手を握る男性心理とは？脈ありの証なの？

職場や学校で挨拶を交わしたり、ちょっとお話するだけの男性が突然手を握ってきたら…！？

びっくりもするし、当然そこに何か意味があると思いますよね？ニアミスで手と手が軽く触れる程度ならともかく、明らかに意思をもって手を握るというのは、やはり何らかの意味があるのでしょう。

大体は好意に基づく行動だと思われますが、もしかすると別の意味が隠されているのかも…。

「脈あり？」と期待する前に、ちょっと詳しく手を握る男性心理を知っておきましょう。

今回は手を握る男性心理や、握り方によってちがう意味についてクローズアップしていきます。手を握ってきたのが気になる彼なら、隠された心理や本音を知ることで、今後の関係性が変わるかもしれませんよ。

【好意をもっている、または好意を伝えたい】

女性にとってもいちばんわかりやすい理由がこれです。

言葉で好意や気持ちを伝えるのが苦手だったり、行動で示す方が手っ取り早いと考える男性は多いです。

手を握ることは、気持ちが昂ぶってどうしようもなくなり、言葉にするのが難しい時でも、ストレートに好意を伝えることができます。

何とも思っていない相手に触れたいとは思いません。

この場合の男性の本音は、もはや脈ありという範疇を超えて、「好き」のという域に達していることでしょう。さらに、手を握る力が強いのであれば、「自分の気持ちをしっかり伝えたい」という男性心理の表れと言えます。

女性も手を握られたことに驚きはしても、好意を感じるとその感情に応えたくなるはず。

もし相手に好意をもっているなら、手を握り返したり、言葉で好意を伝えたりして、ちゃんと相手の気持ちに応えるようにしましょう。

【大なり小なり下心あり・女性の反応をチェックしたい】

手を握るということは、少なくとも好意があることはたしかです。

手と手が触れ合った瞬間、女性が「この人脈あり？」と恋愛感情に直結する反面、男性は好意はあるものの、恋愛感情まで抱いているとは限らないのです。

わかりやすく言えば、「女性として性的魅力やセクシーさを感じているけれど、付き合いたいと思うかは別物」ということです。

そんな下心がある場合、「自分がどこまで受け入れられるか？」と探る意味があります。

女性慣れしているような男性は、知り合ってから早い段階で手を握ってくることがあるので、他の女性にも同じことをしていないか確認する必要があります。

ですが、その気持ちが下心だけとも限りません。本当に付き合いたい気持ちがあって、「相手が脈ありかどうか確認しよう」という心理から手を握ることもあり得ます。

言葉で伝えて断られてしまっては、なかなか立ち直れなくなってしまいます。「拒否されるのなら、手を振りほどかれるだけにしたい」というせつない男性心理もあるのです。

【自分の中では彼女と同じ感覚】

たくさんおしゃべりして、何度もふたりで会って、かなり気を許した仲ということであれば、男性の好意はかなりピークに達していると言えます。

男性の中では「もうすでに彼女と同じように付き合っている」感覚になっていると、いまさら言葉にして好意を伝えるのはテレる…ということも考えられます。

この場合、以心伝心という四字熟語が示す通り、女性側もすでに似たような感覚になっているはず。ふたりして、「どっちが先に踏み出すか？」と探り合っている状態です。

すでにふたりの本音は「付き合いたい」一色になっていることでしょう。

逆に、これほどわかりやすい本音もそうそうありません。ふたりの関係をさらに進めるのにためらう理由はないとも言えるでしょう。

【ずっといっしょにいたい】

手と手を握ることは、相手のぬくもりを感じることです。このぬくもりがなかなかクセモノで、物質的な温かさとちがって、特に男性にとっては、心の中までじーんと温めてくれる癒し効果があります。

すでに恋人同士のふたりなら、デートの帰りに「もっといっしょにいたい！」という気持ちが昂ぶり、手と手を握り合って離さない…ということもあるでしょう。

もう一歩が踏み出せずにいる関係のふたりであっても、同じシチュエーションになることが考えられます。

「友達関係のままいたいから手を握る」という男性はそうそういません。むしろ相手の女性に対して崇高な恋愛感情をもっているからこそ、手を握ることで心にまで温かみを感じるのです。

たとえ脈ありの段階であっても、いっしょに出かけた帰り際に男性が手を握ってきたら、そんな告白の仕方もあるのだと理解してあげましょう。