腰に手を当てるのはなぜ?
腰に手を当てる癖がある人っていますよね。
仕事でもそうしたしぐさをしている人を見ることがありますし、もちろん街中でも見かけることが出来ます。
また、モデルさんがポーズをとる時にも腰に手を当てることがありますよね。
もしかしたら、あなた自身、腰に手を当てる癖があるのかもしれません。
しかし、この腰に手を当てるポーズは、人によっては失礼だと思われてしまうこともあります。
例えば、あなたの上司が目の前にいる時に腰に手を当てるしぐさはしませんよね。
上司が居るときには、腰を低くして、低姿勢で接する方がいいといわれています。
では、腰に手を当てる癖のある人はどんな性格をしている人、また、心理状態にある人なのでしょうか。
今回は腰に手を当てる癖のある人の心理についてご紹介していきます。
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【腰に手を当てる心理】自己中心的
腰に手を当てるしぐさが癖になっている人は、ちょっと自己中心的な性格をしているかもしれません。
というのも、腰に手を当てるというしぐさは、自分のテリトリーを広げるという意味を持っているからです。
ちょっと腰に手を当てている場面を想像してみるとわかりますが、腰に手を当てることで自分の領域が広がりますよね。
逆に、縮こまると萎縮している人のように見えます。
実際、心と身体との動きはとても密接に関係しており、身体が自分の領域を広げているということは、心も自分の領域を広げようとしているということを意味しています。
自分の領域を広げる、つまり、自分の思い通りに動かせるところを広げたいという心理状態なんですね。
ですから、腰に手を当てる癖のある人は、常に人を自分の思い通りに動かしたい人、つまり自己中心的な性格であるといえます。
【腰に手を当てる心理】人を見下している
腰に手を当てている人は無意識のうちに相手を見下しています。
無意識だからそうした自覚はないかもしれませんが、実はそうした心理から無意識のうちに腰に手を当ててしまうんです。
前にもあげたように、偉い人が目の前にいる時に腰に手を当てたりはしませんよね。
そんなポーズを自分より偉い人に向けてしてしまったらとても失礼に当たります。
腰の位置というのはその人の権威を誇示する際に使われる体の部分でもあるので、腰を低くするのが失礼では無いのです。
ですから、腰に手を当てて自分のことを無意識に主張してしまうということは、相手を下に見ているということ。自分を主張しても怒られない、自分の言うことを聞きやすい相手だと認識している場合があります。
【腰に手を当てる心理】評価されたい
腰に手を当てるポーズは、自分を主張したいという心理の表れです。
腰は自分を主張したい場合に使われる身体の部位なのです。
そして、自分を主張したいという心理の裏には、評価されたいという心理が隠れています。
自分のことを主張することで、周囲から認めてもらいたい、評価されたいという思いがあるんですね。