前髪セットは見られている
みなさんは、誰かに会った時、まずどこに目が行ってどこを見て話しますか?
「目を見て話す」または、「まっすぐ目を見て話すのは苦手だから顔全体を見て話す」と、だいたいはこんな感じではないでしょうか。
どちらにしても、意識するしないに関わらず前髪は相手に100%見られています。
女性であれば、メイクやヘアスタイルはチェックされていると思ってまず間違いはないでしょうね。
アイドルはそれこそ前髪命!ですよね。パッツン前髪だろうと斜め前髪だろうと、歌って踊っても崩れないしキープしたまま!
スプレーなのかワックスなのか、あのふんわりや斜めキープ具合は憧れますよね。
自分の思い描く崩れない前髪になるために大事なことは何なのか、何が必要で何が足りなかったのか探っていきましょう。
前髪セットの出発点は夜!
まず、ヘアスタイルが崩れる原因は、主に湿気です。梅雨の時期などはすぐにへアルタイルが崩れてしまうように、普段でも置かれている環境によってヘアスタイルのキープ時間は変わってくるものです。
癖っ毛の方は特に梅雨の時期や雨の日には苦労しているというセリフを耳にします。
朝時間をかけてセットしても、会社や学校へ着くころにはセットした髪は崩れていますし、乾くと広っがってしまったりと苦労は絶えません。
髪の毛のセットは、夜の洗髪後から始まっています。
シャンプーしたら、すぐにしっかり乾かすことが大事です。
寝癖がどうせつくから・・・と思わずに、しっかり乾かしましょう。寝癖の付き方にも大きな差が出ます。
前髪セットの前にクセ直し
前髪セットの際、寝癖落としとセットをまとめてやっている人も多いですが、まずは髪の毛のクセ直しをしてからセットに取り掛かります。
まずは髪を濡らすわけですが、その時、クセの付いている部分だけでなく、髪の根元から濡らします。
そして、片手で前髪を斜めにならないように気を付けながら、下に引っ張るようにして乾かします。
前髪がパックリと真ん中や斜めから分かれてしまう悩みの場合は、左右の前髪をそれぞれ中心に向かって斜めにブラシでブローすると、根元のクセが解消されます。
髪のクセは根元が原因なので、クセ直しは根元から行いましょう。
前髪セットにアイロンやコテを使おう
前髪をふんわりさせたい場合は、ヘアアイロンを使いましょう。
温度設定は170℃で、2~3秒クルンとキープします。
それ以上長く当ててしまうと、クルンが強くなりすぎてしまうので、ふんわりクルンとさせたい場合は短い時間で!
セットで大事なのはここからです。
アイロンやコテでクルンとさせたら、髪が冷えないうちブラシでセットします。
これは髪の毛全体に言えることで、毛先クルンの場合も同じように冷えないうちにセットします。
そうすることで、崩れない長持ちセットとなります。
冷えてからのブラシは、ただの「髪を梳かす」だけになるので、いかに髪の毛が温かいうちにヘアスタイルをセットするのかが重要なのです。
スタイリング剤で前髪セット
次はスタイリング剤です。
ワックスを使うかヘアスプレーを使うかは、それぞれの好みになりますが、ふんわりセットの場合ワックスもヘアスプレーも少量で大丈夫です。
特にワックスの場合、つけすぎるとワックスの重さでせっかくのふんわり前髪が崩れてしまいます。
崩れないためには、ワックスなら毛先に少量付ける程度でしっかりキープされます。
ヘアスプレーの場合、前髪全体と分け目と毛先に重点をおきます。
前髪全体と分け目に少量を直にスプレーしますが、毛先へは直にスプレーせず指にスプレーして使います。
スプレーを指にとって使うことにより、細部までキープできますし、毛先クルンも指を使うことで綺麗にキープできます。
ワックスやヘアスプレーの使い方を変えるだけでも、崩れない前髪キープが実現するので試してみましょう。