前髪をギザギザにするための切り方 前髪を分けてカットする
前髪のギザギザをセルフカットでカットしていくための切り方としては、前髪を分けてカットするということを頭に入れておくと良いでしょう。
まずは、前髪を切る範囲を決めていき、カットする幅が決まったら両サイドをヘアクリップやダッカールなどを活用して留めていきましょう。
そのような形で前髪を三等分することができると、セルフカットも行いやすくなります。
前髪を三等分することができたら、前髪を三角形になるように取っていきます。
三角形の頂点が後ろにいけばいくほど、厚みのある前髪になっていきますので、好みに応じて前髪の量を調整していきましょう。
前髪の幅を決められたら、少しずつゆっくりと丁寧に前髪をカットしていきます。
前髪をギザギザにするための切り方 前髪は縦方向に切っていく
前髪ギザギザの切り方について、前髪を分けてカットしていくことができる段階に入ったら、実際にカットしていくことになりますが、この時に、ハサミを縦に入れて、前髪を縦方向にカットしていくことを頭に入れて実践していくと良いでしょう。
毛束に対して、縦方向にハサミを入れていくことで、ギザギザ感を出していくこともできますし、必要以上に前髪をカットしすぎてしまうというリスクも回避することができます。
ギザギザ感を出しつつ、前髪をぱっつんにしたいのであれば、ハサミを横方向に入れても構いません。
横方向にカットしていくことで、前髪が揃いやすくなり、ぱっつんも表現しやすくなっていきます。
一方で、アシメや通常の前髪ギザギザにしていきたいのであれば、ハサミを縦方向に入れていくようにしましょう。
必要以上に長く切ってしまうと、後で修正するのが大変になってくるので、ハサミを縦方向に入れて少しずつカットしていくことで、最後の微調整も行いやすくなります。
前髪をギザギザにする時の注意点
アシメやぱっつん、前髪バングやショートバングとの組み合わせも最適な前髪ギザギザスタイルですが、カットする際に注意しておくべきこともあります。
ギザギザに限らず、前髪をカットしていく際には、いきなり切り始めるのではなく、ある程度理想となる完成ヘアスタイルをイメージしておきましょう。
その後、前髪を三等分に分けて、ヘアクリップやダッカールで固定していきます。
また、カットしていく際には、髪を乾いた状態で切り始めることも大切です。
髪が濡れた状態の方が切りやすいという面もありますが、濡れた状態でカットしてしまうと、ブローした後に、想像以上に髪が短くなっているということがあります。
したがって、髪を乾かした状態で、少しずつカットしていくというのが、前髪ギザギザカットの切り方における鉄則です。
前髪をギザギザにするための道具
前髪ギザギザヘアの切り方について確認することができたら、今度は、セルフカットに必要な道具について見ていきましょう。
前髪をギザギザにするための道具 カット用のハサミ
まず、セルフカットを行っていく際には、カット用のハサミを用意するようにしましょう。
今後も、毎回セルフカットを実践していこうとするのであれば、ある程度良いカット用のハサミを1本準備しておくことをおすすめします。
普通のハサミでは、思い通りに髪をカットしていくのが難しく、美容師ですら、イメージ通りに切っていくことができないほどです。
一部分だけ、少し切るのであれば、普通のハサミでも問題ありませんが、前髪を全体的にギザギザにカットしていくのであれば、十分ではありません。
カット用のハサミは、1万円~10万円程度の範囲内で良い商品が売っていますので、1本持っておくと良いでしょう。
前髪をギザギザにするための道具 すきバサミ
前髪ギザギザヘアを楽しむための、セルフカット用の道具としては、すきバサミも用意しておくと良いでしょう。
カット用のハサミも必須ですが、すきバサミを準備しておくことで、切り方のバリエーションを増やしていくことができます。
すきバサミを活用していくことで、一回でカットする髪の毛のボリュームを落としていくことができるので、必要以上に切り過ぎてしまったというリスクを回避することができます。
また、前髪以外にも、サイドやトップ、後ろのボリュームを落としたいという場合にも活躍してくれるのがすきバサミですので、1本持っておくと便利ですね。
セルフカット初心者の方や、セルフカットに慣れていないという方は、すき率が15~20%程度のすきバサミを用意してカットしていくと、上手くいく可能性が高まります。