髪の生え際や後頭部など慣れていないと難しいクリームタイプは初心者には向いていません。初めての方はやり方に慣れている誰かに手伝ってもらうことがおすすめですよ。
市販のブリーチ剤を知ろう!②泡タイプ
市販のブリーチ剤で数年前から増えてきている種類が泡タイプです。最近はブリーチだけの薬剤よりヘアカラーにこの泡タイプが増えています。2種類の薬剤を容器に入れて泡立つまでシェイクするように振って混ぜ合わせて使うブリーチ剤です。ブリーチ作業のやり方は泡を手にとって髪に塗るだけです。泡を髪に揉み込むようなイメージです。
泡タイプはクリームタイプと比べると泡を揉み込むだけで髪全体に広がるのでやり方も簡単ですね。泡なのでクシを使わず手で直接塗ることができます。泡を揉み込むと生え際まで泡のブリーチ剤が浸透するのでムラができにくいです。
初心者の方でも泡タイプであれば一人で簡単にブリーチ作業が行えます。ただし、時間がたつと泡状だったブリーチ剤が液状に戻ることがあるので液が垂れる心配があります。泡を揉み込むだけというやり方ですが、時間をかけずに手早くブリーチ作業を行うことが重要ですよ。
市販のブリーチ剤を知ろう!③スプレータイプ
市販のクリームタイプや泡タイプと違って弱めのブリーチ剤がスプレータイプです。スプレータイプは単体で使うので薬剤を混ぜ合わせる作業はありません。ブリーチ作業のやり方は髪にスプレーをかけるだけで簡単です。初心者でも問題できるやり方ですね。
髪を明るくする効果が弱いスプレータイプはまわりに気付かれずに少しずつ明るくしたい方におすすめです。繰り返して使用しても金髪のように色が抜けることはありません。ダークトーンのヘアスタイルで少しプリン状態になった生え際が気になる時に役立つブリーチ剤です。
市販のブリーチ剤を知ろう!④パウダータイプ
パウダータイプのブリーチ剤は市販されているモノもありますがその多くは業務用のブリーチ剤です。美容院などでプロのヘアスタイリストさんが使うブリーチ剤なので薬剤の調合や調整が必要となるタイプが多いです。
最近では混ぜるだけで深い知識は必要としないパウダータイプのブリーチ剤もあります。よく説明を読んでから購入を検討するようにして下さいね。ブリーチ作業のやり方には手間がかかるので初心者の方には難しいかもしれませんが、知識や経験のある方には市販でも美容院の仕上がりを保証できる優秀なブリーチ剤ですよ。
市販のブリーチ剤を使う時の注意点
市販のブリーチ剤をセルフで使用する時はしっかりと付属の説明書を読むようにしましょう。ブリーチ作業のやり方に関する細かい指示は説明書に記載されている内容を守って下さいね。
基本的な注意点を3つ紹介します。
1.ブリーチ剤は直接触れない
市販のブリーチ剤には手袋やコームなどの付属品が同包されている場合が多いです。簡易的なものではありますが必ず付属品の確認をしてブリーチ作業を行って下さい。モノによっては説明書に準備する道具が明記されている場合もあるので説明書は必ず読みましょう。
ブリーチ剤が肌につかないように付属の手袋を着用することはもちろんです。首や肩は肌や服にブリーチ剤がつかないように不要なタオルなどで守ることがおすすめですよ。
2.ブリーチ時間を必ず守る
市販のブリーチ剤の塗布時間(=放置時間)は決まっています。指定される時間を超えてしまうと髪や頭皮へのダメージが大きくなってしまいます。必ず説明書を読んで塗布時間を守るようにして下さい。
髪の太さや長さによってブリーチの進み方に違いが出ます。あまり明るくなっていないからといって塗布時間を勝手に延長しないようにして下さいね。一度でハイトーンまで髪色を変えることは難しいです。数回に分けてブリーチすることを前提として必ず指定の塗布時間で終了させるようにしましょう。