肌の保湿ケア
前処理したあとは保湿が鉄則です。乾燥した肌はレーザーによる火傷の危険性も高まるため、あまりに酷い乾燥は施術を断られてしまうこともあるようです。また、乾燥によって脱毛効果が落ちてしまうデメリットもあり、保湿は重要なポイントです。
保湿に関しては前処理のときだけではなく、脱毛期間中は徹底して行うのがベストでしょう。低刺激性の保湿剤も良いですが、今はデリケートゾーン専用のローションなども売られています。色素沈着などが気になる方は美白効果のあるクリームを使うのもオススメ◎
やってはいけないこと
日焼け
医療・美容脱毛で使用する施術機械は黒色に反応するため、処理したい毛部分だけでなく焼けてしまった肌に反応してしまう可能性あります。また、日焼けした肌は紫外線を浴び乾燥の原因になることもあるので、脱毛期間中の日焼けは控えましょう。
ブラジリアンワックスは日焼け肌の施術は可能ですが、日焼け直後の火照った肌では受け付けられない可能性が高いので、火照りが落ち着いてから施術を受けましょう。
飲酒
アルコールにより体の血行がよくなり、敏感になった皮膚感覚が施術の痛みをより強く感じてしまう可能性があります。また、体内のアルコール分解により肌の水分が少なくなり乾燥の原因につながります。
薬の服用
薬の副作用と施術が重なることによって、肌トラブルの原因が考えられます。医療機関から処方された薬だけでなく、市販薬でも起こりうるため薬の服用については確認が必要です。
予防接種
予防接種とは健康な体内に病原菌を打込み、耐性を付けるという行為です。健康状態であっても、体内は何が起こるか分かりません。施術によりワクチンがなんらかの反応を起こしてしまう可能性も考えられるため、予防接種と施術を受ける期間に注意が必要です。
施術を受ける機関によりますが、予防接種をしてから1週間以上は間を空けなければならないところが多いようです。
VIOラインの自己処理の仕方
基本的に度重なるVIOラインの自己処理は、肌の負担や黒ずみの原因になるためおすすめはできませんが、クリニックやサロンに行く時間のない方や、緊急で剃らなければならない方には、こちらの処理方法を参考にしてみてください。
用意するもの
・ホットタオル
・鏡
・ハサミ
・電動シェーバー
・保湿剤(ローションや乳液など)
デリケートなVIOラインは非常に傷つきやすいため、T字剃刀の使用はおすすめできません。電動シェーバーがない場合、I字剃刀でもよいでしょう。
自己処理のポイント
自己処理をするときのポイントは、片方の手で軽く肌を引っ張りながら、毛の流れに沿って処理をするのがポイントです。毛並みに逆らって処理をした場合摩擦で炎症が起こることがあるので注意しましょう。
自己処理手順
それでは部位ごとに処理の手順を紹介していきます。まずは心地いい温度のホットタオルを当て肌と毛を温めましょう。温めることで処理する毛をやわらかくでき、処理がしやすくなります。また、あらかじめ長く伸びている毛をハサミでカットしておきましょう。