なぜ?まつげが抜ける原因③摩擦
まつげが苦手としているもの…それは摩擦です。むしろまつげにとって最も悪い要因だと言える摩擦は、デリケートな部分である箇所故の原因の一つでしょう。まつげにかかる摩擦はどんなものがあるかと言うと、例えばうつぶせで寝ていたり、アレルギーなどで目を頻繁にこすってしまうことです。こういった生活の中で何気なくやってしまうまつげへの摩擦は片目に与えてしまうことも少なくありません。
一度片目がかゆいと感じたらその片目だけ満足するまで何度もゴシゴシしてしまいますよね。また、うつぶせ寝も両方の目をベッドなどにくっ付けていれば同じくらいダメージがかかりますが、うつぶせ寝でさらに横を向いて寝ている場合は片目のまつげだけ負担がかかるでしょう。
目がかゆいときは目薬をさしても中々我慢することはできません。そのため、目をゴシゴシとかくことでまつげに直接の摩擦がかかったり、まつげ同士が擦っている最中にぶつかり合ってまつげに負担をかけていることになります。
なぜ?まつげが抜ける原因④熱
まつげは髪と同様の性質をしているため、当然熱を与えられることにも弱いです。そのため、まつげにホットビューラーをするのも良くありません。髪はドライヤーの熱などで縮れたり、水分を失ってゴワゴワになってしまいますよね。それと同じで、まつげも熱を長時間繰り返し与えると髪のように弱く、脆くなってしまいます。
また、ホットビューラー専用の道具でなくても、ビューラーをライターなどで温めたりしてからまつげを上げるのもNGです。まつげはどんなに熱い熱を加えても熱さを感じない部分ですから、思いの他熱くなってしまっても気づきにくいのが難点ですが、熱はまつげにとって抜ける原因になるのだと知っておきましょう。
なぜ?まつげが抜ける原因⑤病気
まつげが抜けるという問題はさほど大きな問題ではないと考えている人も多いでしょう。同じ毛である髪が抜けてもうろたえる人は少ないですから、まつげという小さな存在の毛は尚更重大な問題があるとは考えません。
しかし、まつげが抜ける原因の中には病気が隠れていることもあります。まつげの全体を見た際に、まつげの長さがあまりなかったり、量も少ない、そしてまつげの一本一本の毛が細いと感じることがあれば「まつげ貧毛症」という病気が関係している場合もあります。生えているまつげが部分的にないのであれば上記したような原因が考えられますが、まつげ全体を見たときに明らかに生え揃っていない場合は病気のことも視野に入れておきましょう。
まつげの病気になってしまう原因は上記したような長期的なダメージを与えていることに加え、加齢や薬の副作用などの至る問題が重なって起きることもあります。まつげの病気ではないものの、他の病気を治療するために服用していた薬の副作用でまつげ貧毛症という病気に繋がってしまうこともあるのです。
まつげの病気かな?と感じた場合は医療機関で治療することもできるのでまつげの病気は放置せず、まずは相談に行くことが先決です。
まつげが抜けるときの対策は?
まつげが抜ける場合は早急に問題解決に至るまでの対策をしていきましょう。抜けるまつげを放置していても生え揃うまでには時間がかかりますし、先ほど触れた毛周期の関係もありますので、放置していて良いものではありません。
また、まつげが抜ける人は最悪の場合、上記したような抜ける原因を慢性的に続けていくと一ヵ所だけ抜けてはまた一ヵ所違う部分が抜けてどうしようもなくなってしまうことも考えられます。抜けるまつげには綺麗にマスカラやマツエク、まつげパーマなどのメイクをすることもできませんから、健康で丈夫なまつげを復活させてあげることを考えていきましょう。
まつげが抜けるときの対策①ビューラーのメンテナンスをする
まつげが抜ける原因には先ほどビューラーを挙げましたが、ビューラーをかけることが悪いのではありません。ビューラーは一つのものを長く使っている人もいますが、メンテナンスされていないビューラーはまつげにいらない負担をかけてしまうことになるので、使うビューラーの質を向上させていきましょう。
ビューラーは長く使っているとゴムの部分が劣化していき、まつげを挟んでも上にカールを持たせる力がなくなってきます。そのため、少ない力でもまつげをカールさせる機能が欲しいので、今使っているビューラーのゴムは緩くなっていないか確認し、劣化していた場合は新しいゴムに交換してあげましょう。
また、まつげは非常にデリケートな部分ですから、使った後のビューラーは定期的に洗浄し、しっかりと完全に乾くまで乾燥させましょう。ビューラーを何度も使っていたという人は、使う頻度を一日一回などに制限して使いましょう。一日に何度も力が加わっていたまつげが一日に一回の負担になれば大分負担を軽減することができます。
まつげが抜けるときの対策②質の良い睡眠
まつげは髪と同様なので、質の良い睡眠を取って丈夫な毛質にしてあげることも大切です。まつげに栄養が行き渡っていなければ毛は細く、長さを出すことはできません。特に睡眠中は元気な毛を維持するために必要な成長ホルモンの分泌が促進されますので、質の良い睡眠を取ることはまつげにとっても嬉しい対策なのです。