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ハーバリウムオイル選びは難しい?
ハーバリウムは乾燥した花、押し花にした花をオイルに漬けて鑑賞を楽しむもので、近年流行しています。雑貨店や花屋さんに行くとハーバリウムが販売されていることも多くなってきました。
すでに完成したハーバリウムを購入するのもいいのですが、ハーバリウムは手作りすることも可能です。
瓶と花とオイルを用意すれば手作りが可能なので、百均で道具を買って手作りする方もいるようです。
そこで、今回はハーバリウムに欠かせないオイルに着目して、その種類や成分、代用品について解説します。
ハーバリウムオイルとは?
ハーバリウムに必要なオイルですが、何でもいいというわけにはいきません。油にはサラダ油やオリーブ油など多くの種類がありますが、どれもハーバリウムには適していません。
ハーバリウムに使用されるオイルはミネラルオイルかシリコンオイルが使用されており、雑貨店や花屋さんインターネットなどで販売されているものはハーバリウム用に特別に精製されたオイルです。
よって、価格は1リットルで2千円から3千円程度する商品が多く、結構高いという印象が強いのが特徴です。
その分、仕上がりは綺麗で花が長持ちし初心者の方でも楽に作ることができるメリットもあります。ただ、ハーバリウムをたくさん作りたい、安い材料で作りたいという方には専用オイル以外の代用品もあるので紹介します。
ハーバリウムオイルの代用品①ベビーオイル
赤ちゃんだけでなく、大人でも使っている方も多いベビーオイル。実はこのベビーオイルがハーバリウム専用オイルの代用として利用できます。
ただ、ベビーオイルにはたくさんの種類があり選ぶ時のポイントがあります。それはベビーオイルの成分です。オイル成分にはミネラルオイルと植物性オイルがあるのですが、ハーバリウムにはミネラルオイルを主に使った商品を使うことをおすすめします。
植物性オイルは安定性があまり良くないため、オイル持ちが悪くハーバリウムが長持ちしにくい傾向があります。
どこのドラッグストアもよく見かけるのはジョンソンベビーから販売されている「ジョンソンベビーオイル無香料」です。
成分はミネラルオイルと酢酸トコフェロールです。専用オイルに比べると酢酸トコフェロールが入っているので長持ちする期間は短くなるかもしれませんが、手軽で安いので利用している方も多いです。
◆関連記事:ベビーオイルは万能!
ハーバリウムオイルの代用品②流動パラフィン
2つ目は流動パラフィンです。あまり聞いたことがないものですが、実は流動パラフィンはミネラルオイルのことで、ジョンソンベビーオイルの成分でもあります。
この流動パラフィンは私達が食べる食品にも利用されたり医療の分野でも使用される極めて安全な物質として知られています。
流動パラフィンは薬局で販売されていることが多いですが、最近ではインターネットで購入する方が便利で確実です。
価格は500mlで1000円程度なので、ハーバリウム専用オイルに比べると少し安いです。