断熱性に関してはブラインドよりもカーテンの方が圧倒的に機能性が高いです。
ブラインドは羽根の間に隙間があるため、簡単に空気が出入りします。
ブラインドは冬場は冷気が部屋に侵入しやすく、暖かい空気が逃げやすいデメリットがあります。
カーテンとブラインドの機能性②遮光性
カーテンとブラインドの遮光性はどっちが高いかといえば、どちらも一緒と考えられますが、カーテンの種類によってはカーテンの方が遮光性が高いといえます。
カーテンに遮光性のある機能が付いている場合はカーテンの方が遮光性が高いですが、白や薄い色のカーテンの場合はブラインドよりも光を通す場合があります。
ブラインドの場合は、アルミ製のものであればきっちり羽根を閉めることでほとんど光を通しません。
カーテンとブラインドの機能性③通気性
通気性の良さに関しては、カーテンよりもブラインドの方が良いと考えられます。
ブラインドは羽根を真っ直ぐにすることで通気性が良くなります。
ただし通気性の良さでブラインドを選ぶ場合、風が強い日はブラインドのひもが羽根に絡まる場合があります。
また縦型ブラインドは、ブラインドの端に形状を維持するためのおもりが付いていますが、風が強い日はおもりが窓ガラスに当たってうるさくなるデメリットがあります。
レースカーテンとブラインドを比較する場合はどちらもほとんど一緒の通気性となるため、騒音を気にする場合はレースカーテンをおすすめします。
カーテンとブラインドの機能性④使いやすさ
使いやすさに関しては、カーテンもブラインドも簡単に操作できるという点は一緒です。
カーテンは開閉するだけで、ブラインドはひもを上げ下げするだけです。
ただしブラインドの方が光や風通しを細かく調整しやすいメリットがあります。
カーテンとブラインドの機能性⑤耐久性
耐久性に関してはブラインドの方が機械的に作られているため故障しやすく、カーテンの方が破れにくいという点で耐久性があるように思われますが、カーテンの開け閉めを頻繁に行う場合は、カーテンフックが壊れる場合もあります。
カーテンの生地だけを見ればカーテンの方が耐久性があるといえますが、カーテンレールのランナーやカーテンフックが壊れた場合は、壊れた部分を付け変える手間があります。
ブラインドが壊れた場合は買い変えて取り付けるだけなので、壊れたときの取り替えやすさはブラインドの方が取り替えやすいといえます。
カーテンとブラインドのデザインの比較は?
デザイン性でカーテンとブラインドどっちが良いのかと悩んでいる多くの方は、見た目が似ているカーテンと縦型ブラインドのどっちが良いかで悩む方がほとんどです。
カーテンの方が色や柄のデザインが豊富ですが、カーテンと縦型ブラインドは機能性に関しては一緒です。
そのためしかしカーテンと縦型ブラインドのどっちが良いか迷う場合は、気に入ったデザインのものを選ぶことをおすすめします。
カーテンとブラインドの比較まとめ
カーテンとブラインドの特徴やそれぞれの比較をご説明しました。
カーテンとブラインドには機能性では一緒の面もありますが、どちらかの方が優れている面もあります。
カーテンとブラインドのどっちのメリットも取り入れたい場合は、レースカーテンの代わりにブラインドを取り付けるなど、カーテンとブラインドを組み合わせて使う方法もあります。
カーテンとブラインドのメリットをそれぞれ活かした快適な空間作りにチャレンジしてみてください。