V字ミサンガとは?
最近ではアクセサリーとして人気なミサンガですが、その由来や意味を知っていますか?
ミサンガは、現在から約400年ほど前、ポルトガルの教会で「フィタ」と呼ばれる紐を編んで作ったお守りのことです。
日本に広まったきっかけとしては、サッカー選手のラモス瑠偉が付けていたミサンガをファンがマネしたことから願いを叶えるお守りとしてどんどんサッカーファン以外の人にも広まっていきました。
結ばずに留め具を付けてブレスレットのようにしているデザインや、ビーズなどを付けてアクセサリーとして楽しまれることが多いです。
プロミスリングと呼ばれることもありますが、ミサンガとプロミスリングは呼び方が多少異なっているだけでどちらも同じもののことを指しています。
V字意外にも編み方はたくさんあり、組み合わせるやデザインによって様々なミサンガを編むことが出来ます。
V字ミサンガの材料と制作時間
V字ミサンガはとても基本的な編み方なので慣れれば簡単に編むことが出来ます。使用する糸の本数によっても編み上がる時間は違いますが、初めての人で3時間程度で慣れている人であれば1時間もかからずに編むことも出来ます。
材料は主に刺繍糸です。好みの色の組み合わせで編んでくださいね。しかし、色の数や糸の本数によって編み方や必要な糸の長さが違うので注意してください。
刺繍糸の他には、編みやすいように机などに糸を留めておくマスキングテープやメジャー、糸の処理をするためのはさみを用意しておきましょう。
【2色4本のV字ミサンガ】
糸を2色用意する 1色から2本ずつで合計4本の刺繍糸を80センチ
【3色6本のV字ミサンガ】
糸を3色用意する 1色から2本ずつで合計6本の刺繍糸を80センチ
【4色8本のV字ミサンガ】
糸を4色用意する 1色から2本ずつで合計8本の刺繍糸を80センチ
【2色2本のV字ミサンガ】
糸を2色用意する 1色から1本ずつで合計2本の刺繍糸を180センチ
【3色3本のV字ミサンガ】
糸を3色用意する 1色から1本ずつで合計3本の刺繍糸を160センチ
【4色4本のV字ミサンガ】
糸を4色用意する 1色から1本ずつで合計4本の刺繍糸を160センチ
2色4本のV字ミサンガの編み方
最初に、2色4本のV字ミサンガの編み方を紹介していきたいと思います。
糸が2色と少ない分できあがりが細めなので、チャームなどでアクセサリーとしてのワンポイントを付けるととてもかわいらしい仕上がりになります。
また、手首や足首を2周できるほどの長さに編むと重ねづけをしているようでオシャレさがアップします。長めに編む場合は、上で紹介した糸の長さの倍は用意するようにしてください。
【2色4本のV字ミサンガの編み方】
編む順番を表すために、一番右から①、②、③、④とします。
1.刺繍糸を束ねたら、端から10センチほどを残して一つにまとめます。
(編んでいるときに糸が動かないように、結び目をマスキングテープなどで机に留めておきましょう。)
2.4本の糸を①と④、②と③のセットで同じ色になるように置きます。
3.①を②の上に重ね、数字の4が反転しているようにします。
4.そのまま①を②に巻き付け、結び目から伸びている糸の上を通したら、左上に引いて締めます。
5.もう一度同じ糸で4を繰り返します。
6.①と②の糸が入れ替わったら、④と③の糸を結びます。
7.④を③の上に重ね、数字の4になるようにしたら、そのまま巻き付けて右上に引いて締めます。
(ここでも同じ糸でもう一度繰り返します。)
8.④と①の糸で⑦を繰り返します。
9.あとは同じ順番で糸を繰り返し12センチ程度になるまで編んでいきます。
模様部分を編み終わったら、両端を三つ編みや四つ編みにして処理をします。
3色6本のV字ミサンガの編み方
次は3色6本のV字ミサンガの編み方です。3色使用するので、トリコロールカラーなどにするととても可愛いアクセサリーにすることが出来ます。
その他にも、同じ色を4本、違う色を2本で用意して、少ない色をアクセントとして使うことでとても大人っぽい仕上がりにすることも出来るので、挑戦してみてくださいね。
【3色6本のV字ミサンガの編み方】
編む順番を表すために、一番右から①、②、③、④、⑤、⑥とします。
1.刺繍糸を束ねたら、端から10センチほどを残して一つにまとめます。
(編んでいるときに糸が動かないように、結び目をマスキングテープなどで机に留めておきましょう。)
2.6本の糸を①と⑥、②と⑤、③と④のセットで同じ色になるように置きます。
3.①を②の上に重ね、数字の4が反転しているようにします。
4.そのまま①を②に巻き付け、結び目から伸びている糸の上を通したら、左上に引いて締めます。
5.もう一度同じ糸で4を繰り返します。
6.①と②の糸が入れ替わったら、①と③の糸で同じように繰り返します。
7.①と③の糸が入れ替わったら、⑥と⑤の糸を結びます。
8.⑥を⑤の上に重ね、数字の4になるようにしたら、そのまま巻き付けて右上に引いて締めます。
(ここでも同じ糸でもう一度繰り返します。)
9.⑥と④の糸で8を繰り返します。
6.⑥と④の糸が入れ替わったら、⑥と①の糸で同じように繰り返します
9.あとは同じ順番で糸を繰り返し12センチ程度になるまで編んでいきます。
模様部分を編み終わったら、両端を三つ編みや四つ編みにして処理をします。
4色8本のV字ミサンガの編み方
次は、4色8本のV字ミサンガの編み方です。はじめから糸の多いこの編み方に挑戦すると、わからなくなってしまう可能性があるので少し慣れてから挑戦しましょう。
とは言っても、この編み方も難しいわけではありません。8本の糸をちゃんと分けて次に編む糸さえわかっていれば編むことが出来ます。幅が広いので、柄が綺麗に出るのが特徴です。