恋のチャンスは、熟れている時にもがなければならない果物のようだ。一度地に落ちたら二度とチャンスはないだろう。
フランスの詩人、ポール・ヴェルレーヌの言葉です。恋のチャンスはいつでもあるように見えて、実はそうでもありません。あなたの気持ちが高まった、今こそチャンスです!
愛をうまく告白しようとか、自分の気持ちを言葉で訴えようなんて、構える必要はない。きみの体全体が愛の告白なのだ。
1970年大阪万博の「太陽の塔」で知られる芸術家・岡本太郎の言葉。いざ告白しよう、という時になんだか矛盾するかもしれませんが、ガチガチに構える必要はないのだということ。
言葉でうまく伝えられなくても焦らないで。普段の行動で、好きな人に優しい気持ちが伝わったら素敵ですよね。
てれくさくて言えないというのは、つまりは自分を大事にしているからだ。
「人間失格」などで知られる小説家・太宰治の言葉はなかなか鋭いです。相手に想いを伝えられないのは、かっこ悪いところを見せたくない、つまり自分を大事にしているのでは?という側面も否めないですね。
相手を本当に愛していれば、もしいい返事を得られなかったとしても「それがあの人のためだから」と幸せを願いながら身を引くこともできるはず。現実には辛いかもしれませんが…。
背中を押してくれる曲
西野カナの『GO FOR IT!!』は、挨拶するだけでドキドキしてしまう関係から告白を決意する歌。聴いているうちに「よし、頑張ってみよう!」という気分にさせられます。
いきものがかりの『コイスルオトメ』は、想いを伝えた後のたどたどしさと新鮮な気持ちが、しみじみとした歌声とともに伝わってくる歌です。告白してうまくいったらきっとこんな関係に…と想像するとときめきますね♡
成功した人の話でイメトレする
女性から告白して成功した人のエピソードで、イメージトレーニングしてみるのも手。いきなりの告白ではハードルが高いので、成功例から学ぶことは大きいです。バッチリ成功した例を見てみましょう!
デート3回目で告白して成功!
その日は彼とのデート3回目。それまで彼からの告白がなくて、でも完全に脈なしならデートに行くはずもないし、いっそこちらから告白しよう!と決心しました。
物静かな彼とレストランでランチ。その後映画を見た流れで、川沿いの公園で二人だけになって告白。シャイな彼はなかなか自分から切り出せなかったみたい。今はラブラブに付き合っています!
(ナナコさん・28歳)
花火大会の浴衣姿で♡
気になる彼は学生時代からの友達。社会人になってから「いいな」と思ったけれど、彼はずっと友達として見ている感じでした。告白しても無理なんじゃないか…と悩んだ末、特別感を出す作戦に。
花火大会があるから、と誘って、浴衣姿でお出迎え。共通の友達もまじえて花火を見た後、さりげなく二人になって「実は、好きなんだ」と告白。びっくりした様子でしたが、OKをもらえました!
(ユリさん・25歳)
最初は「考えさせて」だったけれど…
同じ職場の彼に片思いし、仕事終わりに告白。「悪くは思ってないけれど、ちょっと考えさせて」の返事でした。ちょっと気まずい雰囲気が数日続きましたが、ここでひるんでは職場での立場も危うくなります。
彼やその周りの同僚をサポートするように気遣って仕事をしたり、面白そうな話題を自分から切り出したりして場の和ませ役に。打ち解けてきた頃に彼から告白があり、晴れて付き合うことになりました。
(カオリさん・23歳)
■関連記事:「考えさせて」からの成功率を上げるには?
成功率が上がる場所をおさえる
ただやみくもに想いを伝えても、場所が悪いとあなたのイメージまで下がってしまうことが…!告白の成功率が上がる場所を把握しておきましょう。
男性が告白されて嬉しかった場所と、逆に「こんな場所ありえない」と思った場所を見ていきます。どんな場所やシチュエーションで告白するか、イメージトレーニングの参考にしてくださいね♪