【はじめに】レジンアクセサリーとは?
「レジン(resin)」は「樹脂」を英語にしたものなのですが、最近ではすっかり「レジン」の知名度も上がり、透明なアクセサリーの材料として簡単に手に入るようになりました。
このレジンは、アイデア一つで色んな物を作ることが出来ます。ストラップのような小物から、ネックレスやイヤリングのようなアクセサリー、髪留めの飾りなどにしても綺麗です。
最近の手作りレジンアクセサリーのブームもあり、手作りキットの種類も豊富になりましたし、100均での手作りグッズの取扱数も増えました。
では、レジンとはどんなものなのかを簡単に説明していきましょう。
■参考記事:100均でレジンアクセサリー、コチラも参照!
レジンの種類
手作り用のレジンとして皆さんがイメージするのは、やはりクリスタルのように光沢が出る、透明なレジンだと思います。このレジンは大きく分けて「UVレジン」と「エポキシレジン」の二つがあります。
種類①エポキシレジン
エポキシレジンは「2液混合タイプ」で、「主剤」と「硬化剤」の二つに分かれています。(中には「1剤」「2剤」と呼ぶタイプもあります。)
この二つを混ぜ合わせることで化学反応が起き、時間をかけて固まります。
エポキシレジンは調合が難しい
主剤と硬化剤は混ぜ合わせる分量が決まっていて、それぞれをきちんと計量して混ぜ合わせます。この分量は、それぞれの商品によって違いますので、混ぜる時は必ず説明書を読んで、分量を間違えないようにしましょう。
この分量は、少し量が違っただけで、硬化しなかったりしますので、分量を量る時はデジタルはかりを使って正確に計りましょう。(100均で売られているはかりはあまりお勧めできません……)
エポキシレジンは硬化に時間がかかる
エポキシレジンはUVレジンと違い、硬化に時間がかかることが難点です。しかし、UVレジンに比べると安価ですから、大量に使用する際はこちらがお勧めです。
エポキシレジンの硬化時間は、固める液の量や形、その時の室温に大きく左右されます。小さいものであれば1日ぐらいで硬化しますが、大きめの物は硬化に3日ぐらいかかる事もあります。
室温が高いと早く硬化し、低いと硬化時間は遅くなります。また使用した型が細かったり、極端に小さい場合も、化学反応が起きにくいために、硬化に時間がかかります。
(UVレジンの場合は少量ではありますが100均でも売っていますが、こちらのエポキシレジンは100均では売られていません。)
エポキシレジンの使用は早めに
エポキシレジンは、購入してから時間をおいてしまうと品質が劣化して色がくすんだり、透明に固まらなかったりします。きちんと密閉容器に入れていてもそれは同じですから、購入したら早めに使用することをお勧めします。
エポキシレジンは主に大きなブロック状のものを作成するときに使用します。掛け時計の枠やオブジェなどに良く使用されます。