記事の目次
- 1.可愛くておしゃれなスカートを手作りしよう
- 2.簡単スカートの作り方で揃えたいもの①型紙
- 3.簡単スカートの作り方で揃えたいもの②布
- 4.簡単スカートの作り方で揃えたいもの③ミシン
- 5.簡単スカートの作り方①ギャザースカート
- 6.簡単スカートの作り方②巻きスカート
- 7.簡単スカートの作り方③ロングスカート
- 8.簡単スカートの作り方④サーキュラースカート
- 9.簡単スカートの作り方⑤二枚重ねスカート
- 10.簡単スカートの作り方⑥サークルスカート
- 11.簡単スカートの作り方⑦バックフレアスカート
- 12.簡単スカートの作り方番外編①パウ
- 13.簡単スカートの作り方番外編②万能ペチコート
- 14.簡単スカートの作り方番外編③リメイクスカート
- 15.自分スタイルのスカートで新鮮コーデを楽しもう
可愛くておしゃれなスカートを手作りしよう
ネットショップでも街の実店舗でもありとあらゆるタイプのスカートが販売されていますが、そんな中からいざ自分が思い描いたとおりの理想のスカートを探し当てるのは至難の業です。
こんな時ソーイングができたらなぁ、とは誰しも思うことですが、だからといって服作り初心者にはなかなかそのハードルを越えるのには勇気が必要です。
ですが最近はそうした服作り初心者さんにも気軽にチャレンジできる服作りの本やレシピ、動画やサイトといった情報面から、服作りがより簡単で楽しくなる便利なグッズも数多く発売されているので、1度思い立ったら案外簡単に作れた、という人も大勢います。
ぜひあなたも思い切って、デザインから生地、色、素材の全て一から十まで丸々自分好みのスカートを作ってみましょう。
簡単スカートの作り方で揃えたいもの①型紙
いざスカート作りにチャレンジしよう、と思い立ったときにまず必要となるのが服の型紙です。
「そんなこと言っても型紙なんていきなり自分で作れない」と悩む必要はなく、プリントされたものをハサミで切るだけで使えるソーイングレシピや服作り初心者向けに写真を多用して詳しく手ほどきしてくれているソーイングブックの付録型紙などさまざまな型紙を手に入れることが出来ます。
手にとって確かめやすいのが街の手芸店などにおいてあるソーイングパターンで、海外大手のレシピから日本人向けデザインのもの、またお店によってはオリジナルデザインの型紙などを販売しているところもありますので、まずはその中から好みのものを探してみてください。
服作りの本などにも実物大型紙という名前で掲載されている洋服の型紙が載っており、それを100均などで売っているトレーシングペーパーや、洋裁店で売っているハトロン紙などに写して使えば簡単に型紙が手に入ります。
注意したいのは、家に古い洋裁の本などがあって、そちらを利用したいと思った場合です。
昔の服作りの本はドレメ式や文化式、あるいはかこみ式といった型紙の製図方法別に、自分で型紙を作るのが一般的でしたが、これらはある程度の経験がないと一見でいきなり作るのは難しい型紙になります。
お家の人などに教えてもらえる場合は別ですが、全くの独学で服作り初心者がこれらの型紙を作りあげるのは、服作りのハードルが無意味に高くなりすぎるのであまりおすすめできません。
手芸店などのソーイングパターンや雑誌の実物大型紙を利用する場合は、作り方完成図とよく照らし合わせて、写し間違いや切り残しがないように気をつけましょう。
また専用ハトロン紙ではなく100均のトレーシングペーパーを使う場合は、服作り用では大きさが足りない場合がほとんどなので、あらかじめセロハンテープやノリなどで一定の大きさに繋ぎ合わせておくのもおすすめです。
1度しっかりした型紙を作っておくと、生地違いなどでスカートを作る場合など何回も使いまわせるようになるので、面倒でもきっちり作っておくと後がグンと簡単になります。
簡単スカートの作り方で揃えたいもの②布
手作りスカートを作る際に用意したい物の2つ目はモチロン布地です。
市販品にないもの、好みにぴったりのものが作れるのが手作り最大のメリットなのでここはこだわってこれはと思う布を探すようにしましょう。
必要な布の量は、ソーシングパターンや洋裁の本に書いてあるので、その量に見合うだけの布地と、それに合う縫い糸、ファスナーやボタン、ベルト芯やゴムテープといった付属品も布と一緒に購入すると色あわせが簡単にできます。
柄に方向性があるものを選ぶとサーキュラーやサークルスカート、などは裁断の関係上、特に布の必要量が多くなりますので注意してください。
一般的に簡単スカート作りに向いているのは、コットンならダンガリーやシャンブレー、ツイルといったハリのある生地がスカートに仕立てたときのシルエットがキレイに出やすく、縫い代の始末も簡単なのでおすすめです。
肌触りがやわらかなダブルガーゼや秋冬のスカートにぴったりのウールやツイード、コーデュロイ、サーキュラースカートなどに向いているジョーゼットなどは布端の始末がコットンよりも難しく、どちらかといえばロックミシンを持っている人におすすめです。
最近の和ブームもあり、ショップにはアンティークの着物地などをリメイクしたスカートなどもよく売られています。
自分ののたんすに眠ったままになっている古い着物を使いたい、と思うこともあるかも知れませんがその着物が正絹の場合、まったくのソーイング初心者にはシルクの縫製は難しいのであまりおすすめできません。
まだ仕立てていない浴衣の反物やアンティークの浴衣、久留米絣のような木綿の着物地がある場合は、古いものであってもきちんとほどいて洗えば立派なリメイクスカートになります。
簡単スカートの作り方で揃えたいもの③ミシン
手作りスカートを作る際に揃えたいものの3つ目はミシンです。
手縫いで作る作り方もありますが、全自動洗濯機での洗濯に耐える強度などを考えると、ミシンでの縫製が必要となってきますので、手持ちにミシンがある場合はミシンを使う作り方ををおすすめします。
家にミシンがあるけれども、使うのは久しぶりという場合はまずメンテナンスから始めないと、使っている途中で調子がおかしくなったり、古いミシン油でせっかくのスカート生地に油染みなどができてしまう可能性があります。