記事の目次
- 1.泣きたいのに泣けない!
- 2.【泣きたいのに泣けない】涙を流すのはなぜ?
- 3.【泣きたいのに泣けない】身体と心はつながっている
- 4.【泣きたいのに泣けない】涙は病気を防ぐ
- 5.【泣きたいのに泣けない】涙にも種類がある
- 6.【泣きたいのに泣けない】原因:恥ずかしい
- 7.【泣きたいのに泣けない】原因:泣くことは意味がない
- 8.【泣きたいのに泣けない】原因:厳しいしつけ
- 9.【泣きたいのに泣けない】原因:泣きたいかどうかもわからない
- 10.【泣きたいのに泣けない】感情が無くなる危険
- 11.【泣きたいのに泣けない】病気になるかもしれない
- 12.【泣きたいのに泣けない】泣けないことによる影響
- 13.【泣きたいのに泣けない】解消法:1人の時間を作る
- 14.【泣きたいのに泣けない】解消法:感動するものを観る
- 15.【泣きたいのに泣けない】解消法:ゆっくり眠る
- 16.【おわりに】涙活でストレスを解消しよう
泣きたいのに泣けない!
人は涙を流す生き物です。
失恋した時やとても怖い目に遭った時、悲しい時や感動した時、安心したときなどにも涙を流しますよね。
そんな風に涙を流すことは生まれた時からしている行動です。
しかし、大人になるにつれて、涙が出ないということを経験することがあります。
失恋したのに泣けない。悲しいのに泣けない。とても怖い目に遭ったのに、悲しいことがあったのに、心理的にもとても参っていることがわかるのに、涙が出ないのです。
あんなに簡単に泣けていたのに、むしろ泣くせいで怒られるくらい悲しい時には涙が出ていたのに、涙が出ないのはなぜなのでしょうか。もしかして泣きすぎて枯れてしまったのでしょうか。
実は、涙が出ないのには心理的にとても深い理由があったのです。
【泣きたいのに泣けない】涙を流すのはなぜ?
まず、なせ涙が出ないのかということを考える前に、なぜ人が涙を流すのかについて考えてみましょう。
涙を流すことの良い点についてです。
とは言っても、なかなか涙を流すことがいいことだと考えられない人もいるかもしれません。
泣くことは恥ずかしいこと。泣いてはいけない。何も変わらない。迷惑をかけるだけ。恥ずかしい。そんな風に考えたことはありませんか?
そう、涙を流すということは、一般的にあまり体裁の良いものではありません。
泣くと弱い人だと思われてしまいますし、中には人が泣いている姿を見て、「泣けば解決すると思っている」なんて風に思われてしまうこともあります。
泣くことには良い点が無いように思われてしまいますが、実は涙を流すのは身体にとって良いことなのです。
涙を流すということは、悲しいという心理的な問題のように思われてしまいます。
ですから、涙を流すということは我慢できるもの。人前では我慢するべきものだと考えられていますよね。
しかし、実は涙を流すという行為は排泄や空腹のように自然なもの。我慢はできますが、生理的な現象です。
つまり、お腹が痛い時に排泄をするように身体が欲しているのと同じで、心理的に悲しい時には、涙を流すことを身体が欲しているのです。
【泣きたいのに泣けない】身体と心はつながっている
人間には交感神経と副交感神経というものがあり、交感神経は人間を活発にし、副交感神経は人間を安心させます。
人間は昔からこの交感神経と副交感神経の働きによって生きてくることが出来ました。
交感神経は敵が近づいてきた時に危険を避けられるように発達した神経で、人を緊張状態にします。この交感神経が働くと、例えば発汗したり、鼓動が速くうつようになります。
副交感神経は交感神経とは逆に、敵が近くにいない時にゆっくりと休んでいる時に働いてる神経です。ほっとするとトイレが近くなるのもこの副交感神経が働くためですね。
敵から逃げる時にトイレに行きたくはなりませんよね。これは交感神経が働いているからです。
このように、人間は交感神経と副交感神経の働きによって生きています。
【泣きたいのに泣けない】涙は病気を防ぐ
ただし、交感神経が働いている時、人間はかなりのストレスにさらされています。それもそうですよね。もともと自分の命を狙う敵から逃げる為に働いている神経です。心理的なストレスがかかるのは当然です。
ですから、交感神経ばかり使っていると病気にかかってしまうことがあります。