夢とは何?一体いつ夢を見るの?
誰もが毎日見る夢。
長年研究が続けられていますが、実は夢とは一体何なのか、どうして見るのか、科学的には明らかにされていないんです。
ただ、人間がどういう時に夢を見るのはいつかということは明らかになっています。
夢とはレム睡眠の時に見るもの
人間は眠っているとき、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」を繰り返しています。
簡単にこの2つの睡眠の役割を説明します。
「ノンレム睡眠」は、深く眠っている状態。なかなか起きません。この時、身体だけでなく、脳もお休みしています。起きてから脳がしっかり働けるように、脳をしっかり休めます。また、この睡眠には気持ちを安らげる役割があります。
一方「レム睡眠」の時には、浅い眠りの状態。成長ホルモンが分泌されたり、自然治癒したり、お肌の調子を整えるのもこの眠りの時です。脳よりも体を休めたり回復させるためにある眠りですね。
人間はこの浅い眠りと深い眠りの2つの睡眠を一定周期で繰り返して眠っています。
夢を見るのは「レム睡眠」の時。
夢を見ている人は、閉じたまぶたの中で目が動きます。
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夢の役割:夢とは必要なものなの?
夢が必要かどうかは明らかにされていません。
しかし、夢が私たちのココロに影響を与えていることは明らかです。
どんな役割があるのか見ていきましょう!
夢の役割4つ
夢の役割については以下の大きく分けて4つ提唱されています。
① 脳の記憶を整理して、必要な情報だけを保存する役割。
② 活動的だった脳をリラックスさせ、興奮状態になりすぎないよう調整する役割。
③ 起きているときに集中したり、感情を抑えられるように脳を休ませる役割。
④ 精神安定のためにたまった鬱憤を晴らす役割
身体的に必要とされている役割と、精神的に必要とされている役割とがあるようですね。
夢を覚えていないのはなんで?
夢を覚えていないのは、夢を見ていない「ノンレム睡眠」の時に起きるからということが一つ理由として挙げられます。
「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」を繰り返して眠っていますが、夢を見ている「レム睡眠」の時に起きると夢を覚えていられるようです。
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