かんざしの作り方は?
髪留めにはヘアピンやバレッタなど様々なアイテムがありますが、かんざしは着物などの和風コーデにぴったりのアイテムです。
手作りかんざしは、かんざしの部分に木製のお箸や割り箸を使うことで、金属アレルギーの人も身につけられるかんざしを簡単に手作りすることもできます。
また100均アイテムを使ってかんざしを手作りすることで、リーズナブルな材料費でかんざしを手作りすることもできます。
今回はつまみ細工を使ったかんざしの作り方や、100均アイテムで簡単にかんざしを作る方法をご紹介します。
かんざし作りに必要な材料・道具
まずは、かんざしを作るための基本的な材料からご紹介します。ホームセンターはもちろんですが、100均でも揃えられる材料なので、ダイソーやセリアなど覗いてみてくださいね。
接着剤・ペンチ・やすり・はさみ・きり
かんざし作りに必要な基本的な材料は…
- ・接着剤…つまみ細工やパーツをくっつけるためのノリ・ボンド
- ・ペンチ…かんざしに使うお箸や軸を折るために使います
- ・やすり…折ったお箸や軸の形を整えるのに使います
- ・はさみ…つまみ細工やパーツ作りの時に使います(つまみ細工用のはさみが便利です♪)
- ・きり…軸にパーツを取り付けるときの穴をあけます
このほかにも細かいパーツを作るときにはピンセットなどもあると作業が細かくできてキレイに仕上げることができます。
また必要な材料は軸の種類が金属か木製かでも異なります。すべての材料が必要なわけではありません。自分が作りたいかんざしに合わせて材料を用意してみてくださいね。
100均でも揃いやすい材料ばかりなので、ぜひかんざし作りに挑戦してみましょう。
つまみ・かんざしの軸(金属・木)
次はかんざしに使う軸の種類についてご紹介します。
- ・金属軸…金属軸は丈夫で壊れにくい、形が変形しにくいのがメリットです。軸の太さも細くてどんな毛量の方にも使いやすいのが特徴。金属軸はつるつるしていて滑りやすいので、ゴムでしっかり結んでからかんざしを挿す使い方をすると良さそうです。
- ・木軸…木製なので軽く、表面が滑りにくく、取れにくいためしっかり髪を留めることができます。金属軸は上手に扱えない方も木軸なら使いやすいということも。髪の量が多い人におすすめです。金属アレルギーの方も安心して使えます。
自分のお好みに合わせて、かんざし軸を選んでみましょう。木製軸の代わりに100均のお箸を代用して作る方法もあります。ページの後半でご紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね。
かんざしのパーツの作り方は?
かんざしパーツとして有名なものは、つまみ細工やとんぼ玉です。つまみ細工には、丸つまみと剣つまみという2種類のつまみ細工があります。つまみ細工の作り方に必要なものは、ちりめんとボンド、爪楊枝です。
ちりめんは2cm四方のちりめん4~6枚で、一つの花形が作れます。ボンドはちりめんの形を固定するために使い、爪楊枝はちりめんをボンドで接着するときに使います。
丸つまみ細工の作り方
丸つまみ細工は、つまみ細工の先が丸いタイプのつまみ細工です。
- ①正方形のちりめんを三角形に折る
- ②もう一度三角形に折る
- ③三角形の割れている2つの角を反対の角に向けて、外側に開くように折る
- ④角を合わせた部分を爪楊枝の先端にボンドを付けて接着する
- ⑤綺麗に丸くなるよう形を整える