女の子座り、良いの?悪いの?
女の子ならやったことがある女の子座り。実は筆者は、女の子座りが痛いと思う苦手な人です。できないわけではありませんが、痛いので5分と座っていることができません。
男性はあまりやったことのない女の子座りについて、今回は女の子座りができない理由をまとめていきたいと思います。
女の子座りとは、ペタン座りやおばあちゃん座り、アヒル座りと呼ばれることもあります。この女の子座りは、あまり良くない座り方だと言われたり、逆に良い座り方だと言われることもあるのです。
女の子座りは良いと言われたり、悪いと言われるのは何故でしょうか。女の子座りができない理由と一緒にみていきましょう。
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女の子座りって、どんな座り方なの?
女の子座りはどのような座り方かご存知でしょうか。椅子などがないところでの女性の座り方に多いようです。
女の子座りは、正座をくずしたような状態の座り方です。正座をした状態は、足の上にお尻がのっていますが、そのまま足を左右に開いて、お尻をぺたんと床につけた状態の座り方です。
女の子座りと呼ばれている理由は諸説あるようですが、女性がこのポーズで座ることが多いからのようです。女性が女の子座りのポーズで座るのは、正座をしたときのように足がしびれないというメリットのためです。正座のポーズを長い時間座っていると、ヒリヒリと足先から痛んできますよね。
またスカートをはくことが多い女性は、正座のポーズだと下着が見えてしまうことがあるので、お尻をつけるポーズである女の子座りのポーズを好むという考え方もあるようです。
正座以外の座り方のポーズでも、体操座りのポーズなど、うっかりしていると下着が見えてしまうという座り方のポーズがありますよね。
見せるつもりがないのに誰かに見られてしまうのは、女性も嫌ですが見てしまったほうも嫌でしょう。そういうトラブルを避けるためにも女の子座りのポーズをする人がいるようです。
男性の女の子座りは骨盤や股関節の骨格の違いにより難しい!
女の子座りのポーズは、男にはできない座り方だと言われています。男性は痛いので女の子座りはできないのだそうです。女性と男性でできることとできないことの違いはイロイロありますが、座るポーズにまで違いがあるなんて、ビックリですよね。
女の子座りを男性ができない理由は、骨格や股関節の筋肉の違い。
特に骨盤の違いから、女の子座りができないのです。
男性と女性の骨盤が違うのは、男性は妊娠できないからです。女性は妊娠した時に、骨盤で子宮を支えます。そのため女性の骨盤は男性の骨盤よりも大きく広がっている骨盤になっています。
女の子座りは、骨盤を開いて座る座り方なので、骨盤が大きくないと女の子座りができないのです。
また、男性は筋肉量やホルモンの影響で股関節の筋肉が硬くなってしまい、股関節を広げる動作を伴う女の子座りが痛いと感じる男性が多いようです。
外国人も女の子座りができない?
男性だけではなく、外国人のなかにも女の子座りができない国の人がいます。日本のように、床や畳の上に直接座る文化のない国の人です。
人の股関節(こかんせつ)というのは、骨格の構造からいうと、内側よりも外側にむけて動くようにできています。そのため、床や畳に直接座る文化の無い人が、正座以外で座る場合には、女の子座りではなく、あぐらで座るという可能性が高いのです。
膝を内側ではなく、外側に向けて座るという座り方ですね。
外国人の女性であっても、同じように女の子座りではなく、あぐらで座る人の方が多いと考えられます。
つまり女の子座りというのは、人間の骨格から考えると、とっても座りにくい座り方ということが言えそうですね。座りにくい座り方ということは、それだけ股関節や膝に負担をかけている座り方なのかもしれません。
骨盤の大きさや股関節の硬さによっては女の子座りが出来ない女性も
男性や外国人が女の子座りができない原因や理由について解説をさせていただきましたが、骨盤が大きい女性のなかにも、女の子座りができないという人もいます。
女性で女の子座りを「しない」のではなく、「できない」という人は、ちょっと注意が必要かもしれません。ドキッとしたあなたは、すぐにチェックをしてみてくださいね。
女の子座りができない女性は、股関節の筋肉が外側に開いて、固まってしまっている可能性があります。もっと悪い場合には、股関節や骨盤に以上があるかもしれません。
筆者の母もそうでしたが、女性ですが骨盤が小さいという人もいます。骨盤が小さい女性の場合、妊娠をした時に子宮を支えられなくなったり、産道を大きくすることができないなどが起こることもあります。
ちなみに筆者の母の場合は、出産時に骨盤が小さいことが判明したため、通常分娩の予定でしたが緊急で帝王切開にきりかえての出産になりました。無事に産んでいただいて感謝です。
■参考記事:産後の骨盤矯正はいつからいつまでする?
女の子座りができない場合は?股関節を柔軟にするストレッチでほぐそう!
女の子座りができない女性で、骨盤や骨格に異常があるわけではない人は、簡単なストレッチや筋トレで、股関節の筋肉をほぐすことができます。
ストレッチや筋トレをして、柔らかい股関節にしておきましょう。
【女の子座りを使った股関節ストレッチ】
①まず、ストレッチでは仰向けになって足を伸ばして寝転びます。
②仰向けのままで膝を立てます。
③両ひざをくっつけた状態でくっついている膝が床に近くなるように足を外側へと広げます。このときに膝が床から浮いてしまっている人ほど、股関節の筋肉が固くなっている可能性があります。
④寝転びながらの女の子座りのポーズのまま、膝を上下に動かします。痛いと感じたら、あまり下に動かす必要はありません。
ストレッチをしているときは、テレビを観ながらや、音楽を聴きながらなど、リラックスした状態で行ってください。
毎日ストレッチをすることで、股関節の筋肉をほぐして、女の子座りもできるようになります。
やりすぎはNG?女の子座りの5つのデメリット
股関節が柔軟な証でもある女の子座り。
しかし、骨盤や筋肉の使い方が特殊な女の子座りがクセになってしまうと下半身への影響が出てしまう可能性があります。
①おなかが出てしまう
②お尻が大きく見える
③基礎代謝が落ちる
④O脚の原因にもなる
⑤歩けなくなる可能性がある
これらのデメリットについて、その理由を詳しく見ていきましょう。
女の子座りのデメリット①おなかが出てしまうかも
女の子座りはできない人もいると書きましたが、女の子座りで座らないほうが良いとも言われています。女の子座りをしないほうが良いと言われているのは、骨盤が開いてしまうからです。
女の子座りだけでなく、あぐらで座る座り方の場合でも、骨盤は体の外側に開いている状態になります。たまにするポーズであれば、股関節を柔らかくする筋トレにもなりますが、頻繁に女の子座りやあぐらで座っていると、骨盤が開きっぱなしになってしまうのです。
骨盤が開いてしまうとどんな問題が起こるかと言えば、女性には悲しいお話ですが、おなかが出てしまうのです。それほど体重は重くないのに、なんだか太って見えるという人は、骨盤が開いてしまっているからかもしれません。
骨盤が開くと太っているように見えてしまうのは、本来骨盤が支えなくてはいけない内臓が下がってきてしまっているからです。
内臓が下がってきたからといって、どこかが痛いというわけではありませんが、下がってきた内臓を支えるのが脂肪になります。
内臓を支えるために脂肪も下がり、ぽっこりお腹の原因となってしまうのです。
女の子座りのデメリット②お尻が大きく見えちゃう
女の子座りのし過ぎで、骨盤が開いてしまうと、お尻が大きくみえて、太っているようにみえることもあります。
女性は男性よりも、もともと脂肪がつきやすい体質ですよね。骨盤が開いてしまうと、さらに脂肪がたまりやすい体質になってしまうのです。
たまった脂肪でお尻のお肉はたるんでいきます。大きくてぷるんとしたお尻なら色気があるかもしれません。
でもお尻についたのがただの脂肪なら、どんどんたまれば重力に負けてたるんでしまいますよね。最終的に、大きくて形の悪いお尻になってしまうのです。
女の子座りのデメリット③基礎代謝が落ちる
女の子座りをすることで骨盤が開いてしまうと、基礎代謝が落ちるということがあります。これは骨盤が広がったことで内臓が下がってしまうことが原因です。
下がってしまった内臓は、本来あるべきところにないために、内臓同士で圧迫しあってしまいます。圧迫した内臓は、本来の働きをしてくれません。そのために基礎代謝が落ちてしまうのです。
基礎代謝というのは、人が何もしなくても消費されるエネルギーです。この基礎代謝は年齢を重ねていくと、どんどんと減っていきます。
若いときと同じ量のご飯を食べているのに、なんだか最近太ったような気がする、というのは、この基礎代謝が下がってしまったせいです。基礎代謝が高い人は、何もしなくてもエネルギーを使ってくれるのでどんどん脂肪が消費されますが、基礎代謝が低い人は使う脂肪も少ないので太りやすい体質になるのです。
■参考記事:ダイエットや筋肉作りで美しいボディに!
女の子座りのデメリット④O脚の原因に
女の子座りの座り方は、O脚の原因になることもあると言われています。O脚というのは、真っすぐに立った時に、両ひざがくっつかないで、隙間ができてしまう人の骨格のことです。
見た目の姿勢もよくありませんが、体にとっても悪いと言われています。
O脚になる原因はイロイロとありますが、一番大きな原因は座り方にあると言われています。女の子座りで座るのも良くありませんが、足を組んで座るというのも、骨盤を広げたり骨盤をゆがめる原因になります。
骨盤が広がったりゆがんだりすると、O脚になってしまう原因になります。
女の子座りのデメリット⑤歩けなくなるかも?
女の子座りをすると「歩けなくなる」と言われたことはないでしょうか。女の子座りをすると、ちょっと痛いと感じることがありますよね。特に急に女の子座りで座ろうとしたときに、一定の方向に引っ張られるような感覚で痛いと感じたりします。
これは女の子座りをしたときに、背骨や股関節、膝や足首に負担がかかっているからなのです。
股関節などのストレッチや、筋トレをしている人であれば、適度に柔軟性が保たれて、健康に良いこともあります。
でもずっと女の子座りをしていたり、ストレッチや筋トレをしていると、その部分の筋肉が伸ばされて傷んでしまうことがあります。
ストレッチや筋トレ程度での、適度な女の子座りはいいのですが、あまりにも頻繁におこなっていると股関節周りの筋肉が傷み、さらに股関節などに痛みがでてくることもあります。
女の子座りをするとすぐに歩けなくなるということはありませんが、あまりにも頻繁に女の子座りをしている人は、将来的に歩けないほどの痛い思いをする可能性はあるようです。
女の子座りで注意!骨盤が開いていないか自己チェック!
女の子座りで骨盤が開いてしまうのは良くないことだとわかりましたが、自分の骨盤はいま、どれくらい開いてしまっているのか気になりますよね。
そんなあなたのために、自分でできる簡単な骨盤の開き具合のチェック方法を紹介させていただきます。
普通に立ってみて、左右の足のかかとをあわせたとき、正常な骨盤の人は、つま先が80度から90度開いた角度になります。およそ90度の直角ですね。この状態であれば問題がありません。
普通に立ってみて、体の中心からどちらかに大きく開いているようであれば、骨盤が開いている状態になります。90度以上に足が外側に向いているのであれば、開ききってしまっているかもしれませんね。
骨盤が開いている人は、骨盤を矯正して正常な骨盤に戻すことをおすすめします。骨盤矯正のためのストレッチや筋トレもイロイロと紹介されています。骨盤矯正のための筋トレグッズなどもあるので、試してみてくださいね。
骨盤の開きすぎは要注意!自分でできる骨盤矯正ストレッチ
筋トレグッズがなくても、自分で簡単に骨盤矯正のストレッチや筋トレができる方法もあります。筋肉をほぐす方法で紹介した筋トレも、骨盤矯正にピッタリです。
ここでは寝る前にできる、枕をつかった簡単な筋トレ方法を紹介させていただきます。
【枕を使った骨盤矯正ストレッチ】
①まずは両足を伸ばした状態で、床に直接座ります。その状態で、お尻の下に枕を置きます。
②ゆっくりと体を後ろに倒して、仰向けに寝転ぶ状態にしていきます。体が倒れたら、一度枕の位置をおへその真下にくるように調節しましょう。
③体の力を抜いて、お腹を凹ませるようにします。そして両足のかかとをくっつけます。
④両腕を頭の上に伸ばして、手のひらを床に向けます。ちょっと苦しい体勢ですが、そのまま5分ほどキープします。
⑤ゆっくりと起き上がって深呼吸をしたら終了です。足や腰などが痛いと感じたら、すぐにやめるようにしましょう。
女の子座りのメリット◎血行が良くなる
女の子座りには悪いことが多いようですが、メリットだってあります。女の子座りをすると股関節がやわらかくなるので、ストレッチや筋トレの効果がありますよね。
痛いと思うほどのやりすぎは良くありませんが、適度なストレッチや筋トレは、血行をよくしてくれる働きがあります。そのため女の子座りのポーズはヨガにも取り入れられているのです。
ヨガの基本ポーズで「割座」という座り方になります。血行をよくして、足のむくみを軽減させてくれるのだそうです。
このように女の子座りは、短時間であれば股関節のストレッチにもなります。長時間続けたり、痛いと感じる座り方をしてしまうことで、体に悪い影響が出てしまうようです。
■参考記事:初心者にもできるヨガのポーズをチェック!
結局のところ、女の子座りは良いの?
今回は女の子座りができない理由についてまとめてみました。座り方として良くないと言われている女の子座りですが、メリットもありました。
痛いと思うほど長時間、女の子座りをしなければ、程よいストレッチや筋トレになって良いようです。しかしあまりやりすぎるのはよくありません。
骨盤の開き具合をチェックして、体の状態をみながらストレッチや筋トレを取り入れていってくださいね。
筋トレやストレッチについてもっと情報を知りたいアナタに!
