モラハラ夫の特徴と対処法！離婚するべき？【要注意】

全ての責任は「お前」にある。
何か不都合なこと、嫌なこと、問題が起きると、自分では対処できないのもモラハラ夫の特徴。
昔から常に誰かに尻拭いしてもらってきたモラハラ夫は責任転嫁の天才。

自分は悪くない。
自分は悪くないのだから、問題が起こっているなら「お前」のせいだ。
夫婦間の場合、この「お前」は妻になるし、仕事なら「お前」は同僚だったり、仕事相手だったり。
とにかく物事がうまくいかなくなれば、必ず自分が悪いのではなく、周りの誰かの責任になるのです。

モラハラ夫はとにかく妻を支配下に置いておきたい。
自分の意志と違う行動を妻にしてもらっては困る。
妻はもはや自分の持ち駒のような存在です。
駒を動かすのは常に自分。

だから、妻が勝手に友達とご飯を食べに行ったり、実家の母親と買い物に行くことを大変嫌います。

自分が仕事に行っている間に妻が何をしているのか。
とても気になるモラハラ夫は常に妻の居場所確認をします。

電話で
「今どこにいる？」
「なぜ家にいないんだ」
冷静に考えるとよくわからない滅茶苦茶な理由をつけて勝手な外出を禁止しようとします。
モラハラ夫に洗脳されている間は夫婦間のどんなハチャメチャなこじつけも妻には「正当な理由」だと映ってしまいます。
そのためモラハラ行動だと理解されない事もあるのですが、常に妻の居場所を確認する行動は「異常」だと思いましょう。

モラハラ夫は威圧的な態度や口調で妻を罵り、時に無視しますが、この高圧的な態度とは想像がつかないくらい実は脆い。
ずっと褒められて、周りのみんなからかばわれてエリートとして生きてきたモラハラ夫。

「人生の挫折」

という言葉はあり得ません。
常に自分が一番。常に僕は正しい。
そんな考えに支配されているモラハラ夫は他人を蔑むことで自分の人生を肯定します。
それが、根本から崩れたとき、自分が悪くないと言う主張が受け入れられない時、パニックに陥ってしまいます。

もう大の大人が泣き崩れてしまう事も。
ボキッと心が折れてしまったとき、本当に立ち直れなくなってしまいます。

基本、自分が一番偉いと思っているモラハラ夫。
当然、周りのやつらはみんな自分以下。
相手にする価値のある奴なんかいません。

そのため協調性はゼロ。

チームプレイはできません。
1人で仕事をして成績を残すことには長けていますが、いざチームで仕事をするようなタスクをもらうと、イライラしてしまいます。

そのくせそんな自分の短所はすべて人の責任にします。
「俺が悪いんじゃない」
「あいつらが無能だから仕事が進まないんだ」

モラハラ夫は常に自分ルール。

「ビール飲みますか？」　「飲むに決まっているだろう。そんな事も分からないのか馬鹿」
「ビールつぎますね」　「馬鹿か。まずビールを飲みたいかどうか聞くのが常識だろう」
「何か飲みますか？」　「何も言わずにビールを持ってくるのが良い妻だ。本当にお前は気が利かない」

何をしても結局は妻が悪い。
そのたびに怒り、無視し、馬鹿にする。

常に自分が正しい自分ルールが存在しているので、妻はもはや何をしていいのか分からない。
妻は混乱して、一つ一つの動作まで「大丈夫だろうか」「夫は今度はどんなことで怒るんだろう」とドキドキしてしまいます。

このように無視と罵倒を繰り返し、夫婦間の優劣を妻に刷り込み、自分は常に優越感に浸る。
こうなってしまっては、もはや妻はモラハラ夫のサンドバッグです。

モラハラ夫は外面がいいと言いましたが、周りの同情を買う事もとても上手。
自分に同情を集めるのが好きな一面もあり、そのうえ妻を悪者にするのも大好物。
そしてその２つを合わせると、都合のいい嘘が生まれ、結果妻が逃げられないように周りから囲んでいくというモラハラ夫に好都合な状況が生まれます。

例えば近所の人に
「最近顔色悪くない？」と聞かれます（聞かれたいから暗い顔でわざわざ散歩したりします）
「いやぁ。妻が全然家事をしてくれなくて...疲れて仕事から帰っても洗濯や掃除をしないといけなくて。さすがに疲れてます」

こんな嘘をサラーっとつきます。
もちろん、家では妻が家事も完ぺきにこなすし、子育てだって必死に一人で頑張っています。
だってそうしないとモラハラ夫が納得するわけがないでしょう？
でもそんな嘘が近所では本当の事として広まり、妻はモラハラ夫の嘘にがんじがらめ。
妻の評判が悪くなり、モラハラ夫の問題を話そうとしても誰も妻の言葉を真剣に受け止めてはくれません。

つまり益々モラハラ夫の思うとおりに進んでいくのです。

モラハラ夫にとって一番の敵は「妻の友人」
妻の友人は事あるごとに妻に「悪いことを吹き込みます」

あなたの夫はおかしいわよ
無視されてなぜ我慢しているの？
ちゃんと嫌な事は嫌だって言わないと！
あんな人、一緒にいる価値ないわよ。別れたほうがいいよ。

こんなことを妻に吹き込む恐れのある友達は徹底的に排除します。
妻の行動を制限する、あんな子と友達でいる必要ないよ、僕はあの子好きじゃないな、など言い、友達を無視させる。
そしてだんだんと疎遠にしていく。

妻が気づいたときには、もう相談できる友達もいなくなっている。
そんな風に妻を孤立させて完全に支配する事が得意なのもモラハラ夫の特徴です。
モラハラ夫はあらゆる対策を講じて妻を孤立させてしまいます。

モラハラは身体的な暴力・虐待は行いません。
ではモラハラはＤＶではないのか？

いえ、モラハラは立派なＤＶです。
身体的に暴力は振るいませんが、その怒鳴る・無視する・蔑む、そんな精神的な暴力は身体的暴力に匹敵するほど深く、その人の人格を変えてしまうほどのインパクトを残します。