お正月遊びと言えば?
お正月遊びと言えば何を思い浮かべますか?遊び場が限られている人も、遊び場がとても広い人も大丈夫!家の中でも外でもできる伝統的なお正月遊びが沢山あります。遊び道具を手作りすると、より楽しいお正月遊びが出来ます。
さて、今回は伝統的なお正月遊びについてご紹介しますが、大人のあなたはお正月遊びの由来や遊び方をしっかりとマスターしていますか?
それらを知っておけば、お正月遊びがもっと楽しくなるかも…?参考にしてみてくださいね♪
①凧あげ
お正月の河原や広い広場には多くの子供が凧揚げをしている姿を目にしたことはありませんか?風を上手く掴み上手に空高く上がった高揚感はなかなかなもの。
そんな楽しい凧揚げですがなぜ凧揚げを正月にするようになったのかご存知でしょうか。
その由来は占いや戦から
凧あげは遊びの道具として使われていたものではありませんでした。凧はもともと中国で発明されたもので、占いや戦いの際に使われていました。
日本にきてからは平安時代に貴族の遊びとして使われていました。そして戦国時代に入ると、戦いの道具として使われました。今遊び場で使われている凧が戦場で使われていたと思うと不思議ですよね。
このように様々な由来のある凧揚げは、江戸時代になってやっと一般の遊び場に姿を現します。
男の子の誕生祝いに凧を上げ始めたのです。これらが、男の子の遊び場に凧が上がるようになった由来です。凧はナイロン袋と糸を使って手作りすることも◎手作りした凧を上げる楽しみはまた格別!子供のとても喜ぶ顔が新年早々見られるかもしれませんね。
②すごろく
家族や親戚みんなで遊べる遊びのひとつがすごろく。すごろくのコマを、知っている人の顔にして手作りをしたり、すごろくを一から手作りするのも楽しそうですね。子供の遊び場を0から作り上げるという貴重な体験ができそうです。
そんなすごろくの由来をご存知でしょうか?
その由来は極楽浄土の地図
すごろくも日本の伝統的な遊びの一つです。すごろくは極楽浄土への道筋を示す地図が由来です。意外な由来ですよね。
そこから東海道五十三次などを模したすごろくなどが人気を博し、だんだんと遊び場に姿を現すようになりました。
大正時代には、雑誌の付録として折りたためるすごろくが付くようになり、これがお正月にすごろくをする伝統の由来になったと言われています。
③羽根つき
羽子板で羽根を打ち返しラリーして遊ぶ羽根つき。負けた相手の顔に墨をつけられるのも面白い所でどんな顔にしてやろうかな?なんて、子供の遊び心をくすぐります。
また、羽根つきの羽子板は、段ボールなどで手作りすることも出来ます。手作りの羽子板ならよりたのしめそうですね。
もとは中国の遊び
羽を蹴りあう遊びが中国にあり、それが室町時代に日本に渡ってきて浸透したものと言われています。江戸時代になると、人気の役者の顔を描いた「絵羽子板」が人気となり羽付きが広まりました。