挿入が気持ちいいと感じやすいスローセックス (3)提案する
セックスではどうしても男性主体で、身勝手なセックスをされてしまうこともあります。身勝手なセックスをされると、前戯も不十分で、女性の気分も盛り上がらないので、膣も十分に濡れません。その十分に濡れていない膣に男性器を挿入されると女性はとても痛いです。
男性の中には少し濡れが少なくても、挿入による刺激ですぐに濡れるだろうと思っている人もいます。しかし、先に述べた通り、女性は膣自体で気持ちいいと感じているわけではありません。なので、膣が十分に濡れる前に強い痛みで、気分が萎えてしまい、セックスどころではなくなってしまいます。
早く挿入したいという男性の気持ちもあります。なので、丁寧な前戯をお願いしても、前戯にかける時間が少し延びるだけで女性の気持ちを理解してもらえないこともあります。そのような場合はスローセックスを提案してみましょう。
スローセックスとは、ゆっくりと時間をかけてお互いの感度を高め合うというセックスの方法です。極限まで感度を高め合うことで、快感と幸福感が、通常のセックスよりも大きく感じることができます。極限まで感度を高めて幸福感を味わうことがゴールなので、極端な話しでは射精をしなくてもゴールに到達する人もいます。
もちろん、挿入をして射精をしても良いです。ただし、この挿入もお互いの感度を高めるための手段の1つとして扱います。なので、激しく腰を動かして、快感えお得るのではなく、ゆっくりとした腰の動きでお互いの気分と感度を高めます。
スローセックスを提案すれば、この挿入方法を自然と行うことになり、身勝手なセックスをされることを防ぐことができます。また、スローセックスではお互いの感度を上げるために、前戯には非常に時間をかけます。これも女性の気分を高めるために有効です。
挿入が気持ちいいと感じやすいスローセックス (4)前戯
上記で述べた通り、スローセックスでは非常に長い時間をかけて前戯を行います。なので、スローセックスを提案することで、男性にしっかりと前戯に時間をかけてもらうことができます。
また、挿入の際も身勝手な動きではなく、お互いの感度を高めあえるように、ゆっくりとした動きになります。前戯で十分に感度を高めて、挿入後に無理のない動きによって、挿入が感じやすくなります。
スローセックスの前戯では、性感帯などを刺激することも大事ですが、重要なことは肌を触れ合わせながら心を通わせることです。パートナーへの愛情表現をして、自分もパートナーからの愛情表現を受け取ります。心のコミュニケーションを取ることで、感情が高ぶり、感度をさらに上げることができます。
男性には、性感帯を集中して責めすぎないように、あらかじめ釘を刺しておきましょう。女性は性感帯を責められると気持ちいいと感じますが、お腹や腕や背中など、性感帯となりにくい場所は男性に愛おしく撫でられると幸福感を感じることができます。女性にとっては快感よりも幸福感を重視する人もいます。
挿入が気持ちいいと感じやすいスローセックス (5)挿入時
スローセックスでは、挿入もお互いの感度や幸福感を増すための手段の1つであること忘れてはいけません。なので、スローセックスでは挿入して快感を得るために、激しく腰を動かしてはいけません。激しく腰を動かすときはスローセックスとして終盤を迎えたときです。
挿入していきなり腰を動かされると女性は痛みを感じてしまいます。なので、挿入したらまずは腰を動かさないようにしてもらいましょう。男性器を膣に挿入して、しばらく動かずに待つと、膣が男性器の形に合わせて変化してくれます。膣と男性器が馴染むまではハグやキスなどでコミュニケーションを取りましょう。