気持ちを切り替えるという病みの治し方は、少し難易度が高いです。しかし、中には簡単な方法もあります。それは伸びや深呼吸を意識的に増やすという治し方です。伸びや深呼吸には体をリラックスさせる効果があります。これは先に述べたリラックスできる環境を整える方法の延長です。
部屋やお風呂などで環境でリラックスするのではなく、体自体を直接リラックスできる機会を増やす治し方です。体がリラックスできるタイミングが増えると、ネガティブな方向に働いていた心理がポジティブな方向に切り替わる機会が多くなります。
気持ちを視覚化してみる
今の心境を紙に書き出すことも有効です。心理的に追いつめられた状態だと冷静に物事を判断できません。なので、整理しなくても良いので、とにかく思いのままに今の気持ちを書き出してみましょう。文字にすることで、自分の今の心境を客観的に視覚で判断することができます。
客観的に自分の心境を眺めると、散らばっている文字が思わぬところで意味が繋がったりします。書き出した言葉の意味が多く繋がってくると、病み期からの脱出のヒントが見つかるかもしれません。
心境を整理してみる
上記の方法で、今の心境を紙に書き出すと、散らばった言葉の意味が繋がっていくことがあります。その言葉が繋がったことで出てくる意味は「なぜ自分がこれだけ悩んでいるのか?」、「どうすれば悩みが解決できるのか?」、などの病み期の脱出のヒントになります。
しかし、ヒントは見つけるだけでは解決までは至りません。ヒントを集めて整理してみましょう。ヒントを整理するということは自分の心境を整理すことと同じ意味になります。
相談も有効
病み期に入ってしまったことを他人に相談することは勇気の必要なことです。しかし、他人からの意見も重要なヒントが得られる可能性があります。どうしても病み期についての相談が難しいのであれば、病み期のことは伏せて、原因である仕事の悩みや、恋愛の悩みとして相談してみても良いでしょう。
■参考記事:恋愛をカウンセリングで解決?コチラも参照!
病み期の脱出法 (3)思い切って行動する
病み期に入った人は無気力になってしまう人が多いです。無気力になってしまうと、何に対してもやる気が起きなくなってしまいます。しかし、やる気がないからと何もしなければ、やる気がない状態に慣れてしまうことになります。そこで、負担にはなりますが、無気力に陥る前に好きだった趣味などを、やる気がなくても、無理矢理にやってみるという荒療治の方法もあります。
読書
いくら病み期を脱出するためとはいえ、あまり無理に行動し過ぎないように注意しましょう。無理をし過ぎて逆効果になっては意味がありません。まずは軽くできることから始める方が良いでしょう。おすすめは家の中で1人で完結するような趣味が良いでしょう。中でも読書はおすすめです。本を読まない人は雑誌や漫画でも大丈夫です。本を読むことで気も紛れますし、何か行動を起こしていると自覚することができます。