記事の目次
ハーバリウムオイルの代用品③シリコーンオイル
3つ目の代用品はシリコーンオイルです。シリコーンオイルは流動パラフィンに比べると少し価格は高めになります。シリコーンオイルの長所は引火点が高いので気温が低くなってもオイルが濁りにくいことです。
より綺麗に仕上げたい、自分で多くの種類を作って、ハーバリウムを誰かに販売したいと考えている方はシリコーンオイルの方が安定しているので利用している方が多いです。
ホームセンターで購入することもできますが、ネット通販が安いのでおすすめです。
ハーバリウムオイルの選び方を知ろう
ハーバリウムオイルにはミネラルオイルとシリコーンオイルの2つのタイプが存在することがわかりましたが、それぞれ長所と短所があります。ハーバリウム専用のオイルでもミネラルオイルかシリコーンオイルかどちからの成分を主成分として使っているので、購入する際には確認することが大切です。
では、それぞれのオイルの成分の特徴を詳しく見ていきましょう。
ハーバリウムオイルの選び方①価格
まずは価格です。できるだけ安い費用でたくさんの種類を作りたいという方には大事なポイントですよね。
ミネラルオイルとシリコーンオイルの値段を比較すると、安いのはミネラルオイルの方です。
1mlで比べるとミネラルオイルの相場は1.6円、シリコーンオイルは2円程度のようです。
それほど大差がないように見えますが、大量に購入する場合はミネラルオイルの方が安いので費用は抑えることができそうです。
ハーバリウムオイルの選び方②粘度
ハーバリウムを綺麗に作るためにはオイルの粘度も重要になります。粘度とは粘り具合のことです。ハーバリウムのオイルに適しているオイルの粘度は300〜350くらいです。
それ以下の粘度だと瓶の中に入れた花が動いてしまう可能性があります。オイル選ぶをする際は粘度にも注目することをおすすめします。
ハーバリウムオイルの選び方③比重
比重とは決められた基準物質と物質の質量の比のことですが、ちょっと意味がわかりづらいですよね。
ハーバリウムのオイルを選ぶ際はオイルの比重も参考にすると良いです。
オイルは比重が大きくなると、瓶の中に入れた花が浮きやすくなってしまいます。
ちなみにミネラルオイルとシリコーンオイルを比べてみるとシリコーンオイルの方が比重が高くなりがちなので、少し浮きやすくなります。
ハーバリウムオイルの選び方④流動点
4つ目は流動点です。流動点とは一言で言うと凝固点のことです。オイルも気温が低くなると固まり始めてしまうのです。
ミネラルオイルの流動点はマイナス10度以下、シリコーンオイルはマイナス50度以下になります。
よって、ミネラルオイルの方がシリコーンオイルよりも寒くなると濁りやすくなってしまうと言えます。
寒い地域でハーバリウムを作る方はシリコーンオイルの方が綺麗に保つことできるでしょう。
ハーバリウムオイルの選び方⑤色落ち
ハーバリウムを作ると、できるだけ長持ちさせたいと思いますよね。そこでオイルを選ぶ時には色落ちの面についても考慮しておくとよいです。
ミネラルオイルとシリコーンオイルですが、どちらかというとミネラルオイルの方が色落ちしやすくなります。
どちからも全く色落ちがないということではないのですが、できるだけ長持ちさせたい場合はシリコーンオイルを選ぶといいかもしれません。