【はじめに】ポートディスカバリーってどんなエリア?
ディズニーランドにはウエスタンランドやアドベンチャーランドなどのエリア、ディズニーシーにはロストデリバーデルタやマーメイドラグーンなどのエリアがあります。
それぞれのエリアには特徴があり、アトラクションだけでなくBGMにも違いがあり、それぞれのエリアの個性が強く出ています。
今回はディズニーシーのエリアの一つであるポートディスカバリーを紹介したいと思います。
ポートディスカバリーとはどのようなコンセプトのもとに作られたエリアなのか、またエリアにあるアトラクションやレストラン、BGMについても解説します。
ポートディスカバリーは未来の港
まず、ポートディスカバリーのコンセプトは100年前の人達が考えた100年後の未来都市の港なのです。よって、現代の人が考える未来都市と違って、どこかレトロな雰囲気を感じることができるのです。
そして、ストーム(台風)を打つ消すことができるラストームライダーが完成したことから、その完成を街中でお祝いをしているというストーリーもあります。
よって、以前はストームライダーのアトラクションがあったのです。ポートディスカバリーとストームライダーのアトラクションにはこのような関係性があったことでも知られています。
ポートディスカバリーに変化が起こっている?
しかし、残念ながらこのストームライダーのアトラクションは2017年にクローズされてしまい、現在は「ファインディング・ニモ」の続編となる「ファインディング・ドリー」をモチーフにしたアトラクションになってしまいました。
これによりポートディスカバリーのコンセプトに変化が生じてきていることに一部のディズニーファンが反発しているというニュースも報じられました。
ポートディスカバリーはストームライダーが軸になった世界観が展開されており、「気象コントロールセンター(CWC)」が中心にありました。しかし、ニモのアトラクションに変わったことでこの気象コントロールセンターがニモの映画にも出てくる「海洋生物研究所」になったのです。
これにより「未来」ではなく「現在」に舞台が変化してしまったのです。テーマパークとしては新しいアトラクションを導入して集客を集めることが大事になるのである程度の変化は仕方ないですが、未来都市ではなくなってしまったことを寂しがるファンも多いようです。
ポートディスカバリーのアトラクション①アクアトピア
では、ここでポートディスカバリーにはどんなアトラクションがあるのか紹介したいと思います。
まずは、夏になると大人気になる「アクアトピア」です。ウォーターヴィーグルという乗り物に乗って水の上を移動していくアトラクションです。
このアクアトピアは夏になるとずぶ濡れコースがあり、その名前の通りにびしょ濡れになるコースを進みます。
また、アクアトピアは昼間のライドも楽しいのですが、夜はデートスポットとしてもおすすめです。なぜ夜になるとデートスポットになるのか、それは暗い中を動きに予測がつかないヴィーグルに乗って水上を駆け抜けるのはハラハラドキドキするからです。
また、ポートディスカバリーはアトラクションに乗らなくてもデートスポットとして人気があるエリアです。それは夜景がとても綺麗だからです。水がたくさんあるエリアなので夜の夏場は涼しく感じるし、水に反射した光が素敵でデートスポットとしては最適です。
ポートディスカバリーのアトラクション②ニモ
2つ目は「ニモ&フレンズ・シーライダー」です。上記でも少し紹介しましたが、このアトラクションは映画「ファインディング・ドリー」をテーマにしており、映像の動きに合わせて座席が動くシアター型のアトラクションになります。絶叫系が苦手なカップルの方達にもおすすめのデートスポットです。
ニモやドリー、その他の海の仲間達と一緒に海の世界を冒険することができ、身長が90㎝以上の子供もアトラクションに乗ることができるのでファミリー層にもおすすめです。
■参考記事:ニモ&フレンズ・シーライダーについてはコチラも参照!
ポートディスカバリーのアトラクション③レールウェイ
ディズニーシーにも列車が走っているのを見たことがありませんか?この列車は「ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ」と言われるアトラクションで、アメリカンウォーターフロントとポートディスカバリーを行き来しています。
このエレクトリックレールウェイがどうしてポートディスカバリーとアメリカンウォーターフロントを結んでいるのか不思議ですよね。