【パーマ×トリートメント】パーマのダメージ
上で4種類のパーマをご紹介しました。
ぶっちぎりでダメージのかかるパーマはデジタルパーマですが、他のパーマがダメージを受けないというわけではありません。
少なからずパーマをかけるということは、髪に負担を与えています。
なので、パーマ後にアフターケアでトリートメントをする人が多いんではないでしょうか。
しかし、パーマ後のトリートメントはなぜかパーマがとれるということが言われています。
【パーマ×トリートメント】パーマ後のトリートメントはNG?
パーマ後、髪の傷みがかなり気になる人は多いと思いますし、実際パーマ後の髪はダメージを受けています。
しかし、パーマ後の髪にトリートメントをしたら、パーマが早くとれるなんて嫌ですよね。
トリートメントは、ダメージヘアや傷んだ髪に栄養や水分などを与えてうるおい感を与えます。
しかし、それがパーマ後の髪だと少し違ってくるみたいです。
【パーマ×トリートメント】なぜパーマが落ちやすいのか
先ほど説明した通り、トリートメントは髪に栄養や水分を与えます。
それは髪表面だけで行われていることではなく、髪内部まで入りこむということです。
パーマは髪の結合を操作してウェーブを作っています。
トリートメントは髪の内部まで入り込むため、この髪の結合に影響を与えて、ウェーブをとれるようにしていると言われています。
ストレートヘアの人にはとてもおすすめのトリートメントは、たしかに、くせ毛で髪の結合が入り乱れている髪でもまっすぐにしてしまうこともありますので、パーマ後の髪に影響を与えて、ウェーブがとれるというのは納得できます。
【パーマ×トリートメント】長持ちさせるには
パーマをかけたあとにウェーブがとれることを防ぎ、カールやウェーブを長持ちさせるには、髪の内部まで入り込むトリートメントではなく、表面を保護するコンディショナーを使うのをおすすめします。
コンディショナーは髪の表面にしか作用しないので、ウェーブやカールをとれることなく長持ちさせることができます。
また、コンディショナーは髪の表面をコーティングしますので、指触りがよくさらさらとしますので、おすすめです。
【パーマ×トリートメント】48時間は避ける
パーマはパーマ液、薬剤を髪の内部に浸透させて、髪の結合を操作します。
なので、同じように髪の内部まで浸透してしまうトリートメントによって、パーマ液が髪から流出して、ウェーブが早くとれてしまうことがあります。
しかし、パーマをしたからと言って、トリートメントをしてはいけないというわけではありません。
パーマ液が髪に浸透してしまえばウェーブがとれる問題はありません。
なので、パーマ後の髪にトリートメントをするのなら、しっかりとパーマ液が髪に浸透して、ウェーブがかっちりと固定されてからにしましょう。
髪にパーマ液が浸透する時間の目安は、パーマの施術をしてから、48時間後と言われています。
なので、最低48時間はトリートメントをするのを避けましょう。
また、その直後、パーマの施術から48時間後でもトリートメントをしたときに、パーマ液が流出してしまい、パーマがとれる可能性があります。
なので、できるだけパーマ後にトリートメントをするのには時間を空けた方が、パーマがとれる心配が少なくなります。
【パーマ×トリートメント】髪が重たくなる
パーマをかけた髪にトリートメントをするとウェーブがとれる、と言われているのには実は理由がもう一つあります。
トリートメントの特徴として、髪をしっとりさせるという効果があります。
ダメージヘアや傷んだ髪、くせ毛などには嬉しい効果です。
このくせ毛にも効果が出る、という点がポンイントで。
なぜくせ毛がまっすぐになるかというと、髪が重たくなっているからなんです。
バネに例えてみます。
バネの先に重りをつけてみましょう。
そうすると、バネはどうなりますか??
そうです、バネは下に向かって伸び、くるくると巻かれている部分も伸びてしまいます。
パーマをかけている髪の場合も、このバネと同じ原理です。
なので、パーマをかけている髪にトリートメントをする場合は、ウェーブがとれることがあり、長持ちさせたい場合なら気をつけましょう。