眉毛が生えない原因には、怪我の影響もあります。
子供の頃に、顔から転んで眉毛に怪我をしてしまったり、大人になったときに、何かの拍子に顔をぶつけて、眉毛を怪我してしまったり、眉毛の付近に何らかの怪我を負ってしまい、その怪我の後から眉毛が生えてこなくなってしまったという人もいますよね。
怪我をした後に、眉毛が生えてこなくなる原因とは、怪我をしたことで、毛根や毛母細胞に傷をつけてしまったことだとのことです。
ということは、毛根や毛母細胞が怪我によって傷ついてなければ、怪我をしてもまた眉毛が入ってくる可能性も充分にあります。
怪我をしてしまったから、もう眉毛は生えてこないと諦めている人も、怪我の傷跡に諦めずに眉毛の育毛を頑張れば、生えてくる可能性もありますよ!
ただ、怪我によって毛根や毛母細胞が傷ついてしまっていると、そこから眉毛が再び生えてくるのはかなり難しいことになるようです。
その場合には、眉毛を生やすことではなくて、別の手段を考える必要があります。
【眉毛が生えない原因⑦】生まれつき
経過や病気の影響ではなくても、遺伝によって生まれつき眉毛が薄い人もいます。
例えば、父親や祖父が薄毛なら、ほぼ確実にあなたも生まれつき薄毛の遺伝子を持っていても仕方がありませんよね。
頭皮と同じように、眉毛の濃さというのも、生まれつきの遺伝というのも関係しています。
生まれつき両親の眉毛が薄いようなら、眉毛の薄さが生まれつき遺伝しても仕方がないでしょう。
しかし、遺伝によって生まれつき眉毛が薄いのだと諦めていたら、実は生まれつきではなくて、食生活の乱れによって、生まれつきではなく家族全員の眉毛が薄くなってしまっていただけだということもあります。
生まれつき眉毛が薄いのだと諦めていた人が、大人になってから実家を離れて栄養バランスの良い食事を取り始めたら、眉毛が濃くなり、本当は生まれつきではなかったのだということがわかったということもあります。
生まれつき眉毛が薄いのだと諦める前に、できる範囲でいいので、食生活の改善や、眉毛の育毛の努力をしてみると、生まれつきではない場合には何か変わるかもしれませんよ!
眉毛が生えないのには病気の影響も!病気の対策は?
眉毛が生えない原因には、化粧品や、怪我、生まれつきの遺伝の影響のほかに、病気の影響もあります。
眉毛が生えなくなってしまう病気には、生まれつきや怪我の他に一体どのようなものがあるのでしょうか。
眉毛が生えない病気についてみていきましょう。
【眉毛が生えない病気①】脱毛症
眉毛が生えない病気には脱毛症があります。
脱毛症というと、ストレスや、何らかの外的な要因によって、髪の毛が抜け落ちる病気ですが、実は、髪の毛だけではなくて、眉毛も脱毛症で抜け落ちてしまうことがあります。
脱毛症の場合には、病気になってもいきなり髪の毛や眉毛がすっぽりとすべて抜け落ちてしまうことはありません。
徐々に薄い部分が広がっていき、最終的に一部分の毛がぽっかりとなくなってしまう状態になります。
眉毛の脱毛症では、眉毛の一部分だけが抜け落ちることもありますが、すべての眉毛が抜けてしまうこともあります。
脱毛症が疑われる時には、皮膚科に相談することをお勧めします。
【眉毛が生えない病気②】甲状腺機能低下症
眉毛が生えない病気には、甲状腺機能低下症という病気があります。
甲状腺機能低下症で眉毛が抜け落ちる時には、眉毛の片側だけが薄くなったり、薄くなったりするのが特徴です。
特に、眉毛の外側の3分の1ぐらいがなくなります。
新陳代謝をつかさどっている甲状腺ホルモンが、何らかの原因により少なくなってしまうことで、身体のだるさや倦怠感を感じるほかに、体毛が薄くなってしまいます。
眉毛だけではなくて、髪の毛や産毛なども薄くなってしまうのが特徴です。
眉毛が薄くなったり抜けたりするほかに、体の倦怠感を感じるようであれば、内科に相談することをお勧めします。
【眉毛が生えない病気③】アトピー性皮膚炎
眉毛が薄くなってしまう病気には、アトピー性皮膚炎もあります。
アトピー性皮膚炎の人の眉毛が抜けてしまったり、生えてこない原因はよくわかっていませんが、眉毛が異常に痒くなり、かきむしってしまうことが原因ではないかと言われています。
すべてに共通しまうこともありますが、アトピー性皮膚炎が原因で眉毛が抜けてしまったときには、ほとんどの場合はまた生えてきます。
眉毛が生えない時にはどんな対策をしたらいい?!
眉毛が生えない原因がいろいろと分かったところで、実際に眉毛が生えない時には、どのような対策をしたらいいのでしょうか。
自分がどんな原因で眉毛が生えなくなってしまったのか、その原因をしっかりと見極めたら、正しい対策をすることが大切になりますよね。
ここからは、眉毛が生えないときにどんな対策をすればいいのか見ていきましょう。