ホワイトデーのお返しにマシュマロはNG!?
ホワイトデーギフトとして定番のお返しであるにも関わらずマイナスイメージを与えるマシュマロ。気にせずに贈っていた人も多いでしょう。マシュマロがなぜ「嫌い」を連想させるのか謎を紐解き意味を理解しましょう。
しゅわっと溶けるくちどけが「嫌い」の意味に
しゅわっとすぐに溶けてしまうマシュマロは食べれば口に残らずなくなってしまいます。マシュマロの特製は「消えてほしい」という状況に関連付けられて、「嫌い」という意味が込められるようになりました。
嫌いから「忘れたい人」や「長続きしない人」へ意味が発展して、気持ちに答えられない相手へのホワイトデーのお返しにマシュマロを贈る人が現れたのでしょう。
「ホワイトデー」は元々「マシュマロデー」だった!?
ホワイトデーは老舗菓子屋「石村萬盛堂」の「マシュマロデー」が起源という説がありますマシュマロデーは「バレンタインに君から貰った気持ち(チョコレート)を、僕の優しさ(マシュマロ)で包んでお返しするよ」がコンセプト。
男性が貰うばかりでは不公平という少女雑誌の投稿を目にして、チョコレートを包んだマシュマロをマシュマロデーに販売したそうです。
本命に返すならチョコ入りのマシュマロを
バレンタインデーに貰った気持ちを受け入れるのならマシュマロ単体ではNG!本命へマシュマロをお返しするならチョコレート入りのマシュマロを選びましょう。
ホワイトデーにチョコレートを贈る意味は「あなたと同じ気持ち」です。チョコレートをマシュマロで包めば「あなたの好意を受け取って優しさで包み込みます」という意味の素敵な贈り物に変身しますよ。
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ギモーヴはマシュマロとは違うの?
ギモーヴはパステルカラーの可愛らしいフランス生まれの砂糖菓子です。マシュマロとよく似た見た目と食感のお菓子ですがマシュマロとは似て非なる物なんです。マシュマロとの明確な違いや特徴はなんなのでしょうか?
フランス名とアメリカ名に違い
ギモーヴの語源ウスベニタチアオイという植物のフランス名「guimauve officinale」です。ウスベニタチアオイのでんぷんを使ったお菓子の名称に由来して、アメリカ名では「marsh mallow」と呼ばれるようになりました。
ギモーヴとマシュマロは呼び名が異なるだけで同じ語源を持つお菓子ということになります。
卵白を使うのがマシュマロ
ギモーヴもマシュマロもゼラチンを使って固めたお菓子ですが、マシュマロには卵白も使用されます。しっかりと卵白を泡立てたメレンゲを加えることが食感に大きな違いを生み出します。
ギモーヴはゼラチン特有のしっとりもっちりした食感をしています。メレンゲが加えられているマシュマロはギモーヴと比較すると噛み応えがあってぐにゅっとした弾力のある食感です。
ギモーヴはフルーツピューレ、マシュマロは砂糖やシロップを使う
ギモーヴはフルーツピューレで味付けをするので、フルーツ本来の優しい甘味と香りを楽しめます。着色料は使用せずフルーツ独特のパステルカラーをしています。
マシュマロはフルーツピューレに限らず、砂糖やシロップで味をつけるので強い甘味が特徴です。フルーツ系はもちろん、その他にもチョコレートやラムネなど様々な味わいを楽しめて見た目もカラフルです。