まつげエクステ(マツエク)とは
マツエクとは『まつげエクステンション』の略です。
簡単に説明すると、まつげに接着剤を使用し「毛の濃さ・本数を増量」しているのです。
そのため、マツエクを付けていない状態よりもまつ毛の存在感が増し目の印象が強くなりぱっちり大きな目に見せる事で人気を集めているのです。
マツエクが主流となるまでは「つけまつげ」も人気でしたよね。
つけまつげはメイクをする際にまつ毛の生え際に専用の接着剤を付けるメイク方法の一つです。
つけまつげは皮膚に接着剤で人口まつ毛を付ける為、水に濡れると取れてしまいます。
それに対し、マツエクはつけまつげとは異なり、まつ毛に直接接着剤(グルー)を付ける事で、一度装着すると数週間(個人差はありますが3~4週間程度)は顔を洗っても取れません。
しかし、マツエクは専用のグルーを使用している為、メイクを落とす際のクレンジングなどマツエク対応・専用の商品を使用する必要があります。
■参考記事:初めてのマツエク、すっぴんで行っていいの?コチラも参照!
マツエクで出てくるアレルギー症状
では、マツエクで出てくるアレルギーとはどのような症状なのでしょうか。
マツエクを施術してから数日後、このような症状が出たら注意してください。
【アレルギー症状】
・朝起きた時に目ヤニが固まり、目が開きにくい
・目の周りにかゆみが出てくる
・まぶたが赤い、腫れている
・瞼の皮膚がかさついている
・目の中がゴロゴロする
・目が充血している
・くしゃみ、鼻水が止まらなくなる
・水っぽい鼻水が止まらない
マツエクのアレルギー症状では、目に対するトラブルのみではなく、花粉症のように鼻水が止まらないという症状もあります。
このような症状が出た場合は、すぐに眼科に行くことをお勧めします。
マツエクで起こるアレルギー症状の原因
マツエクでは、マツエクにグルーと言われている接着剤を付け自まつ毛に接着していきます。
資格を持っているスタッフが施術してくれる為、「間違って接着剤を皮膚につけちゃった」というような失敗の原因でアレルギーになる事は少ないかと思います。
では、なぜマツエクでアレルギー症状が出るのでしょうか。
マツエクの主なアレルギーの原因はグルーと言われています。
グルーは医薬品や化粧品ではないため、使用によるアレルギー症状は自己責任となります。
【マツエクアレルギー症状の原因】
①マツエク施術後、グルーが乾いていない状態で顔が濡れ成分がとけてしまう
マツエクを付けた事のある方であれば「施術後〇時間は水にぬらさないようにしてください」と言われた事があるかと思います。
サロンでは、出来るだけアレルギー反応が出ないように注意事項を説明してくれているかと思います。
アレルギーを防ぐ為にも、サロンでされる説明はしっかりと守りましょう。
②施術中、グルーが気化して接着剤の成分が刺激となっている
マツエクのグルーの主成分である「シアノアクリレート」などが気化して刺激となっているパターンです。
施術中にツンとした痛みがある場合はすぐにスタッフに伝える事が大切です。
また、施術前に少しでもしみた経験があるのであれば、スタッフさんにお伝えし「低刺激グルーへの変更」「アレルギー対応グルーへの変更」や「パッチテストを行う」事もおすすめです。
③繰り返しのマツエクが刺激になっている
通常生えている自まつ毛の上に更にマツエクを装着しているので、違和感があるのは当然です。
起きている時は、目をこすらないように意識出来ていても寝ている間はこすっている事も多いかと思います。
そのような積み重ねからアレルギーになる事もあります。
マツエクでアレルギー症状が出てしまったら【サロン編】
サロンで施術してもらったマツエクでアレルギー症状が出てしまったら、眼科を受診しましょう。
自然に治るのを待つ事で、よりアレルギーの症状が悪化する事があります。
また、施術してもらったサロンに連絡してマツエクを取ってもらいましょう。
その際に、どのようなグルーを使用してアレルギー反応が出たかを聞く事で、再度マツエクを付ける時の参考になります。
次回マツエクを付ける時には、アレルギー対応サロンを選ぶ事をオススメします。