優しすぎる人は自分の意見を言えず、腹が立つことがあっても怒れないため、ストレスを溜め込んでしまいがちです。ある日突然そのストレスが爆発することも…!
普段は怒らない人が突然怒ると凄まじいものがあるとよく言われますが、それは溜め込んだ我慢の結果でしょう。怒りの爆発まではいかなくても、ストレスで心身にダメージを受けていることもあります。
優しすぎる人の心理とは?
優しすぎる人の言動の裏にはどんな心理があるのでしょうか。嫌われたくない気持ちから優しく振る舞う人、他者に優しく接することが当たり前だという価値観の人もいますし、過去にトラウマがある人や繊細な性格の人も優しすぎる人になる傾向があります。
周りから嫌われたくない
周りの人から嫌われたくないため、あれこれ空気を読んで気を遣った結果、優しすぎる人になっている人もいます。周囲からできるだけ好かれようと、八方美人になってしまう人も。
単に良く思われたいという理由だけでなく、嫌われて足を引っ張られては面倒だから、悪口を言われると傷つくから、と嫌われたくない理由や心理もさまざまです。
人に優しくすることが当たり前
人には優しく接することが当たり前だという文化の中で育つと、優しすぎる人になることもあります。人との調和を重んじて、できるだけ迷惑をかけず、親切にすることをよしとする価値観です。
奉仕の精神があり、中には自己犠牲をしてでも他人に優しく接することに喜びを感じる人もいます。人の気持ちにも敏感で、先回りして親切を行うことも。
過去に嫌なトラウマがある
学校でいじめられた、親との関係が悪かった、友達や恋人にひどく裏切られたなどでトラウマがあり、特定の人や周りの人を気にしすぎる性格になっている場合もあります。
辛い経験を繰り返さないようにするため、周囲に嫌われないよう慎重に振る舞ったり、特定の好きな人や性格にクセのある人には気を遣いすぎてしまったりします。
理由もなく不安になる
繊細な性格だったり、ささいなことでも傷つきやすい性格だったりすると、人間関係で理由もなく不安になり、優しすぎる人になることもあります。
「あの言い方では不愉快だったかな」といつまでも心配してしまう一面や、孤立することに対して恐怖を感じる一面も。そんな不安にさいなまれることを避けるため、優しすぎる言動につながります。
優しすぎる人との恋愛はダメ?
優しすぎる人との恋愛は楽しい?それともNG?優しすぎる男女ならではの、恋愛のポイントを見てみましょう。刺激が少ない反面、誠実であるのはいいところ。隠れモラハラ的、あざとい、恩着せがましいなどの点は恋愛では避けたい要素に。
隠れモラハラ気質で危険な場合も
優しすぎる性格は嫌われることを恐れての仮の姿で、恋人になると本性が出てしまう人もいます。内心に劣等感があり、恋人など気を許した人には隠れモラハラ気質である場合も…!
周囲には優しい人として振る舞う一方で、恋人には支配的になり、上に立って主導権を握っていないと気がすまないタイプの人もまれにいます。付き合ってみて合うかどうか、外面だけでは判断できません。
あまり刺激は感じられない
優しすぎる人は安定した優しさで、付き合いやすくはありますが、あまり刺激的に感じられない面も。恋愛で駆け引きはせず、こちらの期待どおりにさえ動く傾向もあります。
誰にでも優しすぎる人だと、本当に自分を好きで付き合っているのか不安になるのも辛いところ。恋愛らしい刺激が乏しく、飽きてしまいやすいのも残念なところですね。