ハイライトのタイプと使い方
ハイライトはテクスチャーによって、「パウダー」「クリーム」「リキッド」「スティック」の4タイプに分類されます。それぞれのタイプで使い方や効果が異なるので、詳しく説明します。
パウダータイプ
一般的な化粧品に多い、パウダー状のハイライトです。自然な立体感を演出する効果があります。初心者にも◎扱いやすいです。ベースメイクの最後に、ブラシを使ってフワッと乗せましょう。
ブラシを使うことで、一ヶ所に固まる心配なく均一に塗ることができます。薄くベールをかけたような、立体感のある肌に仕上がります。
クリームタイプ
クリームタイプは、うるおいを保ってみずみずしい艶のある仕上がりです。流行りのツヤ肌メイクにおすすめ◎肌に密着して落ちにくいので、ツヤ肌を長時間キープすることが可能です。
指で優しくトントンたたくように肌に広げます。毛穴やシミ、くすみをしっかりカバーして肌の凹凸を隠します。立体感のあるキメの細かいツヤ肌を手に入れることができるでしょう。
リキッドタイプ
リキッドタイプは、パウダーやクリームとは異なりベースメイクの下地としても使用できます。ナチュラルな仕上がりで、さりげない立体感を引き出してくれるでしょう。
パウダーファンデーションを使用するときは、下地の後に顔のポイントに乗せて指で伸ばせばOK!リキッドファンデーションを使用するときは、混ぜて使うことがおすすめです。全体に塗ることで、うるおいのあるツヤ肌に仕上がります。
スティックタイプ
柔らかなスティック状のハイライトです。指に取ってサッと塗るだけでしっかり肌に密着します。なにより手軽さ◎持ち運びにも便利なので外出先でも使用できます。
みずみずしく艶のある仕上がりで粉っぽくなりません。肌の乾燥を気にしている人にもおすすめです。
パーツ別!ハイライトの正しい使い方
ハイライトを入れるポイントは、おでこ、鼻筋、目元のまわり、口元、あごです。基本的には顔の凸部分にハイライトを入れて、立体感を強調します。
続いて、それぞれのパーツ別のハイライトの正しい使い方を紹介します。
おでこ~鼻筋
おでこ~鼻筋にハイライトを入れましょう。おでこは、中央の一番高く見せたい所にふんわりとハイライトを乗せてください。丸みを出して、女性らしい曲線のあるおでこに仕上がります。鼻筋はサッとひと塗りハイライトを入れます。
おでこから鼻に向かって、縦のライン「Iゾーン」を意識してください。間違って「Tゾーン」を意識すると、顔が横に膨張して見えるので注意しましょう。例外として、面長さんはTゾーンを意識してみてください。顔を丸く見せることができます。
目元まわり
下まぶたにかけて「逆三角ゾーン」を意識して、ブラシを使ってふんわりとハイライトを入れましょう。透明感を引き出して、クマやくすみをカバーしてくれます。
間違って「Cゾーン」を意識すると、横に顔が膨張して見えるので注意しましょう。例外として、面長さんはCゾーンを意識してみてください。顔を丸く見せることができます。
次に、目頭に明るさをプラスしましょう。白目をキレイに見せる効果もあって、明るい表情に仕上がります。アイシャドウに使う細めのブラシを使って、ピンポイントで入れてください。ハイライトが目立ち過ぎると、白目効果が期待できないので注意しましょう。
口元~あご
リップ山の上部分と、くすみがちな唇の口角の下部分にハイライトを入れましょう。
リップ山にハイライトを入れることで、プックリとした唇を演出できます。また、鼻と口の距離を短く見せる効果があるので、美人顔に近づきますよ。口角のハイライトは、口角をキュッと上げる効果があるので、より明るい表情に仕上がります。
次に、あごの先端にピンポイントでハイライトを乗せましょう。あごを小さく見せる効果が出て、顔全体を華奢で女性らしい印象に変えてくれます。大きく乗せると逆に大顔に見えてしまうので注意してくださいね。