④丸カン
固まったレジンのパーツ同士やストラップとチェーンを繋ぐときに必要な円形の金具です。
⑤ヒートン
丸カンを付ける場所がないときに使う円形の金具にネジが付いた物です。
⑥モールド
レジンを流し込む型枠です。型枠は鉄製やプラスチック性の物だとレジン液がくっついて固まってしまうので、必ずシリコン製の物を使うようにしてください。
⑦UVライト
紫外線を発生させる機械で、レジン液を早く硬化させたいときに使います。
⑧やすり
出来あがった作品の形を磨き、整えるときに使います。
ダイソー100均で用意できるペンダントパーツの作り方!
今回はダイソーやセリアなどの100均ですぐに揃えられるアイテムで、初心者でも簡単に手作りできる空枠を使ったペンダントパーツの作り方をご紹介します。
用意するもの
・レジン液
・空枠
・デコパーツ
・UVライト
・爪楊枝や針
・下敷き
【ペンダントパーツの作り方】
①まず制作に入る前に、どのようなデザインのペンダントを作るか簡単なイメージのイラストを描いておくと失敗を減らすことができます。
イラストを描いたら、レジンを流す空枠の上にデザイン通りにデコパーツを配置して完成のイメージを固めていきます。
レジンを使った手作り作品をデザインするときは、欲張ってデコパーツをたくさん配置せずに、少し間を残すくらいの方がきれいな仕上がりになります。
②一度デコパーツを空枠から全て取り出し、下敷きなどの上に空枠を置いて、枠の底から1ミリくらいの厚さでレジン液を流します。
レジン液を爪楊枝や針を使って土台の端まで均等に広げ、気泡も潰しておきます。
③UVライトや太陽光でレジン液を一旦固めます。
④③のレジン液が固まったら、今度は土台の半分程の高さまでレジン液を流します。
レジン液を流し終えたら、①でイメージしたデザイン通りにデコパーツをレジン液の中に入れます。
デコパーツを配置するときは、大きめのパーツから順番に入れて行くようにしましょう。
パーツの位置の微調整をするときは、爪楊枝や針でデコパーツを動かします。
ビーズなど穴が開いているデコパーツは穴の部分が見えないように、爪楊枝などで方向を変えて配置します。
⑤パーツの配置が終わったら、再びUVライトや太陽光でレジンを固めます。
⑥⑤で完全にレジン液を固めたら、更にレジンを塗り重ねて全てのパーツをレジン液で固めてコーティングしていきます。一度にコーティングしようとすると空枠からレジン液が流れ出て失敗することがあるので、レジン液を塗っては固めるという作業を少しずつ繰り返しましょう。
⑥レジンを流し込むときに空枠からレジン液がこぼれた場合、レジン液がはみ出たまま固まって残ってしまいますが、はみ出たレジン液はハサミで切り、目の細かいヤスリで切った部分を少しずつ削って形を整えましょう。
レジンを削りすぎて白く曇ってしまった場合は、もう一度レジン液を塗って固めると良いです。
後は革紐やチェーンを通せばペンダントの完成です。
以上がペンダントパーツの作り方です。
ペンダントパーツの作品はキーホルダーやストラップにすることもできるので、たくさん作っても様々な用途に使うことができます!
レジン作品の磨き方は?
レジンで手作りした作品はそのままでも十分キレイに仕上がるのですが、レジンの表面を研磨すると、レジンの光沢が増し、更にキレイな仕上がりになります。
レジン作品の制作に慣れてきたら、ぜひチャレンジしてみてください!
レジン磨きに必要な物
・紙やすり(耐水性の物)
・水入りバケツ
・コンパウンド(粗目、細目、仕上げ目)
・メガネ拭き
【レジン作品の磨き方】
①紙やすりに水とたっぷり付けて、レジンの表面を磨きます。
紙やすりは目の細かさによって数字が書かれていますが、数値が高いほど目の細かいやすりになります。
「数字の低い紙やすり→数字の高い紙やすり」という順番に紙やすりで磨きをかけるとキレイな仕上がりになります。