生活費は10万円以下
一人暮らしのミニマリストであれば、6万円から10万円の範囲内で生活している人がほとんどです。普通の生活費と比べると、少し厳しい設定金額と感じるかもしれません。
物を増やさない生活なので、そもそも浪費するお金が必要ありません。そして、ミニマリストの多くは固定費の削減にも取り組んでいます。
食費を節約するよりも、家賃を節約したほうが意識しないで月々の生活費を節約できるでしょう。手始めとしては、住居費、通信費、保険費用を徹底的に見直すことがおすすめです。節約を楽に行うことで、生活費を切り詰めなければという意識や苦労を感じることも少ないでしょう。
ミニマリストとして生活するには?
必要最小限の物だけで生活する、ミニマリストになるための方法を紹介します。ポイントとなる「捨てる」という行為について詳しく説明します。あなたが今持っている物は、捨てる必要があるのか?確認しながらチェックしてみましょう。
捨てるか迷うものは「捨てる」
毎日使っていない物や使用頻度が少ない物は、捨てるか迷ってしまうでしょう。しかし、迷った時点で結論は明白です。最小限の物で生活するとき、毎日使うことのない物は必要としていない物ということです。
捨てるか迷ったら、迷わず捨ていることが重要だといえるでしょう。ミニマリストのポイントは物を最小限にすること!そのためには、必要な物以外は捨ていることが大事です。
「私は捨てられない性格だから…」という思い込みも排除しましょう。捨てると決めれば、捨てられます。捨てられないのは性格のせいではなく、何かしらの理由があるからです。理由を明白にすれば物自体はそれほど重要ではありません。スッキリ捨てるためにも、理由を自覚しましょう。
まずは「一日一捨」をやってみる
一気に捨てるとなると悩みます。捨てなければと意識し過ぎて、必要な物を正しく見極めることもできません。ミニマリストをはじめて直ぐは、まだ判断力が身についていないので、必要な物まで捨てる恐れも考えられます。改めて買い直すようでは、ミニマリスト失格です。
必要な物を正しく見極める能力を養うために、まずは「一日一捨」を実施してみることをおすすめします。不要な物を捨てると、それに伴って不要になる物が現れるでしょう。これを順番に捨てて行きましょう。
次第に、一捨するときに同時に必要でなくなる物を判断する能力が養われます。この判断能力こそ、あなたがミニマリストに成長した証です。不要な物を見極めて捨てることができるようになるでしょう。
全てミニマムが難しければ一部からトライも◎
ミニマリストになろうと決めて直ぐに、全てミニマムにするというのは難しいことです。今までのライフスタイルを突然変えることは、かえって窮屈さを覚えてしまうでしょう。初心者らしく、ハードル低めのミニマリスト生活をスタートさせましょう。
まずは、家の一部からトライするのも◎キッチンやベッドルームなど、一部分だけミニマリストになってみるのはどうでしょう?今までのライフスタイルをキープしながら、自分らしいく楽しみながらミニマムを目指すことが、居心地の良い生活を続ける秘訣といえるでしょう。
ミニマリストが進むと、次から次に断捨離を行ってしまう人も少なくありません。しかし、程よいミニマリストのまま続けるほうが、人間らしい生活を営めるという考え方もあります。捨てるだけでなく暮らしやすい環境を考えた、自分なりのミニマリストを目指すことをおすすめします。
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ミニマリストの部屋ってどんな感じ?
ミニマリストの部屋と聞くと、空っぽの印象がある人も多いかもしれません。しかし、そこまで物を減らして生活できる人はほんの一握りです。実際は、生活するための必要最小限の物に囲まれる、スッキリとした部屋であることがほとんどでしょう。
カップルや家族で暮らす部屋の場合、テレビ、テーブル、ソファーなどの家具が揃っている部屋が多いです。棚などを見ると、余分な物がないので隙間のある状態になるでしょう。引っ越し直後の、物を揃えていない状態に近いでしょう。