記事の目次
- 1.ステンレスキッチンのメリット・デメリットとは?
- 2.【ステンレスキッチン】ステンレスキッチンとは
- 3.【ステンレスキッチン】人工大理石天板とは?
- 4.【ステンレスキッチン】人造大理石もある
- 5.【ステンレスキッチン】ステンレスキッチンの種類
- 6.【ステンレスキッチン】ステンレス天板の表面加工
- 7.【ステンレスキッチン】ステンレスキッチンVS人工大理石
- 8.【ステンレスキッチン】ステンレスキッチンのメリットは何?
- 9.【ステンレスキッチン】メリット①強い!
- 10.【ステンレスキッチン】メリット②錆びない
- 11.【ステンレスキッチン】メリット③汚れを落としやすい
- 12.【ステンレスキッチン】メリット④熱に強い
- 13.【ステンレスキッチン】メリット⑤臭いがつきにくい
- 14.【ステンレスキッチン)メリット⑥シームレス接合
- 15.【ステンレスキッチン】メリット⑦価格
- 16.【ステンレスキッチン】メリット⑧害虫の侵入が減る
- 17.【ステンレスキッチン】デメリットも見ておこう
- 18.【ステンレスキッチン】デメリット①見た目が寂しい
- 19.【ステンレスキッチン】デメリット②光沢がなくなる
- 20.【ステンレスキッチン】デメリット③錆がうつる
- 21.【ステンレスキッチン)デメリット④今っぽさがない
- 22.ステンレスキッチンは機能的でプロ仕様
ステンレスの種類
まず、ステンレス素材の種類についてみていきましょう。キッチンに使用されるステンレスは主に2種類。
・18-8ステンレス(SUS304)
・18-0ステンレス(SUS430)
18-8ステンレスの方が強度が高く、耐熱・耐水にも優れています。これはニッケルが含まれているおかげで18-8の名前は18%クローム、8%ニッケルが配合されているステンレスという意味です。
ちなみに18-8ステンレスは磁性がないので磁石はくっつきません。金属だからとマグネット使おうとしてもくっつかないので注意(笑)また、強度が高い18-8ステンレスは18-0ステンレスと比べて価格が高くなります。
【ステンレスキッチン】ステンレス天板の表面加工
ステンレスの素材としての違いは専門職の分野になるので、さらっと頭に入れておくだけで大丈夫です。ここからはステンレスの種類の中でも見た目の違い、加工の種類について触れていきます。
キッチンを購入する際には機能性はもとより見た目が大切ですから、ステンレスキッチンを選ぶのならここはしっかり押さえておきましょう。
ヘアライン
ヘアライン仕上げはまず光沢のあるツヤツヤピカピカのステンレスを思い浮かべてください。一番光沢のあるステンレスキッチンはヘアライン仕上げによるものです。
一見表面が鏡のように見えますが、良く見ると細い線が無数についています。髪の毛よりも細い線なので「ヘアライン仕上げ」と呼ばれてるのですが、ヘアライン仕上げをするとステンレスにシャープ感が増し、都会的で機能的な見た目になります。
バイブレーション
バイブレーション仕上げは研磨した後をヘアラインのように一定方向にまっすぐ入れるのではなく、ランダムに入れていきます。クルクルとした動きの細かい仕上げはヘアラインのように光沢のある仕上がりではなくどちらかというとマットな印象。
無数にランダムに入れられた細かい研磨跡のせいで光沢はありませんが、その分金属のカラートーンが抑えられ、落ち着いた大人の雰囲気に変わります。価格設定はヘアラインよりも高いのですが、バイブレーション仕上げの方が手間がかかるので納得です。
コイニング/エンボス
コイニングまたはエンボス仕上げは昔からキッチンによく使われる仕上げ方法で研磨跡ではなく小さなドットを着けて表面を凹凸に加工する方法です。
こうすると傷が目立たないというメリットはありますが、その反面凹凸部分が引っかかって掃除がしにくいというデメリットもあります。触った感じはザラりとしてマット感があります。
■参考記事:キッチンの高さはどう決める?
【ステンレスキッチン】ステンレスキッチンVS人工大理石
ステンレスの特徴は押さえられましたか?それでは一番の問題に移りましょう。
ステンレスキッチンと人工大理石のキッチン、どちらがおすすめなのか!? これは当たり前ですが人それぞれ。キッチンのどこに重きを置くかで決まってくるでしょう。
人工大理石のメリットは何といってもそのインテリア性。カラーのないステンレスキッチンに比べ、人工大理石はいろいろなカラーチョイスができるので、カントリー風にもフレンチテイストなインテリアにも、はたまたコンクリート打ち放しのモダンなインテリアデザインにも合う人工大理石天板を選ぶことができます。
そのためアイランド型キッチンなど、キッチン周りにも人が集まるような設計であれば人工大理石はおすすめです。しかし、プロの厨房を見てみると人工大理石のキッチンなんてほぼありません。ほとんどがステンレスですよね?
ここからはステンレスキッチンのメリット・デメリットを見ていきましょう。