Volvic(ボルヴィック)が販売終了を発表!
Volvic(ボルヴィック)が販売終了!その原因は?
- ボルヴィックが2020年12月末で出荷を終了!
- 国内のミネラルウォーターの需要は増えている…!?
- 海外ブランドから国内ブランドに需要が移行!
2020年7月6日、キリンビバレッジ株式会社は輸入ミネラルウォーターブランド「Volvic(ボルヴィック)」の出荷を2020年12月末をもって終了すると発表しました。
ミネラルウォーターはボルヴィック派だという人からは悲しみの声が続々と上がっています。この記事では、「Volvic(ボルヴィック)」の基本的な情報から販売終了にいたった原因まで網羅して解説していきます!
「Volvic(ボルヴィック)」ってどこのブランド?
まずは、世界的なミネラルウォーターブランドである「Volvic(ボルヴィック)」について説明していきましょう。
「Volvic(ボルヴィック)」はフランスのブランド!
Volvic(ボルヴィック)は、フランスのソシエテ・デ・ゾー・ド・ボルヴィック社が所有するブランドミネラルウォーターで、日本ではキリンビバレッジ株式会社が製造委託契約を結び、販売を行っていました。
エビアンを筆頭に、海外のミネラルウォーターは硬水が多い中、軟水で口当たりやわらかなVolvic(ボルヴィック)は、日本でも人気の高いミネラルウォーターとして知られています。
ボルヴィックが販売終了した背景:国内製品への関心高
Volvic(ボルヴィック)の販売が終了した背景には、ミネラルウォーターが海外ブランドから国内ブランドに人気が移っていることがあると考えられます。ここからは、その原因について考察していきましょう。
国内のミネラルウォーター自体の需要は上昇中!
まず、国内でのミネラルウォーターは需要は年々上昇傾向にあります。単純な日常の飲料水としてだけでなく、防災を目的として家で買い置きをしたり、健康志向から水を飲む習慣をつける人が増えたりとミネラルウォーターをまとめ買いする人も増えています。
海外ブランドから国内ブランド重視に変化…!
需要が上がっているミネラルウォーターですが、消費者のトレンドは海外ブランドから国内ブランドに移り変わり、Volvic(ボルヴィック)の売り上げは実は年々低迷していました。
「水は国内ブランドのほうが信用できる」というイメージをもつ消費者が多くなったことで、海外ブランドのイメージが強いボルヴィックは苦戦を強いられることとなったと考えられます。
今後は国内ミネラルウォーターに大きくシフトする可能性も!
国内ミネラルウォーターの需要が高まる中で、新型コロナウイルスの影響もあり、今後も国内ミネラルウォーターのシェアがより広がっていく可能性が高まっています。
クリスタルガイザー(大塚製薬)・エビアン(伊藤園)など大手の海外ミネラルウォーターを愛飲している方は、そうした動向も注視する必要があるでしょう。
水や飲料水などについて知りたいことをチェック!
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