御朱印ガールが増加中！御朱印帳を持って神社仏閣を巡る魅力とは？

御朱印巡りがブームになっているのは御朱印帳がかわいいからではもちろんありません。

スピリチュアルブームでパワースポット巡りが人気になりました。パワースポットと言えば霊験あらたかな修行場所から、大自然など神社仏閣だけにとどまりませんが、神社やお寺を巡るもパワースポットの一つ。そして仕事や忙しい毎日に疲れている現代人の癒しにもなっています。

そういった流れで神社やお寺に「ゆっくりとした時間を過ごす」為に訪れる人が増えました。仕事をしていると毎日が忙しくあっという間に過ぎ、疲れた気持ちをリセットする暇もなかなかありません。そんな時、全く違う時間が流れているような神社やお寺の境内に足を踏み入れると、すがすがしく心洗われる気持ちになるのです。

御朱印を集めることで、自然に神社やお寺に足が向き、気持ちをリセットして帰ってくる事ができるというわけ。やはり御朱印集めが人気になるのも納得ですね。

さて、御朱印集めが人気なのは神社やお寺に癒しやパワーをもらうためだけではありません。ご利益のあるありがたい御朱印そのものもまた人気の秘密。

御朱印は神社仏閣の印章を押してもらうだけでなく、その上からご本尊、ご神体の名前を書き、日付、社名をご神職やご住職が直接筆で書いてくださいます。今の私たちは墨で書く文字に新鮮さを覚えますし、スラスラっと目の前で書いていただく御朱印の様はなんだかアートのようです。

さらには御朱印に日付と神社仏閣の名前が入っている事で、見返すとまるでアルバムのように思い出も一緒に綴じられていきます。

「あぁ1年前はここの神社に行ったな」なんて、思い返すのもいいものです。神社やお寺って不思議なもので、思い返すと参拝に訪れていた時にの心理状態まで思い出すことがあります。あの時は疲れていたな、あの時は辛かったな...なんて。

そして落ち着いた今の事を考えてまた御朱印帳からパワーをもらえるのです。御朱印帳にはやはり不思議な魅力があるのですよね。

それでは御朱印をもらうためにはどうすればよいのでしょうか？

御朱印は御朱印受付場所でもらうものですが、通常社務所でお願いするか、大きな神社やお寺では御朱印専用の窓口があったりします。また、御朱印はタダではありません。初穂料（神社）もしくは納経料（お寺）を納めて御朱印をいただきます。

いくら納めたらよいのかは御朱印をもらう社務所に書いてあることが多いのですが、だいたい300円のところが一般的です。

でも神社やお寺によっては500円のところや、「お気持ちの額だけ」と明記していないところもあります。料金が明記していない場合は300円～500円を納めれば十分です。

また、神社やお寺に参拝する理由が御朱印集めになっては本末転倒です。時々、御朱印だけをもらいに来て参拝もせずに一直線に社務所を訪れる人がいるようですが、それではご利益どころかただのスタンプラリーです。

御朱印は参拝した証にもらうもの。神社やお寺に参拝することがまず第一です。出向くときはきちんと手水所で身を清め、参拝してから社務所に向かいましょう。マナーを守ってこそのご利益です。

■参考記事：御朱印帳の使い方はコチラも参照！

御朱印を集め始めると、御朱印帳の余白を埋めたくて、いろいろなお寺や神社に参拝に行くようになります。御朱印集めが女の子たちの間で人気になっている背景には、御朱印集めに伴う「旅」の要素も大きいでしょう。

ちょっと遠出して御朱印をもらいに行くとなると、少し遠方なら日帰り旅行、京都など有名なお寺に行くとなると今度は小旅行ですね。御朱印をもらうスピリチュアルな旅であっても、その旅にはお土産やご当地グルメなどプラスαが御朱印集めの魅力にもなっています。

参拝が目的のスピリチュアルな旅だとしても、参拝した後に地元グルメを食べに行ったり、温泉に入ったり。御朱印集めが趣味の友達と旅行に出かければとっても楽しい旅になる事請け合いです。