因1つ目は、ママのホルモンバランスの乱れによるものです。
妊娠中は女性ホルモンの分泌量がグンと増えますが、出産を終えると、それらのホルモンが急激に減っていきます。ホルモンの急激な変化は、自律神経の乱れも引き起こします。
自律神経が乱れると、体のあちこちに不調が生じ、精神的にも不安定になり、ちょっとしたことでイライラしたり、セックスレスに陥ったりします。
本人の意思とは関係なく、勝手に感情が左右されてしまいます。頭のどこかで「この態度はよくない」とわかっていても、コントロールできない苦しみと戦っているのです。
【最悪離婚?】産後クライシスの原因とは?2
【ママの育児ストレス】
産後クライシスの原因2つ目は、ママの育児ストレスによるものです。
出産を終えた後に待ち構えているのは、24時間休む暇もない子育てタイムです。いつまでも泣き止まない赤ちゃんにつきっきりで世話しなければならないかもしれません。
寝不足に加え、赤ちゃんの抱っこやおんぶによる腰痛と戦う日々で、精神がすり減っていくのも仕方がありません。
生活リズムがないと言っても過言ではなく、赤ちゃんを育てなければならないという使命感や責任感で、ピリピリしがちになるでしょう。
産後体調の回復が遅ければ、さらにピリピリ感は助長されます。いつまでも過酷な子育ては続かないとわかっていても、多大なストレスがママに襲いかかるのです。
【最悪離婚?】産後クライシスの原因とは?3
【夫の協力度合いが低い】
産後クライシスの原因3つ目は、夫の協力度合いが低いことです。
現在は「イクメン」という言葉がかなり浸透してきていますが、実際のところ、妻の理想とするイクメンとは大いにかけ離れているのが現状のようです。
子育てに自発的に参加するよりは、自分のことを優先する自称イクメン夫が多いのです。
さらに悪いことに、妻が「ちょっと手伝ってよ!」と言おうものなら、「オレが稼いでるんだけど」と言い出す始末。これでは妻の心が離れ、セックスレスになってしまうのも無理ありません。
夫は自分が手持ち無沙汰の時だけ子育てするのではなく、妻が普段いかに大変かを理解して、自発的に子育てに参加しなければならないでしょう。
【最悪離婚?】産後クライシスの原因とは?4
【社会に取り残された気になる】
産後クライシスの原因4つ目は、社会に取り残された気になることです。
女性の多くは、結婚すると環境ががらりと変わります。仕事を辞め、新しい場所に移り住み、慣れない子育てに奮闘していると、世界が自分と子供の二人きりのような気分になってきます。
シングルの友達が遊びに来てくれても、話題や感覚がまったく合わなくなったことに愕然としてしまう人もいるでしょう。
今はSNSが発達しているので、少しは社会とつながりを持って、常に誰かと会話している気分になれますが、それでもどこか社会とのつながりが希薄になった感があるのは否めません。
また、今自分が置かれている状況がいつまで続くのかと思うと、気持ちが塞いでしまうこともあるようです。