Tシャツをリメイクしてフリンジに！裾・袖・襟を切るだけ！

リメイクするＴシャツの裾や襟元、袖口をカットしたら裏返してフリンジの長さや幅を決めて線を引いていきます。フリンジの長さは自分の好みで良いですがフリンジの幅を１センチよりも狭くすると生地が切れたり、完成したあとにフリンジが取れてしまうことがあるので最初は太目の幅でフリンジを作ります。

フリンジの長さを決めたら定規とペンを使って同じ間隔になるように横に印をつけていきます。横につけた印の間隔がフリンジの幅になります。あとでフリンジに編み模様を入れる場合はこのときにフリンジの数が偶数になるように印をつけていきます。

リメイクするＴシャツのフリンジの長さと幅を決めて印を付けたら、あとはハサミでカットしてフリンジを作っていくだけです。細目のフリンジの場合はフリンジ部分を指でくるくると巻くようにすると出来上がりがロープのようなお洒落な仕上がりになります。カットしたあとに裾の縫い目の部分が邪魔な場合はハサミで切り落としておきます。初めてＴシャツをリメイクするときはシンプルに裾の部分だけにフリンジを入れる人が多いですが、フリンジは簡単にできるのでカットする方法で色々なリメイクＴシャツが作れます。

Ｔシャツをリメイクするときに裾の部分のフリンジを同じ長さにしてもお洒落ですが、フリンジの長さを左右非対称（アシンメトリー）にするとエスニック風な服になるので重ね着のアイテムにしたりなど夏に活躍するお洒落なアイテムになります。裾の部分のフリンジに合わせて襟元を大きくカットしたり袖に細目のフリンジを入れたりする他にも裾の部分のフリンジをアシンメトリーにして袖の部分は共布を使ってリボン風にしたりなど、一枚のＴシャツで自分の好みの色々なパターンのリメイクＴシャツを作ることできます。

Ｔシャツのリメイクでフリンジのカットをしたあとにフリンジの部分に編み模様を入れるとワンランク上のリメイクＴシャツになります。フリンジの編み方はシンプルな編み方から応用した編み方までありますが、シンプルな編み方は簡単なので一度覚えてしまえば応用の編み方にアレンジしたり、アクセサリーを入れてアレンジした編み方にしたりなど色々なスタイルのリメイクＴシャツが作れます。

リメイクＴシャツの一番シンプルなフリンジの編み方は２本のフリンジを結んでいく方法です。隣同士の2本のフリンジをひとつにまとめて結んでいくだけなので簡単にできます。結び方には特に決まりはないので自分の好きな結び方で大丈夫です。２本のフリンジをひとつに結んでいくので最初にフリンジをカットするときにはフリンジの本数が偶数になるようにカットします。隣同士の２本のフリンジを結んだら一段目の完成です。

その後は結んだフリンジの束のひとつを隣のフリンジの束のひとつと結んでいきます。この簡単な編み方を繰り返していくだけで網目模様のフリンジＴシャツができます。シンプルなリメイクＴシャツにしたい人は一段目を結ぶだけでも良いですが、自分の好みで網目の段を調節できます。

リメイクするＴシャツの裾を短くしてお腹の部分からフリンジを入れる編み方にすると重ね着用の服にしたり、水着の上に着たりなど色々なコーデもできる服になります。

リメイクＴシャツでフリンジを編むときに編み目模様を大きくしたいときは１段目の編み方は基本の編み方と一緒ですが、２段目からは隣のフリンジ同士を編まないで、ひとつ先のフリンジの束（となりのとなり）のフリンジを結んでいく編み方をすると大きな編み目模様ができます。この編み方は慣れるまで少し難しいですがフリンジの編み目が綺麗に交差した仕上がりになります。２段目からは奇数同士のフリンジと偶数同士のフリンジを結んで行くと覚えておけばスムーズに編んでいけます。

■参考記事：コンパクトに収納できるTシャツのたたみ方って？