記事の目次
- 1.言いたいことが言えない悩み
- 2.言いたいことが言えない心理~性格
- 3.言いたいことが言えない心理~ストレス
- 4.言いたいことが言えない心理~家庭環境
- 5.言いたいことが言えない心理~家族と友人
- 6.言いたいことが言えない心理~病気
- 7.言いたいことが言えない心理~仕事面
- 8.言いたいことが言えない心理~恋愛面①
- 9.言いたいことが言えない心理~恋愛面②
- 10.言いたいことが言えない改善方法
- 11.言いたいことが言えない改善方法①技術を使う
- 12.言いたいことが言えない改善方法②発言で動く
- 13.言いたいことが言えない改善方法③方便を使う
- 14.言いたいことが言えない裏の心理には?
- 15.言いたいことが言えるようになるには
結局「自分より、親が良しとするならそれでいい」という心理で自分の気待ちが抑圧されたままです。
それでも、言いたいことが言えないままだな…とわかっていて、そこから脱皮しようともがいても、自分の気持ちをうまく表現できずに、ストレスを抱えて悩んでしまうわけです。
もっと深刻な状態になると、精神的な病気にもなりかねません。
言いたいことが言えない心理~家族と友人
人は、本来は自分の欲求や感情を持っているものです。
どんなに親が良かれと思って言ったことでも、本人の持つ感情と合わないと当然反発するものです。
でもこれは、健康的な状態です。
危ない状態なのは、むしろ親の前でいい子を演じている場合です。
そんな人に限って、自分の家庭から離れて、友達と接した時に危害を加える恐れもあるのです。
もし、外の人間関係で気を遣ってしまうがために、言いたいことが言えないことがあるとするなら、そこまで悪い事態ではないのかもしれません。
だって「人を傷つけない」ように気を付けているわけですから。
「言いたいことが言えない」という心理的な状態も、それが場合によっては調和を生むこともあります。
なぜなら、その言った一言が原因で、せっかく培ってきた信頼関係に、思わぬ亀裂が入ることも起こり得るからです。
言いたいことが言えない心理~病気
言いたいことが言えないような悪い環境が要因して、精神的な病気を引き起こす場合もよくあることですよね。
その病気の中の一つに、人を前にすると「顔色を伺ってしまって言葉が出なくなる」失語恐怖症というものがあります。
「自分の言っていることがつまらないかもしれない」
「相手を不愉快にさせてしまうかも」
という心理が、自分の発言や思いを言葉にすることが悪いことだと思い込んでしまう病気です。
また、対人恐怖症という「人そのものが恐いと感じ、コミュニケーションが取れなくなってしまう」という病気も。
やはりこれらの症状も、過去にすごく傷ついた体験があったり、否定的な言葉を浴びたり、何らかのトラウマを抱えていたりして、言いたいことが言えない場合が多いようです。
これが仕事や恋愛となると、本人はもう大変な修羅場です!
どんな病気を抱えていても、働いていかなくてはならないし、恋愛もしたい。
その病気に対する周りの理解も大切になってきますね。
言いたいことが言えない心理~仕事面
仕事上でも、言いたいことが言えない状況がストレス…というのは、よくあることですね。
これは、一緒に仕事する相手の性格や立場によっても、大きく変わります。
例えば、高圧的な上司を前にした時、萎縮して何も言えなくなってしまうものです。
言いたいことが言えない人は、どれだけ仕事を頑張っていても、自分に自信がないので、相手に頭ごなしに言われると引いてしまうのです。
このケースも「相手に良く思われたい」「傷つきたくないし、穏和にすませたい」という心理から来るのでしょう。
これで相手と諍いもなく仕事もスムーズにいくなら、ある意味、釣り合いも取れていい場合もあるのかもしれません。
ただ、やはり仕事なので、これでは損してしまうこともありますよね。
むしろ、仕事上なら尚のこと、言いたいことが言えないというよりも、言うべき時に言えないことが、後のトラブルを引き起こす場合があるでしょう。
言いたいことが言えない心理~恋愛面①
恋愛において言いたいことが言えないと、終いには彼氏に主導権を握られてしまうでしょう。
彼氏は「何をやっても怒らないから」という性格なのをいいことに、あなたを都合のいい女として扱うようになるかもしれません。
最初はまだ優しかった彼氏も、思いやりのない言動になってきたりしたら…これは最悪です!
それでも、彼氏のことが好きで「彼氏を手放したくない」という心理で、言いたいことが言えないまま何でもいうことを聞いてしまうのでしょう。