記事の目次
- 1.【アメリカ人の性格】近くて遠い国アメリカ
- 2.【アメリカ人の性格】①自尊心は山ほど高い
- 3.【アメリカ人の性格】②アメリカ一番説
- 4.【アメリカ人の性格】③ワガママも個性ととらえる
- 5.【アメリカ人の性格】④ファッションは基本デニムとTシャツ
- 6.【アメリカ人の性格】⑤都市部と田舎で地球の裏側ほど違う
- 7.【アメリカ人の性格】⑥ジェンダー教育?いやいや
- 8.【アメリカ人の性格】⑦あなたの問題は私の問題
- 9.【アメリカ人の性格】⑧ズケズケと気になることは率直に
- 10.【アメリカ人の性格】⑨基本大勢で行動
- 11.【アメリカ人の性格】⑩白か黒か
- 12.【アメリカ人の性格】⑪全力で遊んで全力で勉強/仕事します
- 13.【アメリカ人の性格】⑫とにかく極端
- 14.【アメリカ人の性格】⑬浮気?離婚でしょ
- 15.【アメリカ人の性格】⑭子供が見てても喧嘩しますよ
- 16.【アメリカ人の性格】⑮笑顔は大切
- 17.【アメリカ人の性格】⑯皆で仲良し?競争心は人一倍
- 18.【アメリカ人の性格】⑰社交的です
- 19.【アメリカ人の性格】⑱連絡なしに家に来ます
- 20.【アメリカ人の性格】⑲人の冷蔵庫をあさるのは普通
- 21.【アメリカ人の性格】⑳感情表現が素直です
- 22.【アメリカ人の性格】㉑正義感がすごく強い
- 23.【アメリカ人の性格】㉒アメリカ人はイケメンか?
- 24.【アメリカ人の性格】㉓そもそもあまり顔を気にしない
- 25.【アメリカ人の性格】アメリカ人の性格をよく知ろう
【アメリカ人の性格】⑤都市部と田舎で地球の裏側ほど違う
アメリカは広い。
広大な土地に都市部と田舎が入り混じっています。
日本で東北と九州は文化圏が違う!なんて言っている場合ではありません。
アメリカの都市部と田舎では教育も、考え方もファッションも文化もすべてが違います。
都会ではリベラルな意見を持つ人も多く、人種差別には敏感で、教育をしっかりと受けている人が多いのですが、田舎に行けば行くほど事情は変わります。
田舎によっても黒人が多く住む地域、白人が多く住む地域、ヒスパニック系が多く住む地域など地域色が強く、それぞれで人種差別も当たり前のように起こっています。
そのうえ教育も日本のように平等ではなく、学校によっても政府からの予算がマチマチなため、教育に差ができてしまいます。
日本って中国?
そんな風に質問されることだって特に珍しい事ではありません。
結婚してアメリカに住むのなら、都市部の方が結婚生活は精神的にも楽です。
【アメリカ人の性格】⑥ジェンダー教育?いやいや
アメリカはジェンダー教育が進んでいます。
とこれは建前。
確かに教育の場面ではジェンダー教育が進み、男女の別なく教育が行われます。
「男らしく」「女の子らしく」という事は絶対に教えません。
男の子がお人形で遊んでいても、先生が「やめなさい」という事は当然ないのです。
でも実生活では違います。
家庭では「男の子は男らしく」お父さんが子供とキャッチボール。
女の子は小さなころからネイルをしたりお茶会をしたり。
日本よりもはっきりとジェンダー分けされている気がします。
しかも、ゲイが市民権を得ているのは都会だけで、しかも一部です。
アメリカ人はピンクのシャツを男性がファッションとして着れば「ゲイ」だと勘違いされ、ファッションにこだわる男性は「ゲイ」だとレッテルを貼ります。
大人になればなるほど、「ゲイ」だと思われないように「男らしく」ふるまう。
日本のようにかわいい系男子のファッションなんてありえません。
個性個性と声高に叫びながら、ゲイじゃないけどピンクの服が着たい...という個性は潰される。
そんな矛盾している国。それもアメリカです。
■参考記事:ゲイの見分け方って?コチラも参照!
【アメリカ人の性格】⑦あなたの問題は私の問題
アメリカ人は心理的に常に「良い事」をしようという衝動に駆られています。
より良い社会。
より良い人間関係。
だからアメリカではチャリティが盛んに行われます。
素敵ですよね。
でもそれも行き過ぎるとお節介。
人が悩んでいると、日本では「そっとしておく」事が優しさですが、アメリカでは真逆。
悩んでいたら、悩みを聞く。
言いたくなさそうでも、聞く。
「何があったの?」
あなたの問題は私の問題という心理ですから、そっとしておくなんて、そんなのは優しさではありません。
問題を話して、一緒に悩む。
結婚問題でもズケズケと入り込んでくるので、日本人は慣れるまで苦手な人もいるでしょうが、それも本気で心配しているからこそ。
アメリカ人は頼りになる友人なのです。
【アメリカ人の性格】⑧ズケズケと気になることは率直に
気になることは何でも言います、率直に。
日本で言うところのちょっと「ゆとり」っぽい感じに似ていますが、まず気になったら質問する。
好奇心旺盛だったり、知識を深めるうえで長所ではあるのですが、日本人なら気を使って聞かないよね?
というところまでズケズケと聞いてきます。
「彼氏と別れたんだって?どうして別れたの?浮気?何したの?」
こんなことは日常茶飯事。
ひどい人になると、
「最近頭薄くなってきたよね。何かした方がいいよ。いいサプリ知ってるよ」
そう、こんな風にコンプレックスを心理的にぐっさぐさ刺してきます。
しかも良かれと思って言ってくれているところがまた、厄介です。
でも、なぜかデブには寛容です。
デブというワードは禁句であって、あくまで「ぽっちゃり」。デブではありません。
日本基準ではかなりのデブでもぽっちゃりで、ちょっとくらい痩せたって見た目全く変わらないのですが、思いっきり「痩せて素敵になったね!」とデブは褒めてあげなければいけません。
おデブを指摘すると、あなたが痩せすぎなのよ!
とかえって自分がおデブじゃない事を責められて挙句の果てにみんなのようにおデブじゃないと、「拒食症だわ絶対」なんて変な噂まで流されてしまいます。
不思議な国アメリカ...