美容家の人や、普段から美容に気を使っている人、髪のお手入れに力を入れている人で、月に1回、数か月に1回など美容院でのトリートメントをされている人もいるかと思います。
また、パーマをかけた後に、美容院でトリートメントをおすすめされる場合もあります。
自宅でのトリートメントがだめなら、美容院でのトリートメントもだめなのでは??
次はそんな疑問にお答えします。
結果から言うと、トリートメントの種類によるんです。
美容院でするトリートメントは、価格が高く、使用後の指通りがよかったり、いままでの髪よりも劇的に良くなる場合がありますよね。
しかし、美容院で取り扱っているトリートメントといえど、髪にさらにダメージを与えてしまう場合もあるんです。
例えば、ハホニコトリートメントのビッツルトリートメントのように、髪の表面だけに作用し、コーティングするだけのトリートメントも存在しています。
なので、もしパーマをかけた後にトリートメントをおすすめされたり、美容院にトリートメントをしにいっている人は、どんな種類のトリートメントを使っているか、パーマをかけている髪にトリートメントをしても影響を与えないのかを、確認することをおすすめします。
【パーマ×トリートメント】それでもダメージが気になる場合
パーマをかけている髪にトリートメントをすると、パーマがとれて、もちが悪くなり、長持ちしないのがわかっていても、やはり、ダメージが気になって、どうしても仕方がないという人もいらっしゃるかと思います。
そんな人は、しっとりとしないトリートメントをおすすめします。
しっとり系のトリートメントは髪を重たくしてしまい、ウェーブがとれる原因でカールが長持ちしなくなってしまいます。
【パーマ×トリートメント】洗い流さないトリートメント
さきほどもご説明した通り、洗い流さないトリートメントをもし使われる場合は、しっとり系のものは避けて使うことで、すこしはパーマが長持ちします。
例えば、いま髪に良いと話題のホホバオイルや、昔から親しまれている椿油など「~オイル」や「~油」などの表記のあるものは特に避けてください。
こういうものは、洗い流さないトリートメントとして使えるのですが、オイルなどは髪を重くしっとりとさせるものなので、パーマを長持ちさせるのには不向きです。
また、市販で売られている洗い流さないトリートメントでも、「しっとり」など書かれているものはおすすめできません。
ほかにも、洗い流さないトリートメントで、ストーレートヘア用の洗い流さないトリートメントや、ダメージヘア用の洗い流さないトリートメント、集中ケア用の洗い流さないトリートメントなどは、水分量が多く、髪を重たくしてしまいパーマがとれる可能性があります。
また、洗い流さないトリートメントで気をつけていただきたいのが、髪につける量です。
洗い流さないトリートメントを、髪につける量は、ヘアスタイルの長さによって変わってきますので、自分の髪の長さに合ったトリートメントの量をつけるようにしてください。
【パーマ×トリートメント】トリートメント
洗い流さないトリートメントと同じで、普通のトリートメントもしっとり系のものはパーマを長持ちさせるために避けるようにしましょう。
なにを使えばいいのかというと、「スムースタイプ」などと表記されているものがおすすめです。
スムースタイプと書かれているトリートメントは、軽めでなおかつ髪をさらさらにしてれ、手触りが良くなります。
他には「軽い仕上がり」や「軽やか」などと書かれているトリートメントもおすすめです。
しかし、スムースタイプや使い心地が軽いトリートメントだからと言って毎日使うことは、避けた方がウェーブを長持ちさせるコツです。
【パーマ×トリートメント】最後に
どうでしたでしょうか。
まず初めにパーマについてのご説明をしました。
パーマは、どの種類でも少なからず髪へのダメージを減らすことはできても、防ぐことができません。
なので、確実に髪を痛める行為です。
だからといって「トリートメントをたくさんつけている」」、「今までは週1回しか使ってなかったけれど、パーマをかけてから毎日トリートメントをするようになった」、「使っているものをやめてしっとり系の洗い流さないトリートメントに変えた」、などはパーマが早くとれてしまい、何度もパーマをかける羽目になります。
そうすると、髪はさらに傷んで・・・と悪循環です。
なので、極力ウェーブを長持ちさせつつ、髪のダメージを補修していくのがおすすめです。
そうすれば、次にパーマをかけるときでもダメージを受けた髪にパーマをかけなくて済みます。