サーロイン
牛の背中側、リブロースよりもお尻よりの部分。ステーキ用の肉の名前として一番有名ですよね。
ロインとは腰の肉の事ですが、昔イギリスの王さまが、あまりの美味しさから”サー”(貴族の敬称)を付けて呼ぶようにしたという話は有名です。
この高級なビーフを、ご家庭で手作りステーキで食べられたら、夢のようですよね。
ヒレ(テンダーロイン)
フランス語の”filet”を語源とする部位で、関西の方はヘレとも呼ぶようです。
骨盤の中にある、背骨と大腿骨をつなぐ部分のお肉で、ほとんど運動しないためとても柔らかい、脂肪の少ないローカロリーなお肉です。
サーロインの下にあることから英語ではテンダーロインとも呼ばれます。とんかつのメニューのひれかつも、豚のこの部位のお肉を使った料理です。
脂身や筋が少ないので、素人にも加工がしやすく、手作りステーキ向きです。
ショートリブ・ フィンガーリブ
ショートリブは、牛のあばら骨周りの肉で、リブロースの下にあたる部分。日本語で”ともバラ”と呼ばれる部位の上半分です。韓国料理では上カルビと呼ばれます。
同じ部位で、肋骨と肋骨の間の細長い肉が、フィンガーリブ。韓国料理で中落ちカルビと呼ばれる部分です。
どちらも、とても脂が乗りやすい濃厚なあじわいのお肉ですが、筋がたくさん入っていることもあり、手作りステーキにする際は下処理やレシピに工夫がいるかも。
トップブレード
日本名で”ミスジ”と呼ばれる希少部位。牛の肩甲骨の内側にくっついているわずかな部分で、ほとんど運動しないことからとても柔らかな、脂肪分が少ないヘルシーなお肉です。
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それでは、ここからはコストコで扱われている人気&おすすめのステーキ肉を個別に紹介して行きます。コスパ最強のステーキディナーやバーベキューを楽しむことが出来ますよ♪
(価格は2018年1月 コストコ前橋店頭調べ 時期により変動します)
①サーロインニューヨークカット
コストコアメリカンビーフの最高峰、ニューヨークカットです。日本人が『分厚いビフテキ』という言葉でイメージする通りの姿をしています。
別名”1ポンド(450g)ステーキ”とも呼ばれ、名前の由来は、昔ニューヨークの名店が、1ボンド以上のオーダーしか受けなかったからとか、分厚い断面がマンハッタン島のように見えるからとか言われています。
調査日の価格で100g 698円。1パック約1キロで、分厚いステーキ肉4枚入りでした。隣には黒毛和牛4等級が!日米牛肉最高決戦!みたいでした。
見た目がカッコイイだけでなく、肉質も柔らかく、どんな手作りレシピ、焼き方でもおいしく召し上がれます。
4枚入りなら、ご夫婦で1枚ずつにして、残りは冷凍して別の日にいただいてもいいですね。
現在プライムのニューヨークカットは扱い量を減らしているらしく、夕方行くと売り切れていることも。和牛なみの値段ですが、特別な日におすすめしたい、人気商品です。