手練手管とは?
手練手管ってどういう意味でしょうか?そもそも読み方も難しそうですよね。手練手管の読み方は「てれんてくだ」と読むのが普通ですが、「しゅれんてくだ」という読み方もあるそうです。一般的な読み方としては「てれんてくだ」の方を知っていれば十分でしょう。
手練手管の「手練」とは熟練した技、巧みな技という意味です。そして「手管」というのは人を操るための技術を意味しています。つまり手練手管というのは、人を自分の好きなように操るっていう意味ですね。基本的にはだまして操ることも含めて、様々な手法を使って巧みに相手を操ることを意味するので、よくない意味で使われることもあります。
主な使い方はやっぱり女性が男性を好きなように操ったり、自分の都合のいいように扱う場合を指すことが多いですね。「彼女の手練手管によってどんな男性も誘惑される」みたいな感じですね。男性が女性を誘惑する手段を意味する使い方もあります。
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男性を虜にする吉原花魁
手練手管といえば吉原の花魁を代表とする遊女たちですよね。吉原花魁や遊女は様々なテクニックを使って客の男性の気持ちを自分に惹きつけます。吉原花魁といえば江戸の男性の憧れる超一流の高級遊女。吉原花魁と遊ぶためには現代の価格にして100万円以上のお金が必要だったといわれています。
だからそんな吉原花魁が相手にしている男性はもちろんお金持ちばかり。お金持ちがモテるというのはいつの時代も同じです。つまり吉原花魁はお金持ちでモテる男性ばかりを相手にして、そういった男性を巧みに操る技術を身につけていたわけです。
なんだかちょっと羨ましいですよね。お金持ちでモテる男性にちやほやされて、自分の思いのままに操りたい、そんな風に思いませんか?そこまでは思わなくても、自分の好きな男性の気持ちを自分に惹きつけたい、ってくらいは誰でも思いますよね。それなら吉原花魁の手練手管なテクニックを真似して、男性の気持ちをもっと惹きつける方法を学んでみましょう。お金持ちの男性があなたに次々と貢いでくれるようになるかもしれませんよ。
とはいえ、吉原花魁が活躍したのは江戸時代の話。現代の日本とは考え方や文化も結構異なっています。それをそのまま真似しても、現代なら男性に引かれるようなテクニックもあります。ここでは江戸時代の高級遊女、吉原花魁の手練手管なテクニックを紹介しながら、それを現代風にアレンジして紹介していきますね。
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手練手管な花魁テクニック①品定め
吉原には「品定め」という制度があります。これは花魁が「品定め」されるわけではなく、客の方が品定めされるんです。現代の感覚からすると意外ですよね。普通はお金を払うんだから客が遊女を品定めしますよね。でもそこは最高級の遊女である吉原花魁です。中途半端なお金持ちでは花魁と遊ぶことはできません。花魁に「品定め」されて自分の客としてふさわしいとみなされて初めて、遊んでもらえるんですね。
「品定め」の手順はこうです。1回目に通ったときはただ離れた場所で会うだけ。会話も食事も一緒にはできません。2回目に通ったときは「裏」といって少し近くで見ることができます。でもここでも基本的には会うだけ。そして3回目に通って初めて「馴染み」といって客として認めらることになります。これでやっと一緒にお酒を飲んだり「床入れ」といってセックスもできるんです。