記事の目次
- 1.黒染め後のカラーはすぐにできるの?
- 2.黒染め後のカラー●黒染めにする理由は?
- 3.黒染め後のカラー●黒染めはどうやってしているのか
- 4.黒染め後のカラーの難点●セルフカラーは難しい
- 5.セルフカラーは難しい3つの理由
- 6.黒染め後のカラーの難点●赤みが出やすい
- 7.黒染め後にカラーを入れる方法●通常のカラーでは明るくならない?
- 8.黒染め後にカラーを入れる方法は?ブリーチ
- 9.黒染め後にカラーを入れる方法は?脱染剤
- 10.黒染め後のカラー●黒染め後にカラーが入るか調べる方法は?
- 11.黒染め後のカラー●黒染めが自然に抜けるまで待つ
- 12.黒染め後のカラー●ブリーチ+アルカリカラーで染める
- 13.黒染め後のカラー●ダメージが気になるならアルカリカラーのみ
- 14.黒染め後のカラー●ティントコントロールを使う
- 15.黒染め後のカラー●専用のヘアトリートメント+ブリーチ
- 16.黒染め後のカラーはどれくらいの期間待つ?
- 17.黒染め後のカラー●黒染めを早く落とす方法は?
- 18.黒染め後のカラー●デメリットを知っておこう
- 19.黒染め後のカラーはいつからしていいの?まとめ
■参考記事:黒染めもやっぱり美容院がおすすめ?
黒染め後のカラーの難点●赤みが出やすい
黒染め後のカラーは、できれば美容室で入れたほうが良さそうです。ヘアスタイルを変える時に、一緒に髪色も変えたいという人も多いのではないでしょうか。それでも、難しいと言われる黒染め後のカラー。
実は、黒染めからカラーを入れる場合、赤みやオレンジみが出やすくなってしまうという難しさがあるのです。入れるカラーが、赤系やオレンジ系、ブラウン系や暖色系にしたいという場合は、それほどカラーへの影響は出ないようですが、問題なのはアッシュ系にしたい人や、くすみ系の髪色にしたいと考えている場合。
この場合は、黒染めの影響を直接受ける事になります。ヘアスタイルに合わせた色にしたいという気持ちもわかりますが、美容室の人と相談をして、その色を入れるかどうかを決めたほうが良さそうです。
せっかく美容室で染めたのに、なんだか紫っぽい色になってしまった、なんてことがないようにしましょう。
黒染め後にカラーを入れる方法●通常のカラーでは明るくならない?
通常のカラー剤というのは、地毛の黒い髪の毛のメラニンを破壊することでカラーを明るくしています。しかし、人工的に入れた黒色の染料を破壊することはできないそうです。
そのため、人工的に黒くした黒染めを落としてから、カラーを入れることになります。人工的に入れた黒い色というのは、とても強力なので、その黒染めを落とす時にも、強力な薬剤を使う必要があります。
黒染め後にどれくらいの明るさのカラーを入れるのかにもよりますが、どの色を入れるにしても、強い薬を使うので、髪にダメージがかかることは覚悟をしなくてはいけません。
美容室でカラーをする場合には、しっかりとカウンセリングをしてもらい、髪にかかる負担を確認した上で、カラーを決定していくことが大切です。またカラーを入れた後の、髪のケアの仕方なども一緒に教えてもらえるといいですね。
■参考記事:黒を卒業してアッシュブラックがかっこいい!
黒染め後にカラーを入れる方法は?ブリーチ
黒染め後にカラーを入れる方法は、イロイロとあるようですが、代表的なものをご紹介させていただきます。
まずは、ブリーチを使う方法です。ブリーチは、市販のカラー剤にもありますよね。ちょっと頭皮がイタくなる、強めの薬剤というイメージがあります。
長い期間は待てない、ともかく早く髪の毛の色を明るくしたいという人におすすめの薬剤です。ブリーチとは、脱色という意味があるので、黒染めの色素を抜いてしまう方法です。
しかし先ほども書いたように、薬剤としては強いものです。頭皮や髪の毛へのダメージは、とても大きくなります。ヘアスタイルによっては、ゴワゴワ感がでてしまうこともあるので必ず施術後には、トリートメントなどでヘアケアをする必要があります。
黒染め後にカラーを入れる方法は?脱染剤
黒染め後にカラーを入れる方法には、脱染剤を使う方法もあります。脱染剤は、ブリーチよりは髪へのダメージが少ないと言われています。
ブリーチとはちがって、人工的な色素にだけ反応して取り除いてくれるために、髪へのダメージが少ないと考えられています。脱染剤には、アルカリ脱染剤と酸性脱染剤の2つの種類があります。
アルカリ脱染剤は、ブリーチよりは髪へのダメージが少ないものの、アルカリという成分が入っていることから、タンパク質やメラニンを壊してしまうことがあります。そのため、ブリーチよりはダメージが少ないですが、やはり髪へのダメージは否めません。
酸性脱染剤は、ブリーチやアルカリ脱染剤よりはぐんと髪へのダメージが減りますが、高価であるという難点があります。そのため、酸性脱染剤を使っている美容室が少ないという点が問題になってきます。
黒染め後のカラー●黒染め後にカラーが入るか調べる方法は?
黒染め後に希望のカラーが入るかどうかを調べるには、美容室で調べてもらうのが一番いいでしょう。セルフカラーはおすすめしませんが、もしセルフカラーをする場合は、ヘアスタイルを変える時やカットをしてもらうために美容室へ行った時に、ちょっと聞いてみるという方法もあります。
美容室の人は、髪のダメージの状態や、黒染めを何回くらいしているかで、ベースの髪質のチェックをしています。黒染めを最後にしたのは何ヶ月前なのかという期間や、もともとの地毛の明るさや、パーマをしているかいないかなどでも、カラーの入り方が変わってくるので、それら全ての情報を確認した上で、希望のカラーがはいるかどうかを判断してくれます。
素人ではちょっと難しい作業ですよね。そんなプロであっても、あなたの希望のカラーをいれることができない場合もあります。黒染め後の髪にカラーを入れるのは、それくらい難しいことなのです。