マツエクをしてからの注意点や避けるべき点
そもそもマツエクとはどういった構造で出来ているのでしょうか?
マツエクとは自分のまつげに人工のまつげをくっつけてボリュームを出したものです。
まぶたにくっつけるのではなく、自分のまつげにグルーという専用の接着剤をつけて、まつげにくっついているというのがポイントです。
まぶたにくっつけるわけではないので痛みもなく、ふさふさでナチュラルなまつげにすることができます。
一般的には3週間ほど持ち、マツエクしたばかりの仕上がりが残るのは2週間程度とされています。キレイなマツエクを保つためには定期的な施術が必要になってきます。
注意点についても確認していきましょう。
オイル系のクレンジングなどは控える
オイル系のクレンジング剤や、オイル成分の化粧品がマツエクについてしまうと、接着剤が溶けてしまい、マツエクが取れてしまうことがあります。
オイル系のクレンジングなどは控えて、オイルフリーか、ミルク系やジェル系のものを選ぶようにしましょう。
摩擦に弱い
接着剤で着けているものなので、目をこすったりすると接着剤の粘着力が弱まって取れてしまう可能性があります。
普段からゴシゴシ洗う癖がある方や、花粉などで目がかゆくて目を擦ってしまうような方は要注意です。
マツエク後のメイク方法!
ここからマツエクをしてからのメイク方法をご紹介します。
普段しているメイクとは違うところもあるので、要チェックです。
①アイシャドウ
マツエクでふさふさでナチュラルなまつげを手に入れたら、もっと華やかにしたいですよね。
マツエクをしている時でも、アイシャドウをつけることは問題ありません。
マツエクメイクのコツとして、アイシャドウベースを塗る方法があります。
アイシャドウが粉飛びをすると、存在感があるまつ毛がダメな方向へと主張してしまうため、粉飛びしないようにアイシャドウベースを塗るのがオススメです。
また、指などで塗るよりもチップなどでアイシャドウをつけることにより、まつ毛につくリスクも少なく、しっかりと瞼にのってくれます。
カラーはどの色も素敵ですが、暖色系のカラーは血色感をプラスしてくれてオシャレに仕上がります。
②アイライナー
アイラインをひくアイライナーには、ペンシルタイプ、リキッドタイプ、ジェルタイプと、大きく3つのタイプに分けることができます。
それぞれにメリットデメリットもあると思いますが、マツエクをしている時のメイクにおすすめなのは、リキッドタイプのアイライナーです。
リキッドタイプのアイライナーは、筆ペンのようになっているアイライナーになります。
もともとはシャープでナチュラルな目元にしたいという人におすすめのアイラインのアイメイク用品です。
アイライナーの使用方法は、まぶたの際に引いていくという使い方です。
ペンシルタイプのアイライナーを使う方法だと、マツエクをこすってしまうことになります。
ジェルタイプのアイライナーを使う方法だと、ジェルが自分のまつげとマツエクの間に入ってしまうので、クレンジングで落とす時に大変手間がかかってしまいます。
そのため、リキッドタイプのものがオススメです。
マツエクしている時のアイラインのナチュラルな引き方は、まぶたの下からまつげとまつげのすき間を埋めるようにひいていくのがポイントです。
まつげのすき間を埋めるイメージでアイラインを引くと、アイライナーの先がまつげに引っかかったり、マツエクが絡んでしまったりすることがありません。
マツエクを長持ちさせるためにも、マツエクに負担をかけずにアイメイクをすすめていきたいですよね。
まつげのすき間を埋めるようにアイラインをひくと、ナチュラルでぱっちりとした目元にすることができます。
③ビューラーやマスカラ
基本的にマツエクをしたあとは、ビューラーやマスカラは控えるのがマストです。
ビューラーはまつ毛を変な形に折ってしまう可能性があります。また、まつ毛を引っ張りながら上げるので、その分負担も大きくかかります。
マスカラはマツエクをしたあとのまつ毛に塗ると、主張が強すぎて「怖い」印象に繋がりやすくなります。
どうしてもマスカラを塗りたい場合はマツエク専用のマスカラを使いましょう。
マツエク後の洗顔、ケア方法!
まぶたのアイメイクを落とす
まぶたをこすらないように、オイルフリーのクレンジング剤をコットンに浸してアイメイクを落としていきます。
まぶたを閉じて、縦にスライドするようにコットンでふきとるとキレイに落ちていきます。
顔全体のメイクも、まぶたと同じように、コットンで落としておけるとベストです。
アイラインは綿棒を使って落とす
アイラインも同じく、オイルフリーのクレンジング剤を使って落としていきますが、綿棒やガーゼなどで落とすと良いです。
ただ、綿棒は細かいところまでアイラインを落とすことができますが、稀にマツエクが綿棒に絡んでしまうことがあります。
そのため、充分に注意をしながらアイラインを落とすようにしてください。
ダブル洗顔で落とす
マツエクをつけている時のメイクの落とし方で、ダブル洗顔は大切です。
ダブル洗顔の必要がないとうたっているクレンジング剤を使っている場合でも、洗顔はしっかりとしたほうがお肌のためにも良いです。
クレンジングをした後は、洗顔フォームを使って、優しく洗顔をするようにしましょう。
■参考記事:マツエク当日、お風呂に入っても大丈夫?
メイクを落とした後はしっかりとふきとる
ダブル洗顔をして安心してマツエクが濡れっぱなしに、なんてことにならないように気をつけてください。
マツエクは水にも弱いものです。
タオルやガーゼで水分を拭き取った後、ドライヤーの冷風を使って軽く乾かすようにしましょう。
洗顔後のケア方法
マツエクをしている時のメイクを落としたら、落とした後のケアもとても大切です。
まずは、マツエクをドライヤーで乾かしましょう。
マツエクに使われているグルーという接着剤は、水に濡れると接着力が弱まってしまいます。施術当日のメイクや洗顔をしてはいけないのは、このグルーがしっかりと固まっていないからです。
施術当日でなくても、水に濡れることで、接着力は弱くなってしまいます。
そのためマツエクが水で塗れてしまった時には、しっかりと水分をとって、ドライヤーの冷風で乾かしてあげる必要があります。
ドライヤーで乾かしたら、マツエクをまつげ用のコーム(クシ)やまつげ用のブラシで整えてあげましょう。
洗顔をした後は、マツエクの方向がバラバラになってしまっていることがあるので、まつげ用のコームやブラシでキレイに整えてあげましょう。
マツエクのケアには、まつげ美容液やマツエク用のコーティング剤を使うこともおすすめです。
必ずしなくてはいけないケアではありませんが、まつげ美容液やマツエク用のコーティング剤を使うことで、マツエクをより長くキープすることができるそうです。
■参考記事:マツエクとまつげパーマ、どちらが合っている?
まとめ:マツエク後のメイクも取り入れて、いつでもキレイな自分でいよう!
マツエク後には気を遣う場面も多くありますが、マツエクでキレイに上がったまつ毛を見ると自然と気分も上がりますよね。
そんなマツエクでキレイになったまつ毛を労わるようにしながら、いつでもキレイな自分で過ごしましょう!