初詣というと有名な神社に友達や家族で参拝に行く人もいますが、本当に大事なのは氏神様です。理由はあなたの住んでいる土地を守っているからです。
引っ越した先では、その土地を知るためにも氏神様へ初詣するようにしましょう。氏神様をお参りした後で、自分の好きな神社へ行くとご利益があります。普段、誰もいない氏神様でも正月だけは神主さんや巫女さんが来て、甘酒をふるまったりします。
初詣には元旦に行きます。そうすれば、何らかのイベントを実施している確率が高いです。歴史のある神社であればあるほど、盛大に新年をお祝いします。雅楽による演奏や社殿のそばで「おとそ」をふるまっていたり、普段買えないお守りを手に入れたりできます。
おすすめは2日や3日でなく、1月1日です。氏神様であれば、それほど混んでいないはずです。大きな神社へ行くから、人混みで疲れるのです。
もっと地元に密着し、氏神様を大切にしましょう。ほとんどの氏神様は歩いて行けるはずです。交通費も時間も節約して、ゆったりとしたお正月を迎えることができるでしょう。
3.【神社本庁・神社庁】神棚って、何?
初詣で神社でお守りを買おうとすると、何やら難しい漢字が書かれた御札を見たことはありませんか。
御札には二種類あり、その神社の名前や祭神がかかれた御札と「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」と書かれた御札です。これを神棚に祀ります。天照大御神とは太陽の神様で、伊勢神宮の内宮に祀られています。女性の神様で、ちょっとひきこもりです。
日本神話で機嫌を損ねた女神(天照大御神)は、岩の中に隠れてしまいました。太陽の神様ですから、地上が真っ暗になってしまったのです。困り果てた別の神様がどうにか説得して、岩の中から引き出すことに成功しました。晴れて地上に昼の明かりが戻ったという神話です。
神社庁で神棚は入手できるの?
その御札を家でも気軽に参拝ができるようにと作られたのが神棚です。現代では神棚を設置する家は減りました。しかし、建築関係の会社や柔道・剣道などの道場には、だいたい置かれています。
神棚はホームセンターなどで手に入れることができます。壁に釘を打って、引っ掛けるタイプの神棚から、神社の社殿のような荘厳な神棚まで、多種多様です。それぞれの家のサイズに合わせて購入するといいでしょう。大事なのはお参りすることであって、大きさではありません。
神棚は東向きか南向きに設置します。神様は太陽のある方角から来るからです。そのため、実際の神社も南向きか東向きに立てられています。街を歩いていて方角がわからなくなったときは、神社の方角も参考となるでしょう。
神棚には何を入れるの?
神棚には初詣で入手した御札を入れます。神棚は、最低でも「天照大御神」の御札は入れておきましょう。余裕のある方は、「天照大御神」に加えて氏神様の御札、好きな神社の御札の3つを集めて、神棚に祀ります。
お参りするときは二礼二拍手一礼、つまり二回おじぎをして、二回手を叩きます。願い事をしたら、最後におじぎを一回します。余談ですが、出雲大社はやや異なります。手を四回叩きます。
とにかく1日に参拝する
日本古来の習慣で毎月1日にお参りして、新鮮な気持ちで新しい月を迎えようというのがありますから、1日は神棚に向かってお参りするといいでしょう。本当は毎月1日は、氏神様へお参りするのがベストです。それを簡略化させたのが神棚と考えればいいでしょう。
4.神社本庁と神社庁は別なの?
JRの代々木駅に近い神社本庁とは、全国の神社の官僚機構です。戦後、神祇院と呼ばれる官庁がなくなり、宗教法人として神社本庁が設立されました。
日本を占領したGHQが天皇を新しい憲法(現在の憲法)を作る際に天皇に関する条文を盛り込まないよう圧力をかけたように、日本の国体ともいえる神祇院を解体しました。神社は神の国・日本を作り上げた中枢であるとして、狙われたのでしょう。
神社本庁・神社庁の設立は敗戦がきっかけ?
戦争を通して、十分な食糧を与えずとも、精神力で日本兵は生きられると考えた旧日本軍の上層部の異常さにアメリカ軍はカルチャーショックを受けました。
しかし、日本の宗教はキリスト教やイスラム教と大きく異なります。八百万の神様がいる日本では、唯一の神様という考えがありません。偶像崇拝もしていないですから、外国人から見ると非常にわかりづらいです。家に神棚がなくても、初詣には行くという人も多いでしょう。