オナニーでは自分の手で行うと、強い握ってしまいがちになってしまいます。この刺激はときに膣の刺激を越えてしまうことがあり、普段から強い刺激のオナニーを繰り返していると、膣の刺激では物足りなく感じてしまうことがあります。
また、オナニーをするときの体勢とセックスの際の体勢は違います。特に普段から座って足を伸ばす体勢でオナニーをしていると、腰を動かさないといけないセックスでは、その気持ち良さに集中できなくなってしまうことがあります。
膣内射精障害の原因 (2)グッズ
オナニーをする際に、オナホールやバイブ、ローションなどを使う人もいます。これらも場合によってはセックスよりも刺激が強くなり、慣れてしまうとセックスでの刺激では物足りなく感じてしまう原因となってしまいます。
また、バイブやローターなどの振動系のグッズでは、セックスの摩擦系の刺激とは違った種類の刺激の与え方になります。なので、セックスの刺激とは違った種類の刺激に慣れすぎると、セックスでの刺激には違和感を感じてしまうようになってしまい、膣では射精できない原因となってしまいます。
膣内射精障害の原因 (3)精神的負荷
男性は緊張すると勃起しにくくなったり、射精できなくなったりすることがあります。男性に緊張のような精神的負荷がかかっていると、膣内射精障害の原因となってしまうことがあります。
妊娠を望むようになった夫婦がセックスをすると、今までは問題なく射精できていたにも関わらず、急に夫がセックスで射精できないようになってしまうことがあります。これは妊娠を目標にしているというプレッシャーや、これから子供を育てないといけないなどの不安が精神的負担となって、膣内射精障害の原因となります。
また、オナニーは1人で行うものなので、気楽に射精することができますが、セックスの場合はパートナーがいます。相手のペースや、様子を伺いながら行わないといけないというプレッシャーを感じて膣内射精障害の原因となることもあります。
膣内射精障害の原因 (4)性欲障害
少し問題点がズレてはしまいますが、性欲障害も膣内射精障害の原因となる要素の1つです。そもそも、セックスをしたいという欲求がなければ、興奮もせず、セックスが気持ち良いものと感じることもありません。
中には、セックスのような性的な行為に対して嫌悪感を抱いてしまって、セックス自体ができないという人もいます。
膣内射精障害の原因 (5)包茎手術
包茎手術が原因で膣内射精障害になることがあります。包茎手術の後遺症として男性器の感度が落ちてしまうことがあります。感度が落ちることで、セックスの際の刺激に鈍感となり、射精に至らなくなります。
しかし、この場合は一時的なことが多く、時間経過による回復や、術後の男性器の刺激の受け方の変化などに慣れることによって徐々に治っていきます。
膣内射精障害の原因 (6)加齢
これは仕方がないことでもあります。人は年齢が高くなると、生殖機能が落ちてしまいます。なので、男性も加齢が原因で膣内射精障害となることもあります。加齢が原因の場合、膣内での射精だけでなく、オナニーなどでも感度が落ちてきます。