コンバースの種類を紹介!
元はバスケットボールシューズとして、今は街を歩くファッションとして長く愛されているコンバース。かっこいいけれど、いろいろモデルがあってどれにするか迷いますよね。
ハイカットにローカット、実は素材もいろいろで、スポーツや街歩きに便利なだけでなく、コーディネートするのも楽しいのがコンバースのスニーカー。
今回は、コンバースの種類を網羅して紹介します。「これ欲しい!」と思える一足が見つかるはず。定番の人気モデルから、2023年の最新デザインまで総チェックしましょう。
オールスター
コンバースのスニーカーといえばこちらが定番。オールスターです。1917年に登場した、元はバスケットボール選手のために作られたモデルです。
当時とデザインはそれほど大きく変わっておらず、実に100年以上も親しまれてきたモデルというのが驚きですね。
脚をすらっと見せるハイカットモデルは、バスケットボールシューズとして選手の足首を守るためのものでした。軽やかなローカットモデルも根強い人気ですね。
オールスターはコンバースの中でも比較的値段が安く、コンバースに初トライしたい方にもおすすめ。キャンバス地で洗いやすい、お手入れがしやすいという点も便利です。
オールスターの見分け方はかかとの部分。「ALL★STAR」とヒールラベルがついています。このモデルになったのは1976年から。1976年以前のものは「チャックテイラー」と呼ばれています。
チャックテイラー
チャックテイラーとはヴィンテージオールスターのこと。今のオールスターの1976年以前のモデルです。1940年代から1970年代まで作られていました。
チャックテイラーと呼ばれるようになったのは、1946年に「Chuck Taylor」の文字のアンクルパッチを入れるようになったためです。
元々はバスケットボールシューズだったため、足を守るため内側に当て布がしてあるのも一つの特徴。ファッションアイテムとなったため、今のオールスターにはその当て布はありません。
パッと見はオールスターにそっくりで見分けがつかないほどですが、同じサイズでもやや大きめなのと、黒地に筆記体で欠かれた「Chuck Taylor」のアンクルパッチが目印です。
現在は復刻版も出ていますが、当時のヴィンテージものはとても貴重なアイテム。高値で取引されることがあるほどの品です。
ジャックパーセル
ジャックパーセルはバトミントン用シューズとして開発されたモデルです。1935年に登場しました。当時のバトミントン世界王者が開発に携わったことから、彼の名を取ってジャックパーセルと呼ばれることになります。
スマートなシルエットでシンプルなデザイン。コーディネートもしやすいモデルです。インソールもしっかりしていて疲れにくいのが特徴。
つま先に入った黒いラインがジャックパーセルの目印。靴が笑っているように見えることから、「スマイル」とも呼ばれます。
ヒールパッチには筆記体の「Jack Purcell」の下に「ヒゲ」模様が入っているのも目印です。
スキッドグリップ
スキッドグリップはテニスシューズとして開発されました。1940年登場です。一見するとコンバースらしさがない…、と思われるかもしれませんが、シンプルながら洗練されたモデル。横幅が少し広めです。
女性のファッションとも合わせやすい靴で、一足あると便利です。グリップ性が高く、インソールのクッション性も高いモデル。街歩きに疲れにくい一足です。
カラーバリエーションも豊富で、パステルカラーが多いのが特徴的。カラフルなファッションを楽しむもよし、お手持ちの服やお気に入りの服と合わせて選ぶもよしです。
ワンスター
ワンスターはサイドに入った「★」マークが特徴的な目印。ジャックスターという、コンバース初のレザーモデルの発展形として1974年に登場しました。
スムースレザーやスエードを素材として製造を開始したものの、材料調達や縫製の技術が難しく、2年で製造中止に。一時は幻のスニーカーとなっていました。
1980年代に製造を再開し、人気モデルの仲間入り。キャンバス地でないコンバースもまたおしゃれで、スエード地が秋冬ファッションにもぴったりです。