これだけは知っておきたい!ホホバオイルの基礎知識
寒さがこたえる季節がやってまいりましたね。皆さん、冬のカサカサ対策はどのようになさっていますか?
この時期になると、手も足もがっさがさになりがち。顔や頭皮も常に乾燥にさらされ、気づけば脚に白く粉が吹いてしまうこともありますよね。そんな乾燥対策には、しっかりとスキンケアが欠かせません。
そこでおすすめなのが「ホホバオイル」!口コミでも話題の「ホホバオイル」。一体どんなオイルなのか、気になりますよね?詳しくご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください!
ホホバオイルの正体
アメリカ南部の砂漠地帯に生育する「ホホバ」は、なでしこ目の常緑低木です。このホホバの実から圧搾したものが「ホホバオイル」として、世界中で愛されています。
ホホバオイルの歴史はまだまだ浅く、1970年代より高価なスキンケアの材料として作られたばかりです。
オイルとは言っても、主成分はワックスエステル(ロウのこと)。このワックスエステルを含む植物はホホバのみで、不飽和脂肪酸を大量に含んでいます。
ホホバオイルはほかのオイルと比べて非常に酸化しにくく、しかもお安いのが特徴。だからプロにも愛用者が多く、キャリアオイルとして非常に人気の高いオイルなのです。
ホホバオイルは美容におすすめって本当?
ホホバオイルは、さまざまな口コミからもその人気の高さがうかがえます。
どうしてそれほどまでにスキンケアや美容に良いのでしょうか?ホホバオイルの人気の秘密はこんなところにありました。
ホホバオイルにはこんな効果が!
ホホバオイルは乾燥肌にはしっかり保湿、脂性肌には皮脂抑制と両方に対応できる優れもの。低刺激なので、敏感肌や赤ちゃんにも安心して使えます。自然なワックスエステルが肌にすぐ馴染み、しわや妊娠線の予防にもぴったり。
さらに、殺菌作用でニキビや吹き出物を防ぎ、肌のターンオーバーもサポート。紫外線から守って、日焼け後のケアにも優れています。頭皮にも潤いを与えて抜け毛を防ぎ、毛穴の汚れもスッキリ。保湿力が高く、乾燥による手荒れや皮膚のケアにも最適です。
こんな効果があるなら、いち早く試してみたいですよね。
でもちょっと待って!ホホバオイルには種類があることを知っていましたか?次はそのホホバオイルの種類と特徴についてお伝えします。
ホホバオイルにはどんな種類があるの?
よく見かけるホホバオイル、実は色に違いがあるのをご存知ですか?無色のホホバオイルと、黄色いホホバオイル、どちらも「ホホバオイル」と書かれているけれど、どちらが本物なのか気になったことはありませんか?
実は、どちらも本物のホホバオイルですが、この色の違いが見分けるポイントなのです。それでは、この2種類のホホバオイルの特徴を見ていきましょう
ホホバオイル精製と未精製の違い
精製されたホホバオイルは、無色透明で匂いもありません。未精製のホホバオイルを精製し不純物などを取り除いたもので、品質を保つため大量に生産される場合が多いようです。
残念なことに、この精製過程でビタミンやミネラルなどが一緒に取り除かれてしまうため、未精製のものに比べると物足りないことでしょう。しかし、未精製のホホバオイルよりも価格が安いのが魅力です。
一方、未精製のホホバオイルは、ホホバの実からダイレクトに絞り出したオイルのこと。「ゴールデンホホバオイル」と呼ばれており、黄金色のオイルです。ホホバの香りもします。
栄養素もそのまま、値段も高価なのが特徴です。抽出方法によっては、熱によりせっかくの上質な不飽和脂肪酸がトランス脂肪酸へと変化してしまうため、「低温圧搾法」で抽出されたホホバオイルが良いでしょう。
ホホバオイルおすすめの使い方6選!
ホホバオイルは「万能オイル」と呼ばれているほど、いろいろな使い方が出来ます。
どんな風に活用できるのか気になりますよね?ここからは、ホホバオイルの6種類の使い方を見ていきましょう。
使い方①クレンジング
いつものクレンジングオイルをホホバオイルに変えてみると、スキンケアがぐんと贅沢に!たっぷりめのオイルで顔全体を優しく包み込み、小鼻やおでこなど気になる部分は指の腹でクルクルマッサージ。
潤いをしっかり残しながら、毛穴の汚れもやさしく取り除けます。最後は、いつものようにぬるま湯で洗い流せば、クレンジング完了です。