なお、ドイツではアドベントカレンダーと言って、クリスマスの4週間前から12月のクリスマスまでの日数を数えるカレンダーもあります。クリスマスに近い日でお互いの都合が合えば、その日でも問題ないでしょう。
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11月の告白の日の真相とは?
11月4日
11月4日という由来は、“いいよ”という語呂合わせで、告白の日となりました。語呂合わせ好きの日本人らしい発想とも言えるでしょう。
つまり、11月4日に告白すれば、どんな告白でも相手が「いいよ」OKしてくれるという願いもこめて、11月4日が選ばれたとのことです。
11月5日
この日は告白の日ではなく、縁結びの日です。
由来は、旧暦の10月(現在の11月)は出雲大社に日本に散らばる八百万の神々が集まり、縁結びの会議をするとされてこと、そして「いい(11)ご(5)えん」の語呂合わせからとのことです。
縁結びが愛の告白に適していることから、いつからか告白の日と誤解されたのでしょう。
なお、出雲大社のある島根県では、神様が集まりにぎやかになるので、神無月ではなく「神在月(かみありづき)」と呼びます。
6月の告白の日は2つある!?
6月の第一日曜日
由来は、ブライダルファッションの第一人者である「桂由美」が会長を務める全日本ブライダル協会が制定しました。つまり、告白の日ではなく、「プロポーズの日」です。
西洋に伝わる「ジューンブライド」の故事から、結婚の守り神ジュノーが支配する6月にプロポーズをして、幸せな結婚を迎えようとすることが目的です。
そのため、日付は花嫁が幸せになれる6月の第一日曜日になりました。
特定の日ではなく、デートしやすい日曜日に制定した点がいいですね。なお、日本で6月と言えば、梅雨でじめじめして、あまりいいイメージありませんね。
なぜ、そんな時期をジューンブライドとしたのでしょうか?
理由は、ジューンブライドはヨーロッパの習慣であることです。ヨーロッパで6月と言えば夏の前のさわやかな気候が続く、過ごしやすい日です。特に寒くもなく、結婚式を挙げるにも適した気候です。
愛し合う二人がデートをして、プロポーズをするのに適した時期だったのでしょう。
6月12日
全国額縁組合連合会が1988年に制定した記念日です。由来は、ブラジルのサンパウロに、6月12日を「恋人の日」と名づけ、恋人たちが自分の写真を写真立てに入れて贈り合うという習慣です。
この習慣を日本に取り入れ、額縁、つまり写真立てのPR活動を行ったのが由来です。バレンタインデーにチョコレートを贈る習慣がお菓子会社のPR活動由来であったように、6月12日の恋人の日も額縁をPRするために作られた記念日だったのです。