ミサンガの作り方！簡単に3本の糸で作れる！【必見】

Jリーガーたちが付けていたことから始まったといわれる日本のミサンガブームもぐるっと一回りした現在、より多様化し、さまざまなスタイルのミサンガが作られ、またコーデに取り入れられています。編みこまれる模様もより複雑化したものも多く取り入れられているほか、使用する糸もヘンプや毛糸、刺しゅう糸、ワックスコードなどまさに多種多様。

しかしやはり色のバラエティの豊富さと手に入りやすさ、価格、さらに簡単に扱えることなどもあり刺しゅう糸を使ったミサンガが特に手作り派には人気です。

また一見複雑な編み方も基本というべき3本糸での作り方パターンを応用したものがほとんど。そこで今人気のミサンガを作る際の基本となる代表的な「斜め」「ねじり」「ハート」「V字」の編み方と、初心者にも取り組みやすい輪結びのミサンガについてまずはご紹介します。

■参考記事：ミサンガをつける場所と色にはどんな意味がある？

配色次第ではシャープにもかわいらしくもなる斜め編みはぜひマスターしておきたいミサンガの編み方の1つです。ミサンガに似た日本古来の組みひもにも斜め模様はありますが、組みひもは円形の台で編み上げていくため、斜め模様は同じに見えてもそれ自体が円柱のようないわゆる「ひも」状態になっています。

それに対して、ミサンガの斜め編みは平面状に仕上がるいわゆる平編みの一種ですので、仕上げたときにより斜め模様がくっきり際立つ上、ストラップなどへの応用も効き易く、シンプルな配色から複雑な配色までさまざまなバリエーションを展開することができます。

その一方でミサンガ作りに慣れないうちは斜め編みは力の入れ具合が難しく、斜め編みを編み進めるうちにだんだんゆがんでいってしまうということもしばしば。最初のうちは太めの糸の2色使いなどでとにかく平らに斜め模様をきれいに出せるように練習を積むことが大切です。

子供や初心者でももっとも簡単に作れるミサンガとして挙げられる三つ編みミサンガ。色や糸の素材のバリエーション次第では十分素敵なものになりますが、やはり人にプレゼントする際などはもう少しディテールに凝ったミサンガをプレゼントしたいもの。

そんな時にぜひおすすめしたいのがねじり編みのミサンガです。このねじり編みはねじり結びとも言い、グラデーションカラーで編むと身に付けた時にできる陰影でより見栄えがする出来上がりとなります。

ねじり編みに使用する糸は基本的に芯にする糸が1本と編み上げていく糸が2本の合計3本です。3本とも細い糸を使えば、きゃしゃなタイプのねじり編みブレスレットにぴったりですが、よりボリュームが欲しい場合は芯の糸だけ太くする、あるいは芯を2本どりにするという方法もあります。

このねじり編みはビーズを編み込んだり、途中でチャームをつけたりするのにも適しているので、ミサンガの中でもアクセへの応用が最も簡単な編み方です。

ミサンガの編みこみ模様の中でも人気の高いハート模様の編みこみ。さまざまなタイプのハート模様がありますが、もっともポピュラーなハート模様は、V字編みの応用で作ることができます。

その際、地色とハートの模様部分の色を工夫することでシンプルにも複雑にも見せることができますが、よりハート模様をくっきり際立たせたいなら2色程度にしておくほうがベストです。

また地色部分を明るい色にすれば子供や女子らしくなり、ダーク系にすれば大人っぽく仕上げることもできます。彼とのカップルコーデ用のミサンガにしたいなら、2色濃淡の組み合わせにすればシャイな彼でも抵抗なくつけることができます。

またハート模様は携帯ストラップや、キーホルダーなどグッズへの応用も簡単。かわいい上に丈夫なので、通勤通学用のIC定期券入れのストラップに使ったり、本好きの友達へのプレゼント用に本のブックマークに仕立てるのもおすすめです。