まずは、一途と依存をはき違えていないかどうか、自分に問いかけてみてください。一途は彼氏だけを愛することで、依存は何もかも彼氏一人に委ねてしまうことです。
一途と依存の大きな違いは、あなたが自分の意志で決められるか、行動できるかどうか。「彼氏がいるだけで幸せ」と「彼氏がいないと何もできない」の間には、はっきりとした境界線があるのです。
自立心を身に着ける
自分が彼氏に依存していることに気づけたら、次は「自分のことは自分で決める」ことを意識してください。
あなたがやりたいことをやり、買いたいものを買い、食べたいものを食べる。自分の意志で物事を選ぶことで、自分を取り戻しましょう。大きな決断も小さな決断も彼氏に委ねず、自分で考えて決めることで、依存から脱する手がかりになります。
彼氏と自分を対等の立場でいる
すでに上下関係や主従関係ができてしまっている場合は、そこから対等な関係に修復する必要があります。最初は抵抗があるかもしれませんが、納得できないことには意見を言い、できないことはできないときっぱり断りましょう。
彼氏に何かを頼まれたら、「代わりにこれやっておいて」と頼むなど、対等でいることを意識するようにすると、依存関係が変化していくはずです。
彼氏以外での楽しみを見つける
彼氏からの連絡を待ってしまう、SNSを監視してしまう人は、趣味に没頭したり仕事に熱中したりして楽しむ時間を作りましょう。
彼氏のことを考えずに過ごす時間を少しでも作れたら、依存から抜け出す絶好のタイミングです。「彼氏のことを忘れていた」ということに罪悪感を抱かず、そのまま前向きに自分の時間を増やしていきましょう。
交友関係を広げる
彼氏に依存している時期は、友人との付き合いはほとんどなかったのではないでしょうか?依存から抜け出すためには、友人と遊びに行ったり、趣味のイベントに参加したりして、交友関係を広げましょう。
信頼できる友人ができれば、相談相手が彼氏一人ではなくなります。多くの人から意見をもらい、最終的に自分で決断できるようになれば、依存関係から抜け出せますよ。
自分のことを大切にする
依存から抜け出す最大のポイントは、他の誰よりも自分自身を大切にすることです。自分の気持ちや感情を優先し、自分のための時間を作ることで、本来のあなたを取り戻しましょう。
あなたは価値のある人間で、決して彼氏より下などではありません。仕事や趣味で楽しむことを覚え、彼氏とのデートに自分の意見を出し、自分らしく過ごすことで幸せをつかんでくださいね。
依存してくる彼氏はトラブルに発展する危険信号…!
次は、逆に彼氏が彼女に依存するタイプの男性だった場合の危険性をお伝えします。彼氏があなたに決断を委ねる、束縛する、「おまえがいないと生きていけない」などと言うなど、何か思い当たる節があれば、注意する必要があります。
共依存から抜け出せなくなる可能性
共依存とは、どちらかが強く依存し、もう一方がそれを受け入れ構うことで、その関係に依存している状態を指します。
お互いがその関係性に存在意義を見出しているため、抜け出すことは簡単ではありません。共依存が危険なのは、世話を焼くことで相手をダメにしてしまい、いずれお互いがダメになってしまっても離れられなくなることです。
モラハラに発展したら苦しむのは自分
彼女に依存する男性は、暴言を吐く、脅す、束縛する、経済的に困窮させるなどのモラハラをするようになる可能性もあります。彼女をつなぎとめておくために、自分の支配下に置こうとするのでしょう。
そうなってしまえば、苦しむのは女性です。自分を頼り求めてくれる彼氏がモラハラ彼氏に変貌する前に、依存関係から逃れる必要があります。